目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ヴァリエッタ(シルビアS15)では古い車種なのでオートライト(コンライト)機能はありませんが、以前から流用できるかもとチェックしていたオートライト切り替えのあるディマースイッチを移植してみたくなったのでオートライト化を行っていきます。
他車両でオートライトに慣れてきてしまっていたので、久しぶりにヴァリエッタで高速乗った時にトンネルで面倒に感じたので。
2
自分のヴァリエッタのディマースイッチはフォグランプとバックフォグの付いた物を使用しているわけですが、これにさらにオートライトの付いたものを探していきます。
とりあえずパーツカタログからこのスイッチを使っている車両を探し、そこからさらにオートライト付き車種を絞っていきます。
そこでヒットしたのがバサラやローレル等。
今回は流用で定評のあるローレルに絞っていきます。
3
で用意したのがこちら。
フォグランプ・バックフォグ・オートライトとフル機能の付いたスイッチです。
このスイッチは寒冷地仕様の車両にしか装備されていないのでレアリティが高く中古で出なかったため新品で購入しました。
大体2万ほどで手に入れることができます。
バックフォグ無しのオートライト付きであればいろいろな車種で利用しているので中古で1000円くらいで入手可能かと思います。
4
スイッチだけではオートライトにはならないので他車両のディーラーオプションのオートライト(コンライト)も用意しました。
が、ユニットがデカくダッシュボード上に置きたくなかったのと、社外のオートライトユニットを用意する方向。
5
オートライトのユニットはいろいろなメーカーから出てましたが、センサー部分が小型なCEPの"UNM091"を使います。
ヴァリエッタを単純にオートライト化するのであれば、この社外ユニットを単体で付ければ低価格で解決するのですが、そのまま付けるのは操作が多くなり、中途半端な動作になるのでお勧めはできません。
その付ける問題点としては、
1.別途オートライトのオンオフスイッチの設置が必要になる
2.オートライト機能はOFF位置でないと利用できない。
3.ハイビームはオートライト化できず、オートライトをOFFにしてディマースイッチを点灯状態に切り替えてハイビームにするという無駄に操作が多くなる。
4.オートライト時は純正ライトヒューズを経由しなくなるのでトラブル時の問題。
といった現在のオートライト標準車両と操作や動きが全く異なるのであまりお勧めできず。
ただ今回はオートライトを実装したいからではなく、ディマースイッチを流用したいがテーマなのでそのまま流用するつもりはなく。
6
次にコネクタを用意。
配線のパターンが違うのと、純正配線を切り貼りしてどうにかするにはちょっと仕様が違いすぎて難しいのでオートライト制御と変換制御を間に挟む形にします。
コネクタは同一のものの入手が難しく似たような小加工で付けられるコネクタを用意します。
流用コネクタ型番
8P090K-NSLC-F
8P090K-NSLC-M
4P090-CS-M-tr
4P090-CS-F-tr
7
ローレル C35の配線図を用意してディマースイッチの動作仕様をまず確認。
コネクタ形状は同じなんですがターンシグナルランプのコネクタのパターンから何もかも違うのでうっかりそのままシルビアにオートライト有りディマースイッチを取り付けると車両本体が壊れる危険性もあります。
また、オートライト付きのディマースイッチはマイナスコントロール仕様となっており、プラスコントロールのシルビアとは異なります。
8
そしてこちらが簡単に描いた純正配線ルートで通電しつつ一般的なオートライトの点灯を再現した構造。
これでヴァリエッタの点灯パターンそのままに、オートライト簡易導入の問題点を解決できるかと思います。
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