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60なってもS2000のブログ一覧

2014年11月20日 イイね!

純正OEMタイヤとBS S001の比較インプレ

今回、入れてみたBS S001を過去の市販タイヤRE050を含めてOEMと比較してみます。

S001はRE050の流れを組む進化版のタイヤです。
POTENZAの新しいフラッグシップ
①高いドライ&ウェット性能
②静粛性と乗り心地を確保
③環境性能にも配慮
最速ラップタイム RE050を1.1%短縮
平均ラップタイム RE050を1.1%短縮
転がり抵抗    RE050を 6% 低減   とあります。

替えたばかりのタイヤは皮むき&タイヤがホイールとズレないように注意しながら熱を入れて
石鹸水を飛ばします。加減速を極力かけないようにして150キロを走行しました。

サスの減衰力設定を行います。(BS S001減衰力セッティングを参照)
最適値は(3,10)に決まりました。

S001でのサス・セッティング中に感じたのは、セッティングは出しやすいこと。
減衰力の1クリックが如実に変化として感じられました、セッティングしやすい。
操作感は市販タイヤ特有のダルさが感じられます。車両のコントロールはしやすい。
操作に対する反応も質感があるし、挙動も質感があります。
WETグリップがあるので熱依存性は低いです。低温度でもグリップ落ちが少ないです。

S001にはそこそこの許容幅があります。
純正OEM>S001>市販RE050の順になります。


グリップ自体は感触だけでは十分に測れません。
実際にタイムを計測して人間の体感とは違うしっかりとした基準で測ります。
そうすると意外な事が判明しました。

DRY性能は、OEM>RE050>S001でした。

S001のDRY性能は想像したほど高くはありません。それも謳い文句を覆すほどでした。
市販RE050よりもグリップレベルは低かったです。
エコタイヤは結局、グリップしないからこその燃費貢献になるのです。
そして摩耗しにくい。耐久性としては長持ちするでしょう。

結果的には、
OEMタイヤのグリップが高いし、初期応答が良く、進入での反応も車両にマッチングした
最適なタイヤでした。DRYとWETの差があるもののDRY性能が高過ぎるので、
WET性能でもS001に匹敵していると考えられます。

今後はOEMで継続する事が決定しました。


BSのタイヤ検索を思い出すと、NSXとS200、レクサスLF-A、GTRは新車装着製品のみを推奨されます。これはOEMタイヤ自体がS001やRE-11Aでは対応できないほどの性能であり、車両にマッチしたこだわりのタイヤということなのです。
スバル インプレッサWRX STIの「OEM若しくはPOTENZA RE-11A」というのはOEMのグリップレベルがRE-11Aと僅差なのでしょう。

基本コンセプトに純正タイヤよりもグリップレベルを落とすようなタイヤを入れるべきではない(練習でわざと低くする以外は)ので、OEMが順当になります。


S001はハイ・グリップタイヤとして選択しなければ、相当優れたタイヤです。
市販タイヤの反応がダルいのは「そういう物」として対処すれば問題なしです。
フィーリングはスポーティな操作が楽しめ、コントロール性も良い。WET性能も高く、
エコタイヤで燃費良し、長持ちするタイヤです。それでいてこのDRYグリップなら優等生です。
タイヤの許容幅が大きめなのは、安全にも貢献するしセッティングにも有利です。
ただし、RE050よりかはグリップが低いのが難点です。それでも十分なバランスです。
練習用のタイヤとしてなら大合格でしょう。

エコでありながらグリップレベルも向上するなんて謳い文句は矛盾していますね。残念。
RE050よりもグリップが高いものと信用して装着すると後悔することになります。


WET性能は、実際にDATAを取ってみないとわかりませんが、RE050>S001≧OEM
って所でしょうか。
WET・DRY差が最も少ないのがS001かもしれません。


以上がS001を装着して1日攻め込んでみたインプレです。
もうちょっと様子見して、再評価したいと思います。

パッと乗っただけでそんなに正確に感じ取れているとはとても思えないので・・・。
Posted at 2014/11/20 15:53:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | S2000 | クルマ
2014年11月19日 イイね!

BS S001 減衰力セッティング

今までのタイヤ使用歴は
OEM⇒市販RE050⇒OEMとなっています。

OEMも素晴らしいが、市販RE050でも良い感触だったので最新のタイヤを試すべく
RE050の後継であるS001を装着しました。
気になるのはXL構造になっている(フロントのみ)ことでした。


本来は(1,20)・(20,1)を試してからおおよそのポイントを探ってスタートしますが
粗方わかっているので(1,10)・(10,1)でスタートします。

(3,6)フロントが強く感じる。 リアが流れ気味の感触。
    特に最初は比較対象が無いのでコレを基準にしてセッティングを変えていく。

(4,7)前後を1クリックずつ下げたが リアが流れる。
    この時点で雨がしとしと降り出しました。
(4,8)後ろのみ1クリック下げてみる。登りでフロントが抜け気味で、リアが突っ張っているのか?
    リアはまだちょい流れる。
(5,9)フロントは弱くて安定しない感じで、リアは感じ取りにくい。雨降りだしのせいか?
(2,6)フロントはややカタい、リアは流れず・邪魔もせずOK。
(3,7)フロントは良い感じで全体的にも悪くないが、リアは流れ気味。
(3,8)フロントも良い。リアも良い感じ。
(4,8)フロントがちょい弱い。リアはOK。
(3,9)これで決定。
    自分の最高と感じるのが(3,8)なので、師匠の最高への変換で言うと、
    いつもフロントを1つ上げるかリアを1つ下げるかなので、今回はフロントを
    そのままにしてリアを1つ下げる方で確定しました。


師匠セッティング・・・雨が降りだして
(3,9)フロントは良い感じ。リアは少し流れている。
(3,10)フロントはOK。リアは今WETになりつつありちょい流れ気味。
    もし完全DRYならフロントは2が使えるかも。リアは9or10という読み。
(4,11)フロント弱い(やはりDRYなら2アリか?)、リアは9or10辺りか。
(3,11)フロントは良い感じ、リアも使えるしアクセルも踏める仕様だが、挙動が面白くない。
(3,10)決まり。


自分の判断が(3,9)で師匠の出した答えが(3,10)でした。
換算したつもりですが、それでもまだリアが流れ傾向が好みであった事になります。
フロントは3が数値としてはベストとしているものの状況によっては硬い部分があると
思っていました。でも師匠によると全然フロントは3で使えるそうです。
むしろ2さえも使えるかもしれないという判断でした。そこはまだ残念、惜しい。
ステアリングの反応で硬いと判定するのではなく、ヨーゲインが付いて来ているかで
判定するそうです。(そこがわかれば苦労はしません。)

このまま(3,10)で走り込みました。師匠いわく雨から晴れてきてもこのセッティングで対応可能だそうです。確かにちょい濡れからDRYに向かって行った天候の中でも特にセッティング変更の必要性はありませんでした。DRYでもWETでも同じセッティングで可能なのはS001の特性でWET性能が高いことと許容幅がそれなりに広い事が関連していると思われます。
Posted at 2014/11/20 15:38:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | S2000 | クルマ

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趣味はスポーツドライビング 現在、中年のオッサンですが、所有したS2000を 60歳になっても、全開で限界付近を綺麗に攻める。 そんな将来を夢見て、日々精...
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