ニュースリリース
2012年7月1日
トヨタ自動車東日本株式会社発足
関東自動車工業株式会社(社長:白根武史)、セントラル自動車株式会社(社長:葛原徹)およびトヨタ自動車東北(社長:杉山正美)の3社は統合し、2012年7月1日、「トヨタ自動車東日本株式会社」として新たに発足しました。
新会社は、かねてご案内のとおリトヨタ自動車株式会社のグローバルビジョンのもと、「世界No.1の魅力あるコンパクト事の提供」を実現するために、当面の重点施策として
① コンパクト車づくり基盤構築
② 地域と一体となったものづくり
③ 中長期を見据えた人づくり
を強力に推進してまいります。
<会社の概要>
(1)商号(社名) トヨタ自動車東日本株式会社
とよたじどうしゃひがしにほん かぶしきがいしゃ
(英文名:TOYOTA MOTOR EAST JAPAN,INC.)
(2)代表者 取締役社長 白根 武史
(3)本店所在地 宮城県黒川郡大衡村中央平1番地
(4)合併期日 2012年7月1日
(5)資本金 68.5億円
2012.07.02(月)
トヨタ自動車東日本株式会社 総合企画室
新会社発足を三村知事に報告
トヨタ東日本社長ら(2012/7/5)
トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の白根武史社長(59)と葛原徹副社長(63)が4日、新会社発足を報告するため、青森県庁に三村申吾知事を訪ねた。白根社長は「グローバルを制する地盤にしたい」と述べ、東北地方全体の経済活性化への意欲を示した。
同社は関東自動車工業(神奈川県横須貿市)を存続会社にセントラル自動車(同村)、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)が1日に合併。宮城、岩手両県に工場を構え、コンパクト車を中心に製造する。
三村知事は「復興の観点から、東北進出は大変ありがたい。ものづくり産業も上向いてくれれば」と期待感を示し、白根社長は「日本産の車は海外のどこでもご愛顧いただける。その日本人の感性の良さは、東北に原点がある」と品質に自信を込めた。
(デーリー東北 一戸康成)
「東北復興の原動力に」 トヨタ東日本、発足式
今月1日誕生したトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は12日、発足記念式典を仙台市青葉区のウェスティンホテル仙台で開いた。トヨタ自動車の豊田章男社長が「小型車のグローバルセンターになることを願う」と語り、中部、北部九州に次ぐ国内第3の生産拠点と位置付ける東北への期待を強調した。
豊田社長は東日本大震災に触れ「車造りを通じ東北の未来をつくりたい」「東北の復興なくして日本の復興はない。トヨタ東日本がその原動力となる」と決意を表明した。
自動車産業の将来を「新興国をはじめとして着実に成長する」と展望し、「日本、東北で生産することで雇用が生まれ、技術開発も進む」と国内生産を堅持する姿勢をあらためて示した。
トヨタ東日本の白根武史社長は生産を担う小型車に関して「環境意識の高まりなどで、世界中のメーカーがしのぎを削る最激戦市場」と語った。その上で「現場の技能の高さを生かし、1歩も2歩も先を行く車造りで世界をリードしたい」と意気込みを披露した。
式典には張富士夫会長らトヨタの幹部やグループ各社トップ、東北各県の知事や経済関係者ら約280人が出席した。
トヨタ東日本は、関東自動車工業(神奈川県横須賀市)、セントラル自動車(宮城県大衡村)、トヨタ自動車東北(同県大和町)が合併した。
完成車工場は静岡県内を含め3カ所にあり、このうち岩手工場(岩手県金ケ崎町)は小型ハイブリッド車「アクア」、本社のある宮城大衡工場(旧セントラル)は「カローラ」などを製造。全体の年間生産能力は計約62万台で、ことしの生産は東北の2工場だけで約50万台規模に達する見込み。12月には宮城大和工場(旧トヨタ東北)に整備中のエンジン工場も本格稼働する。
2012年07月13日金曜日
2012/07/13 12:03 【河北新報】
トヨタ東日本発足 「オール東北で集積促進」知事ら期待
1日発足したトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が仙台市内で12日開いた発足記念式典は、生産拠点としての東北の重要性をあらためて示す機会になった。出席した東北各県の知事らは、部品の現地調達など新会社との連携強化による地元産業発展に期待し、「東北全体で支援したい」などと語った。
トヨタ自動車グループ3社の統合で誕生した新会社の本社所在地となった宮城県。村井嘉浩知事は報道陣の取材に「窓口が一つになり、協力関係がより築きやすくなった」と強調した。
