A3としては3代目の8P型。
1.4LのFFで、まさにエントリーモデル。
家族が乗っている車ですが、
会社に乗り入れできるメーカーであったことや、
プライベートの都合で毎週末に実家帰るために
毎週の土日で往復400キロ以上を走ることになり、
乗り心地としての運動性能の高さ、燃費の面で
クルマを交換して乗ることになりました。
ポロは長距離でもあまり燃費伸びなかったのですが、
A3は長距離は結構燃費良くなりますね。
個人的にはリアのデザインが丸っとしすぎていて
もう少しエッジ感が欲しいかなと思います。
でも最近のデザインは未来的で搭載技術も進化していて素直にカッコイイですが、
ちょっとソリッドすぎるというか、無機質すぎる感じもあります。
その辺りは8P型のデザインの方が親しみやすいデザインで
旧型だから一概に古いとも言い切れなくて、
現行には無いが8P型にあるデザインの良さもあって不思議に思います。
つまりは8P型もこれはこれでよくデザインされていて好きです。
走りとしては、1.4Lの割にはいい加速するし、
当然エコカーとは比較にならないですが、燃費も長距離なら思ったほど悪くない。
街中でのチョイ乗りではさすがに燃費厳しいですが。
ハイオクなので毎回の給油はけっこうかかります。
さすが高級車だけあって
遮音がよく出来ているため、アイドリング時に聞こえるエンジン音がめちゃめちゃ静か。
一方でエンジン回したときは、意外とスポーティなエンジン音が聞こえます。
車内で聞こえる音をある程度作ってるのかなとも思いますが。
ミッションはDCTであり、トルコンよりもフィーリングが好き。
というか中身の構造はM/Tですし。
ギアの繋がりがさすがに速く、タコメーターの動きもクイックで小気味いい加速をします。
でもクラッチの繋がりがまだ甘くて時々振動が大きい時もありますね。
V70でのミッション故障を経験しているので
ギアチェンジで振動が大きくなると故障の不安を感じてしまいます・・・
DCTは年々良くなっているので、
この辺りはまだ未完成な技術なんでしょうかね。
もともと渋滞が少なく長距離巡航の多い欧州で好まれるそうなので。
トータル的には、車体も使い勝手が良いサイズであり、エンジンフィーリングも悪くなく、
エントリーモデルとはいえ、さすがAudiだけあって
内装やスイッチ、レバー等の操作感や質感も高く
よく出来たクルマかなと思います。
普段乗りでも満足度が高く、完成度の高いクルマですね。
車体剛性も高く、車体バランスもいいので、
街中でも高速でも運転してる感じがしっかり伝わってきて楽しい車です。
高速道での安定性はさすがに欧州車ですね。
見た目的には車高を適度に落として
ホイールをインチアップしてツラに合わせれば
かなり好みのスタイルになりますが、
マグネティックライドではありませんが
せっかくのドイツ車の足回りを崩したくないのと
ただでさえ維持費がかかる車だし乗り始めですでに6万キロ超えなので、
無駄なお金をかけずに乗っていきます。
2020年11月28日
新車購入時の下取りとして売却。
10万キロ超えていて車検時に部品交換等で
お金がかかりそうになってきたこと、
(外車の部品交換は高いですからね)
タイヤが寿命なので車検通すならタイヤ交換も必要になってきたこと、
両親が乗っているうえで雪国では4WDにしたいという意見が出たことから手放すことを決意。
古さはあちこちにありますが、エンジン性能やデザインはまだまだ現役ですね。
うまくエンジン音を作っていてそれなりにスポーティで、ハンドリングも素直でクイックだし、
運転してて楽しいと思えるクルマでした。