2012年08月31日
車高変更後のリセッティング
スプリングの経たり分を車高UPさせました。
その後のS2のセッティングをちょろっとしてみました。
前回セッティングで出した数値を忘れて出向いてしまった為、
初心に戻って最初からのセッティングになってしまいました。
ある意味、自分のセッティングの感知能力を問われますね・・・。
(4.13)を
とりあえず手始めに試してみました。
何となく走れてしまう・・・。別にどこも悪くない感じがしました。
そう言えば、OEMタイヤは、掴み所が無いので、どこでも
そこそこ良くて、最良の部分がわかりにくいのでした。
フロント4が使えるなぁ・・・と思いましたが、
上級クラスの限界走行だと、確かコンパウンドの熱ダレで
勿体無い消費したんだったと思いましたが、私の走り程度では
ある意味、熱ダレは関係ないのでしょう。
(後で家のDATAを見ると、フロント4は大丈夫で使えてました)
次に(6.13)
フロントを落としてみました。フロントを探る作業。
フロントは、最初は若干弱くも感じたけど、走っている内に
そこそこ走れました・・・これもOEMタイヤの特性か。
リアは、流れ気味に感じました。
自分の好きなリアの流れよりも多少多い感じ。
(5.13)
フロントを上げて、リアの流れがどうなるかを試します。
特に良い・悪いが感じ取れず、全体的に何となく良い。
(7.15)
前後とも2ずつ落として、下限を探す作業。
明らかにフロントが弱いので、すぐにフロント1上げる事に決定。
(6.15)
全体的にまぁまぁ。
リアは流れそうな雰囲気は全く無し。
リアの弱さにつられて、フロントが落ち着かない感じを受けました。
(6.14)
今日の環境だとこれが良いかも。
好みの走りではなのですが、不可もない走りでした。
トータル的に掴み所がないが安定してました。
安定感のせいか、走りが遅く感じてしまうほど。
でもタイヤ的には、ほぼ限界(自分の丁寧さで引き出せる性能)でした。
(実は本当に遅かったりして・・・そこは短区間でタイムを計測する必要がありますね)
今回の走りで、ガス満にして車高計測しました。
まぁ、変わっているはずなんですね。
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目標(推奨車高予想)2010.09.04[完成]の数値
F:591.5mm R:594.25mm
作業前車高
FL:588 FR:287.5 RL:589 RR:584.5 (AVG F:587.75mm R:586.5mm)
作業により、F:+2.5mm R:+3.0mm
作業後車高
FL:592 FR:591.5 RL:596 RR:592.5 (AVG F:591.75mm R:594.25mm)
目標値と現在数値との差
F:+0.2mm R:0mm
上記の内容から、ほぼ狙い通りの車高を出せましたが、
今後、またちょっと車高変化を継続観察して行きます。
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今回2012.08.29
FL:591.5 FR:591 RL:591 RR:588 (AVG F:591.25mm R:589.5mm)
になりました。
リアは、狙い通りから時間が経過すると、落ち着いて低くなるのを
見越していました。思惑通り、リアは落ちています。
というか落ちた数値こそが、適正なレバー比での嵩上げ量に相当すると思われます。
ほぼ良い前後バランスになったと思います。
前回の最高セッティングは、(4.11)でした。
以前と車高が変わっているのだからセッティングにも
変化があってもおかしくないです。
[ちょっと考察]
フロントに関しては、私程度のドライブ・スキルでは
OEMタイヤのマルチ対応能力もあってか、
路面のアンジュレーション具合で、変化させるだけで良いかも。
つまり綺麗な所では、F:4とし、継ぎ接ぎだらけならF:6
みたいな。
リアに関しては、フロント同様の理由で、さらに最良の場所が
わかりにくいので、結局はリアの流れ具合を抑えられて、
さらに加速方向へ移行できる減衰力設定で十分なのかも。
いづれにおいても最良の設定は存在しますが、その状態で
能力を最大限に引き出して走行するには、それ相応のスキルが
必要となります。
それ以下のスキルでは、感知能力が足りず、良く分からない状態に
なります。多少の設定値の前後は、OEMのマルチ対応能力によって
掻き消されてしまいますね。
この掻き消されてしまうタイヤの状態は、TOPドライバーが走らせる
場合においては、凄い性能を出してくれます。OEMタイヤの車両への
ベストマッチが良いし、また低・中・高速における本来のベストセッティ
ングの変化にも対応能力が高いです。タイヤの安定感・安心感はドライバー
の信頼性につながり、高いプレシジョンになります。フィードフォワードと
フィードバックの差がほとんど無く、走らせていて楽しい車となります。
これが中途半端なスキルのドライバーだと、「よくわからない」と
なります。感知能力が無いし、またOEMタイヤの許容キャパの中で
遊んでしまう事になります。
これからスキルを高めようというドライバーが、こんな風に許容して
しまうタイヤでは、良い操作と悪い操作の違いが隠されてしまい、
自分で把握する事が出来なくなってしまいます。これではイカン。
う~む、良過ぎる車両では、ドライバーが訓練にならない。
基本、ドライバーを育てる車ってのはオタンコな車両の事ですからね。
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S2000 | クルマ
Posted at
2012/08/31 12:18:59
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