「自動車産業は裾野が広い」と東北全体での雇用拡大にも着目。新会社が目指す部品の現地調達率アップに対しては、「地元企業との橋渡しを手伝いたい」と商談会などに一段と力を入れる方針を示した。
産学官による「とうほく自動車産業集積連携会議」の代表幹事を務める達増拓也岩手県知事は「オール東北で自動車産業の集積をさらに進める」と力を込めた。東北での小型車開発の推進の必要性にも言及し「トヨタ東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)にある開発機能の拡充を期待したい」と述べた。
福島県は部品最大手デンソーの子会社デンソー東日本(田村市)をはじめ自動車関連企業が多く立地する。佐藤雄平知事は原発事故と向き合う現状を踏まえ「新会社発足は復興にもつながる。サプライチェーン(部品の調達・供給網)の一翼として県内から立派な部品を出荷していきたい」と話した。
秋田県の佐竹敬久知事は秋田港の役割に触れ「震災直後に完成車の国内運搬に一時的に活用された。将来は欧州やロシア、中国向けの物流拠点になればいい」と語った。
山形県の高橋節副知事は「新会社が日本のものづくりを守り、再生する中核になってほしい」と期待。青森県の佐々木郁夫副知事は「青森の企業にも自動車産業への新規参入のチャンス。しっかり支援したい」とした。
2012年07月13日金曜日 【河北新報】
「東北復興の原動力に」 トヨタ東日本発足式典
東北の中核子会社3社を合併したトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村、白根武史社長)の発足記念式典は12日、仙台市で開かれた。トヨタ自動車の豊田章男社長は「東北の復興なくして日本の復興なし。トヨタ東日本がその原動力になりたい」と述べ、中部、九州に次ぐ国内第3の生産拠点誕生に強い決意を示した。
東北各県の知事、トヨタグループの各役員ら約280人が出席。白根社長は「東北を基盤に世界一魅力あるコンパクト車を造る」と経営方針を示し、「開発から生産まで一貫した体制で常に世界を一歩、二歩リードしていく」と宣言した。
トヨタ東日本はトヨタ子会社3社が合併して1日に発足。組立工場は岩手、宮城、静岡の3県にあり、年産能力は約60万台。小型ハイブリッド車「アクア」を全量生産し、年産実績35万台の岩手工場(金ケ崎町)を中核に、新型「カローラ」などを生産する宮城工場とともに、東北で年産50万台体制を視野に入れている。
(2012/07/13 岩手日報)
トヨタ東日本発足式 豊田・白根両社長共同会見
トヨタ自動車の豊田章男社長とトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の白根武史社長は12日、仙台市内で行ったトヨタ東日本の発足記念式典後、報道各社の取材にそろって応じた。両氏は東北の拠点化への意気込みを披露し、世界と戦える小型車生産の実現を目指すことを強調した。
-東北での車造りに懸ける思いは。
豊田「今後のエネルギー事情や新興国市場を考えると、小型車が間違いなく世界市場のけん引役の中心となり、(生産を担う)東北は世界と勝負する出発点となる。小さな輝きが大きくなるようバックアップしたい」
白根「東北はものづくりや人づくりを大切にする思いが強い。温かさやきちょうめんさを伝統とする東北の力を借りたい」
-部品の現地調達率向上への期待が大きい。
白根「中部地方から完成部品を運ぶのではなく、東北での現地生産に変えていきたい。(東北の企業には)得意分野で1次部品メーカーと取引を重ねて品質を磨いてほしい」
-国内生産には厳しい円高が続いている。
豊田「今は苦しいが、為替によって生産地域を変えるのではなく、裾野が広く雇用を生み出せる自動車産業を通じ、国の中間層を広げ、国内市場を大きくしていく姿勢が重要だ。これまでも国内生産が(輸出を含めたトヨタの)成長の原動力であり、今後も礎となる」
-東北6県はまとまって自動車産業をバックアップしている。
豊田「大変な熱気と期待を感じている。『トヨタが世界と戦うために提案していきたい』という声をたくさんもらった。こんなにありがたいことはない」
-新会社の今後の生産見通しは。
白根「現在の基本能力を有効に使い、さらに磨き上げて生産拡大につなげたい」
豊田「(指導役となる)先生はお客さまと市場だ。お客さまの期待を超える商品をつくっていく基本を、これからも東北で続けたい」
2012年07月13日金曜日 【河北新報】
≪くだめぎ?≫
多摩川精機や
公盛工業の工場立地しているための"あいさつ"である、青森県知事への。本社本店を宮城県へ設置させるため、
セントラル自動車を移転させた。ただ、
センチュリー工房 や海外の事業所もあって、世界的なグローバル企業である?