1年半ぶりのブログ更新です。昨年の5月頃から,ヘラブナ釣りにのめり込んでしまい,ブログ更新や車イジりの時間もなくなってしまいました。毎回毎回,正解のない答えを探して,ヘラと知恵比べをしています。
さて,今回はタイトルの通り,11年間無交換だった,カムリの補機バッテリーの交換についてです。
先日,トヨタの販売店に11年目の車検をお願いしましたが,ついに補機バッテリー異常という検査結果が出てしまいました。(前回の9年目の車検時は異常ではなかったのですが…)
「どうせHVは,補機バッテリーでセルモーターを回すわけでもなく,駆動用のメインバッテリーから充電されるから,補機バッテリーは古くなっても問題ないだろう,だから交換しなくて大丈夫,大丈夫」という正常性バイアス的な考えで11年間見て見ぬふりをしてきました。
しかし,今回,補機バッテリー異常という検査結果を見て,何となく心配になり,手持ちのテスターで補機バッテリーの電圧を測ってみました。
下の画像はエンジンを止めてから数時間経過した時の補機バッテリーの電圧です。
(12.29V)
さらに,下の画像はエンジンを止めてから数日経過した時の補機バッテリーの電圧です。(11.03V)
補機バッテリーの電圧を測定してみて,かなり電圧が低くなっており,完全に異常であることが分かりました。そして「12V自動車バッテリーの寿命はだいたい4~5年位だから,自分の補機バッテリーの11年は,かなり長持ちした方かなぁ」「転ばぬ先の杖で,交換しておこう」という考えに至りました。
というわけで,カムリの初めての補機バッテリー交換です。11年目のカムリですが,一応,コンピュータ制御の部分があるようなので,メモリーのバックアップを取りながら,補機バッテリーの交換をすることにしました。
そこで,下の画像のようなOBD2接続のメモリーセーバー(約900円)を購入しました。
下の画像は,手持ちの12V鉛バッテリーをメモリーセーバーに接続して,OBD2端子に接続した状態です。
下の画像は,補機バッテリーを外した状態です。(右の方にある黒い管が,発生した水素を車外へ排出する管です)
下の画像は,新しい補機バッテリーを取り付けた状態です。新しいバッテリーもPanasonicのカオスN-S55D23R/H2です。約28,000円でした。(なお,H2とHVに互換性はないそうです)
というわけで,メモリー等の異常もなく,無事,補機バッテリーの交換が終わりました。バッテリー本体とメモリーセーバーで,30,000円弱なので,ディーラー等で交換してもらうよりも1~2万円程,お安くできました。
ブログ一覧 |
車 | 日記
Posted at
2023/09/09 15:30:33