K&Pエンジニアリング ステンレスオイルフィルター
S2000で使用して超効果的だったのでFL5にも入れちゃったシリーズ、
K&P Engineering Stainless Steel Micronic Oil Filter
です。
結構前からあって効果的なのに、知らない人が多いパーツでもあります。
このフィルターの利点は、
・洗浄することで半永久的に繰り返し使用できる(つまりエコ)
・油圧損失を抑えオイルポンプの負荷低減できレスポンスアップ
ということ。
特に2番目は、スポーツカーにこれを入れる際の最も重要な目的でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=DFoH6veB_Kg
まず繰り返し使用できる点。
これはフィルター部がステンレスメッシュで出来ていて、オイル交換の際などに洗浄することで何度も使用できるオイルフィルターです。
洗浄は基本的にパーツクリーナーのみでOK。
Oリングは使用状況にもよるけど2~3回に1回ぐらいにペースで交換でいいかと。
普段の交換で高いエレメントに交換してる人だったら10回ぐらいで元が取れるかも?
次に油圧損失を抑えられる点。
これもフィルター部がステンレスで出来ているからということ。
普通のフィルターはろ紙なのでオイルを吸うことで膨張したりして目詰まりします。
それによって隙間が狭くなり圧力損失になります。
でもフィルター部分が均一な35ミクロンの304ステンレスフィルターで出来ているこれは、抵抗が少なく圧力損失がかなり抑えられます。
普通のフィルターの1/7ぐらいに低下するとか。
それによってオイルポンプの負荷も低減して、オイルがスムーズに循環するようになります。
実際に同量のオイルを流して比較した動画もあったけど格段の差が有りました。
それによる効果は走ればすぐにわかります。
同じオイルでも粘度が少し低くなったような感覚で、滑らかに回転数が上がっていくようになります。
(エンジンオイルを純正より粘度を高くしていると特にわかりやすいと思います)
その代わり、エンジンブレーキの効きも若干マイルドになりますけどね。
(あとで気がついたのですが、せっかく油圧計が付いてるんだから装着前後で数値を比べておけばよかった 汗)
一応の注意としては、ろ紙タイプのほうが単純な洗浄機能は目が細かいので高いです。
とは言っても、ノーマルエンジンなら問題ないレベル。
なんたって、レーシングカーだけでなく医療から航空機までいろんな分野で使われてる技術なので。
それに普通のフィルターは高回転時などに目詰まりしてろ過しきれなく、結局リリーフバルブからろ過してないオイルが戻って行ってます。
(安いフィルターはリリーフバルブ自体か無く、最悪の場合はオイルが循環出来なくなる危険があります。)
でもこれならほぼリリーフバルブが開くことは無いそうなので実質的な洗浄効果はむしろ高いのかも?
リリーフバルブ自体のスプリングも強めなので、そもそも余程じゃないと開かない作りにもなってます。
その他に期待できる効果としては、
フィルターケースがアルミの削り出しで出来ていて放熱フィンっぽいのが付いているので若干の冷却効果も期待できるのかも?
基本仕様のダイヤモンドカットが在庫してましたが、クロームやブラックアノダイズドなどもあるっぽい。
でもシビックはエンジン下部に付いてるから、カッコよくしても普段は見えないですけどね。
今回使用したのはS30というハイフローなサイズで、通常のラインナップ表にはないサイズ。
通常品よりも容量がアップしてるもので更に油圧の効果を体感しやすいと思います。
(レース用なのかな?)
超強力ネオジウムマグネットも内蔵しています。
なかなか在庫がなかったり、正規品より高く売られてたりします。
まあ普通のサイズなら20000円以下からありますしね。
ただし、米国製なので為替などの影響により価格が多少変わるかも?
http://www.kandpengineering.jp/
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純正フィルターよりも長くなりますが オイルパンも突き出してるので問題なく装着できました。
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商品はこんな感じで予備のOリングと 取り外しブラケットが同梱されています。
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以前にオートサロン時に見つけた断面でこんな感じになっています。
定価 | 30,800 円 |
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購入価格 | 30,800 円 |
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入手ルート | 実店舗(オートバックス) ※ASM |

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