2010年03月25日
OHLINS FLAG-S仕様で、
TYPE-S純正車高まで上げたい所ですが、
サスの全長を伸ばすと、アームに当たる可能性が出て来ます。
アームに当たりやすい原因は、ショックアブソーバーの
外径の太さにあるようです。
純正のサスは、43.94mm(ノギスで測りました)
対してFLAG-Sは、実際に計測はしていませんが
BESTEXのフリクションレスシートがφ60を
使用していて、若干の隙間が見られる事から
およそ、58mm程度だと思われます。
その差が約14mmですので、そりゃあアームに近くなります。
狙いは、その当たる寸前ですね。その時のフロント車高を基準に
前後バランスでリアの車高を決めます。
見た目は、当然、格好は悪くなるでしょうけど、
副次的効果としては、(実はこれも結構、大事なんですけどね)
純正車高とまでは行かないまでも10mm以上はアップしますので、
走破性は現在の状態から飛躍的に向上します。
実家の駐車場も入れるだろうし、多少の段差も普通に入れます。
私のS2は2nd CARでは無いので、やっぱり気軽にどこでも
走れる仕様じゃないと、乗ってられないですから。
Posted at 2010/03/25 03:05:41 | |
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S2000 | クルマ
2010年03月24日
燃料の量が変わるだけで、確実に挙動に変化が出るS2000。
ガス満で、リアの減衰力設定値が高め設定でも、良い感じに
リアを使える様になっていました。
今の状態より、リアに荷重が乗っている方が、セッティング的に
良い方向になるみたいです。
前後バランスが、もっとリアよりになった方が良いのです。
純正のTYPE-Sは、前後バランスがフロント4mmアップなのですが
これまでの走りのDATAからも、この方向性が良いと言う結果が出ました。
さすが、HONDAが突き詰めたセッティングですね。
FLAG-Sにする際、工夫を凝らして車高をアップしていますが
前後バランスは、フロント-5mmになってしまっています。
見た目は格好良いのですが、走りのバランスではスポイルしている事が
判明しました。
今、計画中のハイトアップブロックを特注にして、さらに車高を
ミリ単位で、ぎりぎりまで純正車高に向かって上げれる様にしており、
走りにおいては必ず良い方向に向かう事でしょう。
少なくとも前後バランスは、純正のフロント4mmアップを目指します。
車高は、純正までは上げられなさそうな計算になってしまっています。
フロントを可能な限り上げて、リアをそれに合わせる予定です。
Posted at 2010/03/24 03:44:54 | |
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S2000 | クルマ
2010年03月23日
7・15
フロントを1下げに対して、リアも同様に1下げてみる。
リアが強いので進入でもリアが流れ、アクセルでも荷重過多で流れる。
もう一段は下げた方が、良さそうになる。
7・16
15の時よりは、確実に良い。
進入でも良い感じで、アクセルを入れても良い感じ。
ただ、まだリアが少し強い。さらに一段は多いかな。
これも0.5落とせれば・・・という感触。
7・17
進入も良いし、リアは粘る。
ただ、
進入で、姿勢をしくじっているとリアが流れる。
しっかりとした荷重移動による挙動が作れないと、
そういう状況にもなる。
荷重移動により、その後の車の挙動が違う。
上級者の様に、精度の高い正確な姿勢作りが出来れば
スイートスポットの限界は高い。走りのレベルも高い。
そして速い。
でも中の上レベルだと、挙動作りを失敗した時の懐の深さがあまりない。
7・16の方が、懐の深さは、ある様に感じられる。
総評としては、
目指すセッティングとしては、7・17がベストとなるが
ドライバーの腕が、車の表現に再現されている。
この設定で、スイートスポットを安定して出せる走りが出来るなら、
それがドライバーとしては嬉しい限り。
懐の少なさを考えると、
7・16の方が、ちょっと失敗した場合に、懐の深さでアドバンテージがある。
中の上レベルとしては、コレだな。安全に練習を繰り返して、最終的には
7・17を乗りこなす様に目指す。
上級者用の理想のベストは、7・17
それに対応するフロント6では、6・13
中級の上という私のベストとしては、7・16
それに対応するのは、6・14 という結果になりました。
Posted at 2010/03/23 11:38:44 | |
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S2000 | クルマ
2010年03月22日
6・13
