ディーゼルオート店のブログ一覧

ダイハツ工業、小型車用ディーゼルエンジン開発－年内に再開、トヨタへの供給も視野
掲載日 2015年01月19日

[写真] 現行の軽自動車用「ＫＦ型」ガソリンエンジン

　ダイハツ工業は２０１５年、小型車用ディーゼルエンジンの開発に着手する。久留米開発センター（福岡県久留米市）にエンジンや周辺機器を評価できる体制を構築。年内にも開発目標を設定し、モデルベース開発（ＭＢＤ）の手法を採用して２―３年内の量産試作を目指す。親会社トヨタ自動車への供給も視野に入れており、開発の行方はグループのグローバル戦略を左右しそうだ。

　ダイハツが開発するディーゼルエンジンは排気量１２００ｃｃ級と見られる。トヨタグループは１４年１１月、ディーゼルエンジンの開発や製造を豊田自動織機に集約する方針を公表しているが、ダイハツはこの枠組みから外れる見通しだ。
　ダイハツは過去に小型ディーゼル車を販売した実績もあるが、ディーゼルエンジンの対外発表は０５年の東京モーターショーに参考出品したのが最後。排出ガスを問題視され、ディーゼル車への風当たりが強くなっていたこともあり、開発を事実上終息させていた。
　現行の軽自動車用「ＫＦ型」ガソリンエンジンの後継開発にも取り組む。エンジンと変速機の組み合わせによるパワートレーンの理想形をゼロから創造することで、将来の国際競争力強化につなげる。久留米開発センターは次世代パワートレーン開発を目的に建設が進められており、すでに一部が稼働した。センターではさまざまなエンジンや周辺機器を自在に診断できるシステムの構築を進めている。

日刊工業新聞


≪くだめぎ？≫
　『プロボックス/サクシード』搭載を目指しているのは間違いないと思うが、『シエンタ』に出来たら尚びっくりだが・・。

トヨタ事業再編、ブレーキ専業やディーゼル豊田織への集約
2014年 11月 28日 16:41 JST

[写真] 都内で２６日撮影（２０１４年　ロイター／Thomas Peter）

［東京　２８日　ロイター］ - トヨタ自動車とデンソーなどのトヨタグループ各社は２８日、グループ内の事業再編を発表した。ブレーキシステム事業はアイシン精機子会社で専業のアドヴィックス（愛知県刈谷市）に、トヨタのディーゼルエンジン事業は豊田自動織機（同）へそれぞれ集約する。

トヨタのマニュアルトランスミッション（ＭＴ）の開発機能と国内生産は、アイシン精機子会社で専業のアイシン・エーアイ（愛知県西尾市）に統合する。グループ内での共通機能を集約し、経営資源を最適に配分することで競争力を強化する狙い。

ブレーキシステムについてはトヨタ、デンソー、アイシン精機、住友電気工業 ４社の事業をアドヴィックスに集約する。同社はアイシン精機が５５％出資。２００１年７月にアイシン、トヨタ、デンソー、住友電の４社の共同出資により設立した。

自動車のＩＴ（情報技術）化が進む中、衝突を回避する自動ブレーキなど安全運転技術が新たな競争分野となっている。アドヴィックスがトヨタグループ内のブレーキシステムの製品開発から生産までを一手に担い、事業効率を高める。

アイシン精機が約１１０億円を投じ、同社の半田工場（愛知県半田市）に隣接したアドヴィックスの工場を新設する。アイシンの半田工場とデンソーの大安製作所（三重県いなべ市）の制御ブレーキ生産機能を段階的にアドヴィックス新工場へ移し、２０１６年１月以降に生産を開始める。トヨタ、アイシン、デンソーは今後人員を派遣し、開発支援を強化する。

(白木真紀)


≪くだめぎ？≫
　「ディーゼルエンジン」が豊田自動織機・トヨタＬ＆Ｆと一体になることのかな。
　マニュアルトランスミッション（ＭＴ）がアイシン・エーアイに統合が大きいことだと思うが、ＭＴ車が少ないからね・・。

ニュースリリース / 2014年
2014年7月14日

トヨタL&Fが1.5～8.0トン積エンジンフォークリフト
新型「ジェネオ(GENEO)」を発売

— 世界トップクラスの低燃費・低排出ガスを実現 —

[写真] 1.5～8トン積エンジンフォークリフト「ジェネオ（GENEO）」

株式会社豊田自動織機(社長：大西 朗)・トヨタL&Fカンパニーは、新型クリーンエンジンを搭載した1.5～8.0トン積エンジンフォークリフト「ジェネオ(GENEO)」を7月15日(火)より、全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて発売します。

物流コスト低減ニーズや世界的な環境意識の高まりを背景に、エンジンフォークリフトにおいては、燃費の低減および地球温暖化ガスの排出低減、また先進国を中心に年々強化されているフォークリフト等産業車両に対する排出ガス規制への適合など、お客様の要求仕様は高度化しております。

このような状況のなか、今回発売する新型ジェネオは、環境負荷の低減、作業者の安全確保や操作性の向上など、お客様のニーズにお応えするため、より高いレベルのフォークリフト性能・機能を追求したモデルです。

環境面においては、新開発の電子制御クリーンエンジンおよびロードセンシング式パワーステアリング※1、高効率トルクコンバーターを組み合わせることにより、世界トップクラスの低燃費・低排出ガスを実現しました。また、さらなる燃費低減に貢献するアイテム「エコモード」、「オートエンジンストップ」もオプションの機能として選択可能です。なお、ディーゼル車にはDPF※2レスで最新の排出ガス規制※3に適合した新型エンジンを採用し、DPF付きの場合に必要なフィルターの清掃や交換など後処理のメンテナンスフリー化を実現しています。

