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HNU12/naganoの愛車 [日産 ブルーバード]

整備手帳

作業日:2020年11月11日

ATミッション現品再オーバーホール

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
前回のATオーバーホールから6年経った頃、再びロックアップしなくなってしまいました。とりあえずダイアグを取ってみましたがやっぱり異常は検出されず。

ちなみにそのATの自己診断の手順と確認すべきダイアグのパターンは図を参照してください。
とくに診断開始の手順は、何かの隠しコマンドのように複雑です。
※なお、同年代の日産車であっても同じ手順である保証はありません。
2
まずは30年手付かずのATコントロールユニットが気になっていたので、今後のことも考慮して伊勢崎市にある「ミスラック・ワン」さんに送ってオーバーホールを実施しました。
ただ、ここが原因ではなかったようでロックアップは回復しませんでした。

その後の検証で、ロックアップ信号は出ていて、バルブボディのソレノイドからも作動音がするので多分動いているということがわかり、AT内部のトルクコンバータの不具合の可能性が高くなりました。
3
しかしAT本体に関しても当然リビルド品、新品共に入手不可で、現品修理するしかありませんが、メーカーからのパーツ供給は望めず困難を極めます。
前回、ATのオーバーホールをお願いした「日本ウエア・ハウス」さんに整備工場から相談してもらうと、パーツ供給状態が厳しいので難しいかも知れないといわれましたが、やれるだけはやってもらえそうな感じだったのでお願いすることにしました。
4
整備工場で車からAT本体を降ろして「日本ウエア・ハウス」さんに送ります。
整備性の悪い車なので、インタークーラーの配管、ドライブシャフト、センターパイプなどを外して、エンジンも半降ろしで吊った状態にしないとAT本体を降ろせません。
5
今回は、海外からトルクコンバーターの新品を取り寄せて組み込むとのこと。
詳細は不詳(企業機密?)ですが、アメリカには日本車の修理用ATパーツを供給するサードパーティーのメーカーがあり、前に自分でちょっと調べた範囲では、ATの中身の品番がJ30マキシマ後期と割りと近かったので、マキシマなら北米にいっぱい渡ったしその辺りかな?と、あくまでも推測です。

パーツの探索や海外からのパーツの到着待ちを含めてオーバーホールが完了するまでに約2ヶ月。車はこの状態のままでご迷惑をおかけしました。
6
その間の代車。
オプティビークス。4気筒のターボ。
町乗りでは無駄に速かったです。
7
そうして待ちに待ったオーバーホール済のATミッションが到着。
8
3日がかりで車に載せて作業が完了しました。
この後に試運転をして、ロックアップが無事復活したことが確認できました。

入庫期間:2020.9.14~2020.11.11
走行距離(AT脱着時):282407km
スターターとオルタネータのOHも同時に実施。

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この記事へのコメント

2020年12月13日 13:38
初コメ失礼致します。

自分の場合AT変速不良に悩まされ、リビルト品に載せ替えまで到りましたが完治せず、結局AT本体のパルス信号を読み込む車速センサーが原因でした。(センサーは付け替えただけ?)
電子制御初期設計の80年代車はハンダ割れ等ハーネス・センサー類が経年劣化でNGな事例が見受けられるとの事でした。

電子制御が複雑に絡みセンサーだらけの現行車は長生き出来無さそうですね…?
コメントへの返答
2020年12月13日 16:57
コメントありがとうございます。

この頃のE-ATはなかなか厄介です。自己診断機能はあるものの完全な断線とかでないと検出されないので困ったものです。
ハーネス類はまだ部品が出る時に一度交換してあるのですが、仰るように電子回路の経年は気になるポイントの一つで、今回はリフレッシュできてよかったと思っています。

今時の車、EVでなくても"電化製品"みたいになってきてますから、もはや20年以上乗るとか難しそうな気がしてます。
2020年12月27日 14:39
ATの故障修理大変でしたね。でも復活してよかったです。
結局トルコンのどこかが故障だったという事ですね。
コメントへの返答
2020年12月27日 23:24
消去法での原因探索になりましたが、トルコンが原因だったいうことでほぼ間違いないようです。
今度は海外品とはいえトルコンは一応新品なので長持ちして欲しいところです。

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何シテル?   07/30 20:40
90年式のU12ブルーバードに新車から乗り続け、35年29万kmを超えました。 冠婚葬祭、遠征を含めすべてをこれ1台でこなしています。 みんカラでは皆様...

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