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2014年09月23日 イイね!

都留から笹子へと抜ける山深い展望ルート 黒野田林道

都留から笹子へと抜ける山深い展望ルート 黒野田林道山梨県都留市西部から笹子へと抜ける黒野田林道は、一度走ってみたいと思っていたものの、適当なデポ地が見付からず手付かずのままであった。
走りたいが高じ本気で調べるうち、ようやく富士急「田野倉駅」に有料駐車場のあることを突き止める。
これでめでたく一周45kmほどの周回ルートを描くことができ、早速走りに出掛けてきた。

「めでたく描け」とは言ったものの問題がない訳ではない。
周回のうち1/3に迫る13kmほどは道幅の狭い国道20号を走らねばならない。
これを前半に持ってくれば延々の登り。後回しなら下りっぱなしで済むものの時間が遅くなるほど交通量は増えるだろう。

プランの段階では朝のうちに国道を片付け、のんびり山道を楽しんでくるつもりだった。

前の晩の早寝のお蔭で、当日はアラームより一時間も早く目が覚めてしまった。
気持ちのよい寝覚めにそのまま身支度を整え、未明の中央高速は順調な流れで田野倉駅には一時間半以上早く着いてしまいそうだ。
駅が開かないと駐車場には停められないので、インターを降りそのままクルマで西へ直進、笹子まで国道20号の塩梅をチェックに行ってみた。

結果、こりゃダメだ~との結論に。
ルートラボでは山中に比較し緩やかな勾配も、交通量の少ない時間帯とは言え、この延々の登りを車と一緒にはとても走れない。
あっさり計画変更し、国道は後回しにする。下りなら何とかなるさ!

駅横に駐車場を備える富士急行「田野倉駅」。一日の駐車料金は310円。
感じのよい女性の駅員さんが迎えてくれ、気持ちのよいスタートを切ることができた。


本来は鉄道利用者のための設備なのだが、山歩きや自分のようなサイクリングに訪れる者にも開放してくれているのがうれしい。
休日くらい役所の駐車場を有料ででも開放するとか、都留市にももう少し頑張ってほしいのだが。

リニアの下をくぐって行く。この辺りの魅力は、どちらを向いても山に囲まれているところだ。


こちらは大幡川を渡る富士急行の線路。
山と緑ときれいな水、澄んだ朝の空気。これだけで来てよかったと思う。


大幡川の上流方面へ緩やかに登って行く。空も青く晴れあがってきた。




県道をそれ脇道へ入ると、長閑な風景が待っていてくれた。




県道の終点近く、右方向へ戻るように登って行くのが黒野田林道入り口だ。
いつもの黄色い看板はないが、ここでフロントバッグのD環に熊鈴をセットする。


振り返ると山々のシルエットが重なって見えている。
この辺りで標高約750m。ピークまではあと440mほどだ。


右側の視界が非常に開けたルートだ。
飽きることなく展望を楽しみつつ、少しずつ高度を稼いでいく。




川沿いの集落もよく見えている。


トンガリ岩の切通しを抜けしばらく行くと、展望広場が見えてきた。




ベンチや東屋も設置され休憩には持って来いのスペース。
持ってきたおにぎりを頬張り展望を独り占めにする。


右端三つ峠山の左に富士山があるようだが、この日も残念ながら・・・。


それでも充分以上の展望だ。
180度を超えるパノラマを切り貼ってみた。


広場の先の最初のピーク。


この先いくつかの登り返しを行くといよいよ長いダウンヒルの始まりだ。


それにしても本当に山深い。




緑の中へ落ちていくかのようなダウンヒル。こちらの方が斜度がきつく、右回りルートを選択して正解だったようだ。


緑のトンネルを抜けて行く。




7kmほど下って国道に合流。お楽しみはここまでだ。


国道20号。何たる路肩の狭さ!
都留方面への分岐までここから約13km。下っているからまだよいものの、こんなの反対方向から来たらエラい目に遭うところだった。


交通量はさほど多くはなかったが、時折すれすれを追い越していく車が居て怖い怖い。
48×14Tのトップギヤを回せるだけ回し、何とかかんとか田野倉駅まで帰還。
自転車を仕舞い駅舎の窓口に駐車のお礼を言うと、朝の駅員さんが、
「お疲れ様でした」
とニッコリ。お蔭で先程までの緊張や疲れも雲散霧消。
不覚にも、ん、これならまた来てもいいかな、と思ってしまった。

Posted at 2014/09/24 22:32:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2014年09月13日 イイね!