安全面においては、作業中の安全と作業効率の向上に貢献する当社独自のシステム「SAS※4」のほか、最高速制限機能も新型ジェネオ全車に標準搭載しました。また、3.5トン以上の機種ではマストレイアウトの見直しを行い、広い前方視野を確保しています。

使いやすさの面では、人間工学に基づく設計により、広い足元スペース、低いステップ、小径ハンドルの採用など、オペレーターが使いやすく、疲れにくい作業環境を実現しています。また、6.0～8.0トン積については、ボディー設計を大幅に見直し、従来車に対し、よりコンパクトな車体にすることで、小回り性などの操作性を高めています。

これからもトヨタL&Fは、豊富な商品ラインアップと業界最大の販売・サービスネットワークで、お客様に最適な物流環境の構築をサポートしてまいります。

新型ジェネオの主な特長、機種、価格は以下のとおりです。

※1 ： パワーステアリングにロードセンシング式油圧システムを採用。リアアクスルへの負荷に応じてパワーステアリングへの流量を調整して供給することで、エネルギーロスを低減。
※2 ： ディーゼル微粒子捕集フィルター(Diesel particulate filter)
※3 ： 国内特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準(エンジン出力37kW以上56Kw未満)
※4 ： ハンドル角、揚高など様々な情報を検知し、制御することで、旋回時や荷役時などに優れた安定性を発揮するシステム。


1. 主な特長
環境への配慮と効率
1） 電子制御クリーンエンジンおよびロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターの組み合わせにより、世界トップクラスの低燃費・低排出ガスを実現。
2） ディーゼル車は、DPFを用いることなく最新の国内特定特殊自動車排出ガス規制※5に適合した新型エンジンを搭載。DPFレスにより、一定期間ごとのフィルター清掃や交換は不要。
3） 1.5～コンパクト3.5トン積ディーゼル車は、燃費※6を従来車から最大25%低減。
4） 3.5～8.0トン積ディーゼル車は、燃費※6を従来車から最大30%低減。
5） 3.5～5.0トン積LPG/ガソリン車に新型エンジンを搭載。
電子制御燃料噴射や燃焼室形状の最適化などにより最適燃焼を達成。(ダウンサイジング)
6） 3.5～5.0トン積LPG/ガソリン車は、燃費※6を従来車から最大20%低減。

※5 ： 国内特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準(エンジン出力37kW以上56Kw未満)
※6 ： 燃料消費量(リットル/h)、VDI60秒測定
(お客様の稼働状況により異なります。)

2. 主な機種のメーカー希望小売価格(標準仕様 ディーゼル車)
積載トン数　型式　希望小売価格(千円/税抜き価格)
2.5　02-8FD25　3,752
4.0　8FD40　6,091
◎7.0　8FD70　8,807
(◎印：画面上部掲載写真)

以 上

☆☆☆エンジンフォークリフト「ジェネオ（GENEO）」の詳細は下記のサイトをご参照ください☆☆☆
http://www.toyota-lf.com/instruction/geneo/


≪くだめぎ？≫
　東海ラジオ 月～金18:50「中日新聞ニュース・天気予報」、トヨタL&F中部のＣＭで"くさい"と倉庫内でのフレーズが出てくる。それだけ"クリーン"なのだろう・・。

【コラム】
JR西日本の車両・列車4
681系・683系特急「はくたか」最後の年末年始
上新大介　 [2014/12/30 18:30]

先日、越後湯沢駅から特急「はくたか」に乗った。その日は帰省ラッシュの最中ということもあり、車内は通路やデッキまで乗客であふれるほどの混雑に。この3月で姿を消す列車だというのに、いまだに実感がわかない。

[写真] 北越急行が所有する683系8000番台の特急「はくたか」

現在の特急「はくたか」に使用される車両は、JR西日本所有の681系と北越急行所有の681系・683系。北越急行の車両は車体前面や帯色に赤を使用し、「スノーラビット」の愛称を持つ。2015年3月14日のダイヤ改正で、「はくたか」は北陸新幹線の列車名に。北越急行では新たに超快速列車「スノーラビット」を運行開始するという。

マイナビニュース


≪くだめぎ？≫
　特急「はくたか」が"超快速列車「スノーラビット」"にフルモデルチェンジと思うのだが、１６０km/h対応であるから・・。

【コラム】
JR東日本の車両・列車26
485系国鉄色再び! 北陸本線走る特急「北越」

上新大介　 [2014/12/31 18:30]

当コラム第16回でも紹介した、国鉄特急色の485系T18編成。そのときは快速「くびき野」に使用されていたが、今回は特急「北越」として、北陸本線を走る姿を見ることができた。国鉄時代から続く「北越」のヘッドマークに、懐かしささえ覚える。

国鉄特急色の485系T18編成を使用し、北陸本線を走行する特急「北越」

国鉄特急形電車485系を使用する特急「北越」・快速「くびき野」は、ともに2015年3月で運行終了となるが、ダイヤ改正で新たに運行開始される新潟～糸魚川間の快速列車に、485系(6両編成)が使用されるとのこと。1往復のみの設定とはいえ、もうしばらくの間、新潟地区で活躍する485系の姿を見ることができそうだ。

マイナビニュース


≪くだめぎ？≫
　「はつかり」「やまびこ」は食堂車も入れた１２両編成、「白鳥」「ひばり」の１３両編成は、もはや伝説である。1982年の東北新幹線開業以後、この６両編成が登場したと思う。普通列車「シティ電車」の様に短編成になり、頻発ダイヤに貢献した。最近はかつての気動車急行の様に更に短編成だから、"快速列車"らしい列車と思うが。