![新型「カムリ」 発表・・・全車ハイブリッド化 新型「カムリ」 発表・・・全車ハイブリッド化](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/023/809/252/23809252/p1m.jpg?ct=7d843cec1e05)
トヨタ「カムリ」フルモデルチェンジ!全車ハイブリッド搭載
2011年9月5日 13時30分
トヨタは、カムリをフルモデルチェンジし、本年6月にチャネル創立50周年を迎えた全国のトヨタカローラ店を通じて、9月5日より発売した。
1980年にセリカカムリ(FR車)として誕生したカムリは、1982年にFFレイアウトを採用した世界戦略車として販売開始してからの累計販売台数が1,400万台を超え、世界中のお客さまからご愛顧いただいている。なかでも、米国では9年連続の乗用車ベストセラーカーとして、ゆるぎない地位を確保している。
今回のフルモデルチェンジでは、高級感・存在感あふれるセダンスタイルに、全車、新開発エンジンを採用したハイブリッドシステム搭載による、圧倒的な燃費・動力性能を組み合わせ、トヨタカローラ店のフラッグシップにふさわしいプレステージ感と、環境性能を兼ね備えた「世界をリードするNew “ERA”*セダン」への進化を図った。
【主な特長】
1.高級感・存在感あふれるセダンスタイル
高級感と先進性を調和させたフロントビュー、居住性と空力性能を確保しながら躍動感を感じさせるサイドビュー、ワイド感と安定感を表現したリヤビューにより、一目で高級感を印象づける堂々としたセダンスタイルを追求
2.全車ハイブリッドシステム搭載による圧倒的な燃費・動力性能
新開発の2.5Lアトキンソンサイクルエンジンを採用し、ハイブリッドシステム<THSⅡ>をさらに効率化し全車に搭載。燃費はコンパクトカーレベルの10・15モード走行燃費26.5㎞/L・JC08モード走行燃費23.4㎞/Lを達成するとともに、3Lクラスのガソリンエンジン搭載車に匹敵する動力・加速性能も実現
3.クラス最高レベルの静粛性と安全性能
●圧倒的な静粛性で定評のあるハイブリッドシステムの採用に加えて、風切音やロードノイズを低減し、走行中でも会話のしやすい室内を実現
●全方位コンパティビリティボディ構造、歩行者傷害軽減ボディ、むち打ち傷害軽減フロントシート(WILコンセプトシート)を採用するとともに、合計7個のSRSエアバッグシステムを標準装備し、自動車アセスメント(JNCAP)で最高レベルに相当する安全評価を確認(社内評価)
4.上質で広々としたインテリア
●広々とした後席膝もとスペース、ハイブリッドセダン最大級のトランク容量、調整自由度を広げたドライバーズシートポジションとあいまって、FFレイアウト・ワイドボディにより定評のあるゆとりをさらに磨いた世界基準のパッケージを実現
●豊かな広がりを強調したインストルメントパネル、操作性に配慮したコクピット、包まれ感のある助手席、精緻なステッチを施し高級感を演出したソフトパッドなどにより、上質で開放的なインテリアを創出
*ERA: Era(時代)に、Emotional(心を動かすよう)なデザイン・パワートレーンとRational(合理的)な空間づくりの意を込めた造語
【メーカー希望小売価格】(北海道、沖縄のみ価格が異なる)
カムリ ハイブリッド 3,040,000円
カムリ ハイブリッド“Gパッケージ” 3,170,000円
カムリ ハイブリッド“レザーパッケージ” 3,800,000円
[ 提供元:GAZOO.com編集部 ]
トヨタ、「カムリ」全面改良 円高で北米輸出停止へ
トヨタ自動車は5日、中型セダン「カムリ」を全面改良して全国のカローラ店で発売した。全グレードで従来のガソリン車を廃止し、ハイブリッド車(HV)専用車種に移行した。低燃費と広い室内空間が特徴で、月間500台の販売を目指す。価格は一部地域を除き304万円から。
トヨタはカムリの北米輸出を停止する方針。円高への対応が狙いで、北米で販売するカムリは全量を現地生産に切り替える。
新型カムリは、トヨタブランドのHV専用車種としては「プリウス」などに続き4車種目。これまで小型車中心だった環境車の品ぞろえを拡充し、新たな顧客層の開拓を狙う。