金時山周回。明神林道~長尾峠~足柄峠

金時山周回。明神林道~長尾峠~足柄峠久々に雨の心配のない落ち着いた予報の三連休初日、ティオさんにご一緒いただき、神奈川と静岡の県境・金時山を周回するパスハンルートを走りに行ってきた。

連休初日の東名下りは結構な交通量。こりゃ、中央道方面へ行っていたらエラい目に遭っていたかもしれないな、こっちでよかったなどと考えつつ走行車線の流れに乗って行く。
順調に大井松田ICを降り、待ち合わせの地蔵堂駐車場には大分早く到着してしまった。
ところがティオさんは既に到着済み。二人で待ち合わせをするといつも大概こうだ。早めに集まり早めに出発。早速分割ガードを差し込みフロントバッグを取り付ける。

今回のルートは一周40km弱の全線舗装路ながら、標高864mの矢倉沢峠(金時隧道)、920mの長尾峠、748mの足柄峠と、三つのピークを巡るそれなりに走りでのあるコースだ。
ようやく暑さも治まってきたところで山が恋しくなり、待ちかねて走りにやって来た。

本日の予報は曇りのち晴れ、9時頃から太陽が顔を出すようだ。
出発時にはウインドブレーカーを羽織るかちょっと迷ったくらいの涼しさで、走り出すにはちょうどよい。


本日はTOEIを二台連ねてのツーリング。ごてごてした自分の700Cに較べ、ティオさんの650Aはシンプルで機能的にまとまっている。
一部批評家から物言いの付いたイクラリフレクターはしかし、後ろに付いて走っていると光の加減と見る角度で表情が刻々変わり美しい。
自分も一つ欲しいくらいだ。


“七変化”のイクラリフレクター。


最初のピーク金時隧道に到着。


この頃には予報通り青空が顔をのぞかせるようになってきた。気温も上がってきたのか、ヘルメットの中は既に汗びっしょり。
本日のハイライトはこの先長尾峠への道程で見下ろす仙石原と、足柄峠の手前で眺める富士の雄姿。
これはどちらも期待できそうだ。


トンネルの先を下っていくと、一旦国道138号に合流しなければならない。
国道走行は県道401号・長尾峠方面への分岐まで1km少々の間だが、狭い道幅と登り坂、休日の為びゅんびゅん行き交う車とで結構なプレッシャー。
分岐を脇へ逃げ込んだときには心底ほっとした。

峠まで緩やかな勾配のワインディングが続く県道401号。こちらは交通量も少なく走りやすい。


少し登ると左手に視界が開け始め、箱根山と麓に広がる仙石原一帯が見渡せるようになってくる。
まさか今頃銚子へ疾走している方が居るなどとは思いもせず、眼下の風景を楽しみながら、申し訳ないくらいのんびりとペダルを回していく。




本日二つ目のピーク長尾峠に到着。


見晴らし台からは芦ノ湖も間近だ。
以前あった茶屋跡は撤去され駐車場跡もガードレールに囲われている。
峠に車を停めるスペースは殆どなく、ここからの眺めは自転車かバイクで来る以外、楽しむことができなくなってしまった。


長尾隧道。
本来の峠はこのトンネルの上へ10分ほど登ったところにある。


トンネルの先は10km以上にわたる気持ちよいダウンヒル。一瞬300mほど再び国道と合流するが、すぐに右へそれ、ゴルフ場「富士CC」の中を急降下で下り足柄駅方面へと進んで行く。

昼食は駅近くの「時遊亭」。
以前来た時にも立ち寄ったが、料理もおいしくゆったりできるお店だ。
おまけにご主人は初期型のフェアレディーと60年代バイクを何台も所有するエンスーな方。
自転車で来ていたことをきっかけに声を掛けられ、ガレージの中も見せていただき思わず長居をしてしまった。


本日最後の登りに備え、駅前で水分補給。


駅前広場の金太郎像。
さすが縁の地ということで、この辺りあちこちで金太郎さんを見掛けるが、これは観光客におもねっていない雰囲気が○。
金太郎は無表情、熊の顔も怖い。


駅裏の道が足柄峠へと続いて行く。杉林に囲まれた急勾配の道だ。


蛇行する道を更に蛇行しつつ登っていく。それでもかなりしんどい。
ヘルメットのあご紐を伝う汗がトップチューブに滴り、ポケットのタオルで額の汗とフレームを拭いながら登る。


メインルートに合流。


富士山のビューポイントまであと少しだ。空にはまた雲が広がり始めている。


ん~、残念。
前回前々回に引き続き今回も、富士山は雲に隠れてしまっていた。


巡り合わせが悪いのか、思えばここからスコーンと富士山を目にしたのは、数えるほどだったような気がする。
仕方ないので次回リベンジを期して。

本日最後のピーク足柄峠。ここからデポ地へは5kmほど下るだけなのでここまで来ればもう帰って来たようなものだ。




それにしても、ここのところあまりまともに乗っていなかったので体が少しなまったか、最後の登りは結構応えた。
もっと軽量な自転車があれば、少しは違うのだろうか。

ブレーキレバーを握り締め、短距離ながらかなり急なダウンヒルをこなしデポ地着。
40km弱の短いコースながら、おしゃべりと景色を堪能しつつの充実した一日だった。
ティオさん、今回もご一緒いただきありがとうございました。
今度は海方面でしょうか。またよろしくお願いします。

Posted at 2014/09/14 12:50:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記

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メーカー不明クルスルート。 2016年9月、海外オークションでフランスからフレーム入手。 ...

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