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ディーゼルオート店のブログ一覧

2021年10月06日 イイね!

新型ランクルで300km!やっぱり個性的な車は楽しい

新型ランクルで300km!やっぱり個性的な車は楽しい【試乗】新型ランクルで300km!やっぱり個性的な車は楽しい
2021.09.14 09:00
《写真撮影 雪岡直樹》トヨタ ランドクルーザー 新型(ZX ディーゼル)

 「ランクル」は親しみのあるクルマのひとつにあげられる。80年代今はなき某老舗ヨンク雑誌でバイトしたこともあり、数多く触れてきた。当時は60(ロクマル)、でもって80(ハチマル)と続いた。驚いたのは100の時。フロントサスペンションが独立懸架となり、ステアリングもラック&ピニオンとなった。今考えれば時代の流れに沿った進化に他ならないが、当時は驚いたもんだ。「ランクルお前もか!」的な。
 そんな話はともかく、「ランクル300」こと新型『ランドクルーザー』が登場した。200からのモデルサイクルは14年くらい経つが、ちゃんと進化し続けるから素晴らしい。ロシア、中東、オーストラリアといった人気マーケットのニーズをしっかり汲んだ感じだ。ちなみに、北米では販売されない。生産のほとんどが日本なので高い関税がかけられるからだ。小売価格に25%乗せられたらライバルには勝てない。

◆「小細工なし」のV6ガソリン&ディーゼル
 では新型のハードウェアだが、もちろんラダーフレームを基本骨格とするボディオンフレーム。TNGAのロジックでラダーフレームを新設計した。聞いたところTNGAはフレームの製造方法ではなく概念だそうだ。なので、軽量化、低重心、自然なドラポジを念頭につくられたという。ラダーフレームに載るボディにはアルミパネルを多く採用する。フロントフェンダー、前後ドアパネルなどがそう。接着剤を多用したのも軽量化が目的だ。
 エンジンは3.5リットルV6ツインターボのガソリンと3.3リットルV6ツインターボのディーゼルユニットというラインナップ。モーターでスタートをアシストして……といった小細工はない。このディーゼルは新設計でランクル300が初搭載となる。その意味で『プラド』をはじめいろいろと組み合わせるモデルが出てくるであろう。ディーゼルのV8を積んだクルーザー、『ポーナム35』もあったから、トヨタマリンが使うなんて可能性もありそうだ。
 パワートレインではギアボックスが6速から10速になったのもニュース。オーバードライブ的ギアが一気に増えたことで高速移動が楽になった。実際、今回のテストドライブでも高速道路が多かったのでそれは強く感じた。
 おもしろいのは、今回エンジンを載せた状態で45度に傾けられるベンチをつくったという話。クルマが傾いた状態でのオイル回りを確認するためだ。中東の砂漠の斜面はかなりキツいからそうした声に応えたのであろう。ちなみに、ランドローバーは90年代からそれを実施している。秘境でのラリーを前提としたクルマだからだ。

◆レンジローバーとは違う発想のボンネット形状
 この他ではボンネットの形状が新しい。左右に盛り上がりをつけ、センターを低くする。これはドライバーの前方視界の確保と、衝突時の歩行者保護のため。レンジローバーではボンネットの剛性を保つのと渡河時の水の流れをよくするためだが、ランクルはそれとは異なる観点からオリジナルの形状を生み出した。
 足回りではホイールに目がいく。新型はデフォルトが18インチで20インチも履ける設定にしてある。理由はパワーのあるエンジンに対するブレーキ性能の強化で、大径ブレーキローターを装着するため。インチアップは見た目の迫力を増すので相乗効果に値する。余談だが、中東仕様には昔からある4リットルV6エンジン車をランナップするそうで、そちらは17インチを標準にするらしい。
 そういえば、これまで5穴だったのが6穴にハブボルトの数が増えているのも見逃せない。理由は剛性アップだが、ホイールを変えるときは要チェックだ。

