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有効期限切れのＳ２０００TYPE-S充填剤（車載パンク修理キット）の新しい使い方は
2014年05月01日　「S2000 TYPE-S　の車載パンク修理キット」 にて書いた通りです。


チューブレス・タイヤで使用するとホイール内側がベトベトになってその後の対処が大変な上に
テンポラリー修理になってしまうので使用しない方が良いです。

使用するなら自転車のようなチューブ・タイヤです。これならバッチリです。
自動車なら時速８０キロ制限になっても自転車なら恒久修理として扱えます。

と言った内容でした。



ここからは、９ヶ月後の経過観察になります。

まず大事なのは虫ゴムがイカれていない事です。さすがにその部分のエア・リークは止まりません。
それ以外のエア・リークであれば注入した５０ccの内、全てが固まっておらずある程度は
液体のままチューブ内を流れており、再びエア・リークが発生した時にその部分で反応して
リークを止めます。これの繰り返しが行われます。

またチューブはゴムなので全体から少しずつエアが漏れているはずなのですが、充填剤で
うっすらとコーティングされているのかエア漏れは極小に留まっているようです。
３ヶ月毎のエア・チェックでも全然減っておりません。これはかなり楽です。


同じような効果を唱っている商品が自転車用として存在しています。原理は一緒です。
車用の充填剤の方がコストパフォーマンスは高いですね。しかも廃品利用です。


もしもエアを抜く時がある（虫ゴムを交換するなど）なら注意が必要です。
中に残っている液体がドバっと飛び出して来ます。バルブを上側にしておいて液体を下側に持って行ってから外しましょう。
虫ゴムやバルブ周りもベトベトになっていますので素手で作業すると手もネチョネチョになります。