ここから先は、フロント6に対してのリアの設定のみの問題。
オーバーシュートで上限下限を絞りながら、ベストを中に置く様に
セッティングを詰めます。
リアは多少荷重過多で流れてそうかな?というイメージ。
ただしかなり良い感じで、あと一歩、いやあと半歩という感じ。
6・15
14ではなく15を試す。
進入でリアは流れる。おそらく荷重不足かな。
アクセルを踏んでも、なおリアは流れが助長する。
6・12
14ではなく12を試す。
かなり感触の良かった13から敢えて強めたらどうなるのかを
やってみると、うん、やっぱ12だと荷重が過多なのかな。
12と13では、13の方が、感触は良い。
6・14
これで13なのか14なのかを決定する。
この設定は、進入でのリアは多少、弱めでもう少し強めたい感じ。
でもアクセルは踏んでいける。リアは13よりも粘る。
思い返して、13の設定は、進入は良い感じだ。
そこからのアクセルでの加速時に荷重過多めでリアが最後の最後に
流れてしまう。
う~ん、13と14の間だな。13.5が理想なのか・・・。
走らせ方の問題なのか・・・。
総評では、13は上級者用のベストバランス。
ただリアの限界は14と変わらないものの、それを少し超えた時の
懐の深さ・・・失敗を許容する柔軟な吸収性は14が上。
13では、ドライでも慎重に。ウェットでは超慎重に。
14は、中級の上の人にとってはベストバランスって所か。
これでもウェットでは慎重にするべきという感じか。
元々、フロント6は、走るステージにもよるだろうし、
車両や路面の温度でも変わってしまうだろうが、
フロントが跳ねて外にズレる可能性のある設定だけに
その一つ下のフロント7でもベストを探ってみよう。
Posted at 2010/03/22 17:30:33 | |
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S2000 | クルマ
2010年03月21日
6・16
ここまで何通りかのセッティングを走ってみて、タイヤの熱の入り方や
ショックにも熱の入りなんかあるのだろうか・・・。路面温度も関係するかな。
セッティングし始めの頃は、フロント6が使える状態になっている。
フロントの6は、段差が無ければ、そのままでも良い。
仮に熱が入りきれば、段差(の度合いにもよるが)でも問題は無い。
ただ、6のままでは熱が入りきらない。7で熱を入れて6に変更すると
いった面倒な走り方はしないので、それであれば最初から7だ。
例えばサーキット走行という限定なら、6でもOKだ。
そんな感じ。
このセッティングでは、やはりリアが弱い。荷重不足でリアが流れる。
6・11
またまた最初のセッティングを試してみる。
計算では、まぁ、リアの荷重過多によるリアの少しの流れと
アクセル踏み込んだ時のリアの流れ・・・とまぁなるのですが、
何気に、この辺りの設定だと、どんなのでもそこそこ走れてしまう。
この状態は、ガス満に近いので、リアが強めでも悪さを見せない。
しかもこのフィーリングは、私好みなのだった。
とは言え、私の目指すセッティングとは、
自分の下手くそさに合わせた設定ではないので
基本に習った丁寧で正確で滑らかな「ビューティフル・ドライビング」を
ドライバーに求める設定であり、まさにドライバーの悪いクセがあると
綺麗に・速くは走らせられない設定を目指しています。
だから、多分このセッティングは、概ね外れては無いものの
あと一歩の所なのだと考えられます。
ベストなセッティングになるであろう設定は、多少、私がアンダーを感じていて
フロントを曲げるのに多少、苦労するような状態なのです。
それ位が、フロントとリアの負担率がほぼベストバランスしていて
4輪ともタイヤを使いきれて、結果、速く走れるのだと思ってます。
自分の悪い部分で失われる速さを無くす為に、自分に合わせた設定を
施すセッティングもありでしょうけど、それでは自分を甘やかして
車両自体は速くなっても、ドライバー自体は速くはならない。
成長が止まる・・・いやむしろ後退するであろう。
それでは、いつか詰まらなくなる。
車両を改造し続けなければ、楽しめなくなる。より速い車両への乗り換え。
もしくは改造に次ぐ、改造。お金のある人はそれでも良いですけど。
あまりお金も持っていないのに、60なってもS2000を実現する為には
車両にはベストバランスを求めて仕上がったら、それを維持する事だけに専念する。
あとは、ドライバーが進化し続ける事で、ビューティフル・ドライビングと
速さを持ち続ける事を目指す。私はそういう車人生を選択しました。
セッティングは、続く。
Posted at 2010/03/21 20:08:12 | |
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S2000 | クルマ