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ディーラーの使用しているエグザミナーと同等の機能が手にできる、夢のソフト「ALFA DIAG」。
皆で「欲しいよね」という話をしていたところ、既に所有しているという西東京のぜろさんから、「メカ板」の方へ、実際に見てみますか、とのご好意の書きこみをいただいた。
kapiさんが連絡を取り合ってセッティングをしてくださり、それでは是非にと、西東京の某所に集まることになった。

ぜろさんの左ハンドル145に接続して一通りの説明をお聞きしてから、私→romeoさん→フジケンさん→kapiさんの順で、それぞれのクルマにも接続して診断していただく。
エラーが出なかったのはフジケン号のみ。
うちのはO2センサーがイカれかけてるようで、言われてみると、ここのところ、少～し燃費が悪いような悪くないような・・・。いずれにしても、距離も距離だし、そろそろ換え時ではあるのだろう。

皆で共同購入を、というような話をしていたこの「ALFA DIAG」だが、ソフトと接続用の配線を揃えてもそれほど高くはない。まだまだ145に乗り続けることを考えると、自分でも欲しくなってしまった。
先日のトラブルもこれさえあれば、その場で“即”解決できていただろうしなぁ。

一時的「不動状態」から帰還した我が145。先日のISCV洗浄でアイドリング回転は安定したものの、まだ正規値850rpmには若干高い。
まず簡単にできるところからということで、ハイエナ号から取り外しておいた汚れ気味のスロットルをエンジン・コンディショナーを吹き掛け一晩放置。翌日キレイに掃除して交換してみた。併せて、ISCVにもちょっとおまじない。
これでスッキリ、かな。

何となくそのような話は聞いていたのだが、部品屋さんで新品ISCVの値段を聞いてびっくり！
往生際の悪い自分は、本日早めに帰宅して、再度悪あがきにチャレンジしてみた。
悪あがきといっても、先日のお掃除の続きである。

残っていたエンジン・コンディショナーを、ISCVのバルブ部分をカシャカシャ動かしながら吹き掛け、しばらく放置、パーツ・クリーナーで洗い流す。これを5回程繰り返してみた。そうすると、まだ黒い汚れが流れ出てくるではないか。
黒い液体の流出が概ね収まり、バルブの戻りがスムーズになったところで、OA用のエアー・ダスターを吹き掛けて乾燥。
再度組み付けてコンピュータをリセット。完了。

これでダメなら仕方ないという思いで、エンジン始動。
ちょっと離れた深夜営業のスーパーまで、遠回りをしつつ買い物に。

ん、今回は何だかこれまでと違う。回転の落ちがスムーズで、違和感が全くない。
これまでは走っているうちに段々回転が落ちなくなっていったのだが、そのような兆候も全くない。
1時間ほど走り回ってみたが、針の動きにはしっかりメリハリがあり、アイドリングは1,000回転弱でピタリと安定、どうやら調子は戻ったみたいである。
よかったぁ。これでしばらく様子見。部品屋さんにはゴメンナサイを言わなければ。

エラー・リセットにより何とか帰還を果たした145、しかしまた別の問題が・・・。アイドリング回転が下がらない。
1,500～2,000回転というのは、どう考えても以上だ。どうもアイドル・スピード・コントロール・バルブ(ISCV)が天寿を全うされてしまったようだ。
新品に交換すればよいのだろうが、これが高い。

監督さんにアドバイスをいただき、本日はダメもとで少し“悪あがき”を。
スロットルからISCVを外し、エンジン・クリーナーとパーツ・クリーナーを交互に使って内部を洗浄してみた。中からは真っ黒なスラッジが、出てくる出てくる。
黒い液体の排出が収まったら、内部のクリーナーが乾くまでしばらく放置。

待つ間にはエンジン･オイルを交換してしまおう。何しろ今回はエンジン内に異物を吸い込ませてしまったので。

充分乾いたところで、祈りを込めて組み付け。
コンピュータ・リセットも施した上でエンジン始動、近所を一回りする。はじめは1,000回転弱を指していた針が、走っているうち徐々に下がらなくなってくる。
あぁ、やっぱりダメだ～。

13万キロも頑張ってくれたのだから、仕方ないといえば仕方ないのだろうが、どうしよう。
またまたダメもとで中古を試すか、いやいや、またダメだったこと考えると素直に新品行くべきか。

あぁ、またか・・・。ローダー積載2度目の我が145。
この後姿を見送るときには、果たしてどうなることやらと胸を痛めたが、結果、即退院！

先日の監督さん・kapiさんたちの検証では、燃料ポンプから燃料が供給されているにも係わらず、インジェクターが噴いていない。アルファコードの入力もできず・・・。
これは異常燃焼を感知した為にセキュリティーが働き、ロックがかかってしまっているのだろう。ディーラーのエグザミナーで診断を受け、ロックを解除してもらうしかない、ということであったのだが、ほぼその通り。
エグザミナー診断で無事エンジン始動。本日帰宅となりました。

ご心配お掛けしました。励ましありがとうございました。
これからもまだまだ乗り続けますので、よろしくお願いします。