◆山中湖までの往復300km、ドライブモードの違いは明確
 では実際に走るとどうか。と、その前にスタータースイッチがかなり上の方にあることに気づいた。理由は新たに導入した指紋認証システム。指紋を押しやすい場所が選ばれた。ただ、右ハンドルだと左手なのが少し面倒な気がする。右利きだと左ハンドルで右手の人差し指をスッと出したほうがスマートだろう。
 今回は都心から山中湖までの往復、およそ300km弱を走った。高速道、一般道、そしてタイトなワインディングでその走りを試すことができた。今回はオフロード走行はできなかったので、4WDローレンジの実力は試せなかった。が、その分ドライブモードをいろいろ変えながら長く走ったのでその印象を伝えよう。
 まずガソリンエンジンとディーゼルの違いだが、それなりにはあるものの個性が色濃く出ているわけでもない。ガソリンエンジンのセッティングをトルク重視にしているのがその理由で、回転計は7000回転までとディーゼルの6000回転とさほど変わらない。
 ただ、アクセルに対するレスポンスが早く軽く吹け上がる分ガソリンの方が軽快さを感じる。が、実際はディーゼルの方がトルクと一緒にタイヤがグイッと動き出すので、マッチングがいい気がした。それにこのディーゼルはかなり繊細なアクセルワークに対応する。まぁ、その辺は好みだろうが、個人的にはディーゼル方が扱いやすく思えた。
 ポジションはエコ/コンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツ+の5つ。ざっくり言ってしまうと、スポーツとスポーツ+は今時の乗り味で、ドイツ系SUVを思い出す。高速道路でもフラフラせず、バシッと走れる感じだ。で、目立ったのがコンフォート。かなりバウンシングが強く船で揺られるような感覚となる。ずっと走っていると船酔いしそうだ。が、どこか懐かしい気がしなくもない。
 で、そこを開発者に問うと、「昔ながらのランクルの乗り心地」という返事だった。なるほど、そういうセッティングか。日本ではあまりないだろうが、海外の道路事情ではもしかしたら効果的なのかもしれない。

◆スーパーカーでも軽自動車でも個性的なクルマは楽しい
 なんて感じで徒然なるままに記してきたが、新型ランクルはなかなか良く出来ている。サイズのわりに機敏だし、走り出せばコントロールしやすい。それに見かけも悪くない。とはいえ、今回は「GRスポーツ」もあるし、そもそもまだオフロードを走っていない。これまでジープやランドローバで世界中のオフロードコースを走ってきただけにそこでのパフォーマンスに興味は尽きない。よって、総体的な評価はその後にしたいところ。
 ただ、いずれにせよ、こういうクルマがつくり続けられるのは嬉しい限り。ロシア、中東、オーストラリアという特異なマーケットを主戦場とするが、母国日本で売られるのは素晴らしいことだ。スーパーカーでも軽自動車でも個性的なクルマは実に楽しい。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★★
九島辰也|モータージャーナリスト
外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの"サーフ&ターフ"。 東京・自由が丘出身。
取材協力 富士マリオットホテル山中湖
〒401-0502
山梨県山中湖村平野1256
《九島辰也》[提供元:レスポンス]レスポンス
GAZOO


≪くだめぎ?≫
 "2015年6月"から設定されているランドクルーザー プラド「プラド」(ディーゼル車)は、一部改良並びに特別仕様車が毎年出でいて順調だと思うが。ナローモデルと言われる「プラド」でさえ"全幅1,885mm"で全くの「ワイドボディ」である。
 新型『300系』は更に全幅1,990~1,980mmというモノは「超ワイドボディ」であり、それを求める方が多くいる事自体が驚きである。
 "GR SPORT"は「TOYOTA」ロゴとメッシュパターンを配したラジエターグリルが特徴、"トヨタディーゼル店"らしい?、モデルでも飛びつける事が驚異であるね・・。
Posted at 2021/10/06 09:34:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ
2021年10月06日 イイね!

新型「ランドクルーザー」の納期はなぜ長いのか

新型「ランドクルーザー」の納期はなぜ長いのか2021年9月17日(金)13時00分
新型「ランドクルーザー」の納期はなぜ長いのか あの地域との深い関係とは

《画像提供 トヨタ自動車》
(上)2021年:ランドクルーザー300系(ステーションワゴン)=新型
GR SPORT 3.3L ディーゼル(5人乗り)
(下)2018年:地域別販売台数(単位は1万台)

 新型になったランドクルーザー(300系)は、納期がとても長い。メーカーは「契約から納車までに1年以上を要する」としているが、販売店では「今は2年以上に達しており、正確な納期をお伝えできない」という。
 納期が2年以上では、ユーザーも困る。2年後には転勤している可能性もあり、企業によっては海外拠点で働いていることも考えられる。納期が長すぎて、購入に踏み切れないユーザーも多いと思う。
 新型ランドクルーザーの納期は、なぜ2年以上なのか。先代型は長くても半年程度だったから、新型では大幅に延びた。納期が遅延している理由を開発者に尋ねると、以下のように述べた。
 「ランドクルーザーは海外の需要が多い。生産総数の50%以上が中東で販売される。そこにロシアとオーストラリアを加えると90%に達する。新型は海外でも人気がきわめて高く、これにコロナ禍の影響も加わり、納期が大幅に延びた」。
 具体的には、ランドクルーザーのどのような魅力が海外の好調な売れ行きに結び付き、納期を延ばしているのか。この点も尋ねた。
 「一番の魅力は、悪路の優れた走破力と耐久性だ。海外には立ち往生したら生命に危険が及ぶルートも多い。従ってランドクルーザーでは、必ず生還できることが使命になる。走破力が優れ、なおかつ絶対に故障しない信頼性を徹底的に高めた。そのためにランドクルーザーは、新型もハイブリッドシステムを採用していない。万一、故障の原因になったら困るからだ。このクルマ造りが、世界のお客様、特に中東、ロシア、オーストラリアといった過酷な地域の方々から高く評価された」。
 ランドクルーザーはどのように使われているのか。「日常的な移動のほか、顧客を乗せて砂漠を走破するツアーなども実施されている」。砂漠の走行では、横転の危険も伴う。専門的な運転技術と併せて、悪路における優れた走行安定性も重要だ。
 このように中東などには、ランドクルーザーが真価を発揮する場面が多い。中東といえば裕福な印象が強く、ランドクルーザーの豪華さが人気を呼んでいる面もあるだろうが、本質は悪路の走破力だ。生命に係わるから、車種選びも厳格に行われ、信頼性の高いランドクルーザーに特化されて納期も延びている。
《渡辺陽一郎》[提供元:レスポンス]
GAZOO