2011/09/05 17:40 【共同通信】
【トヨタ カムリ 新型発表】全車ハイブリッド化
2011年9月5日(月) 13時41分
トヨタ自動車は5日、FFミディアムセダン新型『カムリ』を発表した。国内市場に投入されるカムリは全車ハイブリッドモデルとなり、セダン市場が縮小化する国内においてカムリの存在感を示すことを目指した。
搭載されるハイブリッドシステムは、160馬力(118kW)・213Nm(27.5kgm)を発生する2.5リットルエンジンと、143馬力(105kW)・270Nm(27.5kgm)のモーターの組み合わせ。
システム全体の出力は205馬力(151kW)、燃費は10・15モードで26.5km/リットル、JC08モードで23.4km/リットルと、3リットルクラスのパワーと低燃費を両立させた。
カムリは、北米ではミディアムセダンセグメントにおけるベストセラーモデル。国内導入に関して、カムリのチーフエンジニア岡根幸宏氏は「国内では、セダン市場の縮小化によりカムリの存在感を示せていない。デザイン、性能、クオリティ、すべてを刷新することで、“今までとは全く違うカムリを創造する”ことを目指した」と述べている。
価格は、304万 - 380万円。
(レスポンス 椿山和雄)
【トヨタ カムリ 新型発表】国内がハイブリッドだけの理由は…
2011年9月5日(月) 16時09分
トヨタ自動車の新型『カムリ』の開発責任者である米田啓一主査は、国内市場向けカムリがハイブリッドのみの投入になったことについて「国内ではもともと多く売れない。低燃費を追求したカムリに焦点を絞りたかった」と述べた。
旧型カムリは、シュリンクする国内のセダン市場で「高級感が足りなかった」ことなどから販売が低迷していた。「ガソリン車で埋没するならハイブリッドのみで特長を出した方が得策」と判断、国内向けカムリはハイブリッドカーのみに絞り込んだ。
新型カムリの販売目標は月間500台で、旧型の販売実績と比べて6倍の販売を目指す。カムリ発売の立ち上がり1か月の販売目標は1000台。ただ、発売前の事前受注を1700台獲得している。
レスポンス編集部
【トヨタ カムリ 新型発表】開発主査「国内で競合は探しかねる」
2011年9月5日(月) 17時24分
トヨタ自動車が5日発売した新型『カムリ』の開発を担当した製品企画本部製品企画部の米田啓一主査は、国内市場での競合車種について「探しかねる」との考えを明らかにした。
その理由として米田主査は「日産自動車の『ティアナ』とかホンダ『アコード』が競合になってくるかもしれないが、ハイブリッドを彼らはまだ持ってないので、正対抗とはなかなか言いづらい。ハイブリッドでこの車だと、多分、正対抗する競合は探しかねる」と述べた。
一方、ガソリン仕様の設定がある海外市場での競合車としては「アコード、日産『アルティマ』、ティアナ、フォード『フュージョン』、シボレー『マリブ』、ヒュンダイ『ソナタ』」を挙げた。
また車載電池に蓄えた電気を外部に供給する機能について米田主査は「今回は100V・1500Wは準備できていない。今後、検討していきたいと考えている」と語った。
(レスポンス 小松哲也)
【トヨタ カムリ 新型発表】大人の旅番組
2011年9月6日(火) 08時30分
トヨタ自動車の新型『カムリ』を全面的に打ち出したテレビ番組「新しい道をゆこう。」がBS朝日で10月12日夜11時30分から放映される。
新型車1モデルを番組全面タイアップで放映するのは珍しい。
新番組は「新型カムリで行く、大人が楽しめる知的エンターテイメント旅番組」がテーマ。毎回、女性タレントを助手席に乗せ、「大人のラグジュアリーなドライブ」を演出する。
放送は毎月1回。第2水曜日の夜11時30分~12時00分。
レスポンス編集部
日本的な「高級セダン」になった印象。北米仕様を現地生産に切り替え、日本向けにデザインしやすい環境ができたからか。
FR「マークX」 対 FF「カムリ・ハイブリッド」
"創立50周年を迎えた全国のトヨタカローラ店"目玉商品、になれるか。
4WDが出るだろう、マイナーチェンジまでの楽しみか。