トヨタ・ランドクルーザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

300系(2021年 - )
トヨタ・ランドクルーザー300系
概要
販売期間 2021年8月2日 -(日本)
ボディ
 乗車定員
5人(GX/ディーゼル車)
7人(GXを除くガソリン車)
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 四輪駆動(フルタイム4WD)
パワートレイン
 エンジン
V35A-FTS型 3444cc V6 IC付ツインターボ
1GR-FE型
F33A-FTV型 3345cc V6 IC付ツインターボ ディーゼル
変速機 10速AT(Direct Shift-10AT)
サスペンション
前:ダブルウィッシュボーン式独立懸架
後:トレーリングリンク車軸式
 車両寸法
ホイールベース 2,850 mm
全長 4,950 - 4,985 mm
全幅 1,980 - 1,990 mm
全高 1,925 mm
車両重量 2,360 - 2,560 kg

 2021年(令和3年)6月10日(日本時間同日2時30分、UAE時間6月9日21時30分)、フラッグシップモデルとなるステーションワゴンタイプを14年ぶりにモデルチェンジ、中東地域を中心にオンラインで300系が世界へ初公開された。日本国内においては公式発表前の予約の段階で注文が相次ぎ、年間計画台数(5,000台)の3.6倍となる18,000台の受注を記録し、納車は5年待ちになるという異例の事態となった。
 全体のスタイリングは200系後期型からのキープコンセプトであるが、フロントグリルはさらに拡大され、グリル横方向のバー、リアコンビネーションランプ、ホイールアーチ形状などで水平基調となっている。

GR SPORT
 300系ではランドクルーザー初の「GR SPORT」を設定。外内装の変更だけでなく足回りを強化するといった専用装備が盛り込まれている。
・前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御させ、路面状況や前後輪それぞれの状況に応じてより細かに効果を変化させる世界初のE-KDSSが採用され、ばね定数やAVSもE-KDSSの採用に合わせて最適化。サスペンションストロークが大きく伸ばされたことで、歴代モデル内で最長となるホイールアーティキュレーションを実現させている。また、電動デフロックをリア(「GR SPORT」以外のグレードはメーカーオプション設定)だけでなくフロントにも装備し、様々な悪路環境における走破性が強化された。
・外観は「TOYOTA」ロゴとメッシュパターンを配したラジエターグリルをはじめ、バンパー(フロント・リア)やリアマットガードを専用品に、モール類(ホイールアーチ・ロッカー)をブラックの専用品に、18インチアルミホイールをマットグレー塗装に、アウトサイドドアハンドルとドアミラーをブラック塗装にそれぞれ変え、エンブレム類はリアトヨタエンブレムがアクリル+ブラック、車名ロゴがブラック塗装となり、フロント・サイド・リアにGR専用エンブレム[注 21]が追加され、バックドア下端デカールも追加された。
・内装は本革巻ステアリングホイールの加飾とインテリアオーナメントの一部(ドアアームレスト・フロントコンソールアッパーパネル)に切削カーボン調を、内装色にブラック/ブラック&ダークレッドが採用され、本革巻きステアリングホイールの下部・フロントシート・スマートキーにGRエンブレムを配し、メーカーオプションのT-Connectナビゲーションシステムも専用オープニング仕様となる。
最終更新 2021年10月2日 (土) 16:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。


≪くだめぎ?≫
 そもそも、「ランクル」の「200系」『300系』は中東をはじめ海外向け仕様車を呈している、日本向けはその一仕様車に過ぎない状態。
 「プラド」でも、

10月1日時点でのランドクルーザー プラドの工場出荷時期目拠:
"注文をいただいてから、4ヶ月以上"
東南アジアでのコロナウィルス影響拡大等に伴う部品供給不足により、現在、多くの車種で生産遅れが発生しております。・・・

海外では『ロックダウン』で "強力" に感染防止を行っている所もある、日本は"まだまだ生温い感染対策"であることを分かっていない方々も多い。
Posted at 2021/10/06 08:24:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ

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