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2013年02月24日 イイね!

白板さんのEIMEIロード

白板さんのEIMEIロード白板さんが組み上がったばかりのレーサーで江戸川を水元に向かっていると聞き、待ち伏せて拝見させていただくことにした。

サイクルスポーツ誌のビルダー特集か何かで名前を耳にしたことはあったが、実物は初めて見る「EIMEI(エイメイ)」。勤め先のロッカールームにしばらく放置されていたのを同僚の方から譲ってもらい、一年がかりでレストアされたそうだ。
やや日に焼けたメタリックレッドのフレームカラーが実にいい味を出している。
この自転車でサンツアーミーティングの参加を予定されているとかで、パーツは古いシュパーブ中心のアッセンブルだ。

いかにも走りそうに、バランスよくまとまったサイドビュー。やはり普段から乗り込まれている方は違うなぁ。
フレームパイプは石渡019、愛用のメビウスに較べると優しい乗り心地だとか。
メッキフォークがまた精悍だ。


コルナゴタイプのラグはヘッドチューブ側がオリジナル形状に削り込まれている。ヘッド小物は軽合のシュパーブプロ。


競技用らしくシンプルでコンパクトにまとまるシート部。


ナガサワのクラウンだろうか。がっしりと力強い印象だ。


ヘッドマーク&フレームロゴにはチャンピオンライン。ビルダーさんの秘めた思いのようなものが感じられる。
ちなみに「EIMEI」ブランドは今も残っているようだが、どうもビルダーさんは変わってしまっているらしい。



軟弱者は近寄りがたい、レーシーな雰囲気のトランスミッション。
シュパーブクランクにマイティビクトリーのギヤ板。前後ディレーラーとペダルはシュパーブプロ。
リアメカの上下ピボットはアルミ製だ。
ウィナープロ6Sを駆動するチェーンもサンツアーネーム入りのAPという念の入れよう。




グランコンペに「SUPERBE」刻印を施した初期型ブレーキレバー。小諸のアノお店で入手したそうだ。


「SUPERBE」ネーム入りのパッドは今や超貴重。使ってしまって大丈夫なのだろうか?


キャリパーも初期型シュパーブ。赤いゴムリングとシューが特徴だったが、さすがにシューは新しいものに換装されていた。


ホイールはサンツアーミーティングのダート走行を見越し、チューブラーではなくマビックMA3にグランボア・コルデマドレーヌ23Cを履く。
初めて自分で使用した際、あの細さでのあの快適な乗り心地に驚いたものだが、白板さんの印象もすこぶるよいとのこと。


ステムも上部に「SUPERB」刻印が入る。クランプ形状から、ものは楠木メダリオンのように見える。



ハンドルバーもレアな「SUNTOUR」刻印入り。
某雑誌でも紹介されていたが、実は小諸から東京に渡ってきていたのだった。これも楠木製だ。


最後にリアビューを。


濃い自転車乗りの皆さんと知り合い、いろいろ興味深い自転車を拝見させていただくことができるのは、何とも楽しい限りだ。
白板さん、本日も素敵な自転車をじっくり観察させていただき、ありがとうございました。ヒロセのツーリング車も非常に楽しみです。
うちのはまだ、当分先だなぁ・・・。
Posted at 2013/02/24 18:36:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | 友人の自転車 | 日記
2013年02月03日 イイね!

古利根散策

古利根散策年明けに湖北をうろついた際、行き逃していた古利根沼に行ってみた。

古利根沼はその名の通り古い利根(川)。
千葉側へ大きく湾曲した流れが台風やらの大雨で頻繁に氾濫するので、もう我慢ならん、と反対の茨城側を真っ直ぐにぶち抜く10年にも渡る大工事を明治の末から大正期にかけ決行。その結果三日月湖として残ったのが、古利根沼だ。
暴れる心配がなくなれば、堤防などがきっちり整備された本流とは対照にすっかり放置、お蔭で周囲には往時の利根川の面影が今も残っているらしい。

道の駅を出て手賀沼を東下すると、かなりの強風が背中を押してくれる。
“行きはよいよい”の典型的パターン。古利根散策後は天丼屋のおじさんに会いに行こうかとも思っていたが、即座に断念した。

前回同様、フィッシングセンター脇から湖北の街を通り抜け、まずは古利根沼西端へ。
これが古えの利根川? 左へと反っている奥が下流側だ。
現在のような河川敷はなく、いきなりの川面。水量が増せば、そりゃ溢れる訳だ。


一旦利根水郷ライン方面へ出ると、県境標識があった。
ここから千葉県?


手前は茨城県だからさ。


右方向へ弧を描く東端の様子。ここも“茨城県”の鳥獣保護区。


周囲が未整備に近く、釣り人くらいしか訪れる人は居ないようだ。お蔭でいい雰囲気が残っている。


ちょっと寄り道して、先日見付けたお気に入りの竹やぶを抜けて行こう。
いくつもの倒れた竹がそのまま。この辺りもあまり人が通らないのかな。


古利根を見下ろす芝原城址・自然観察の森。薄暗く鬱蒼とした感じだ。


そういう雰囲気はどちらかというと好物なので、気にせず奥へ進んで行く。


斜面の際には、古利根を見下ろす小径が続いている。


上からだと、さらに三日月形がよく見て取れる。弧の内側が茨城県取手市の飛び地「小堀(“おおほり”と読む)」だ。
利根川を向こうへ渡る住民用の「小堀の渡し」にも興味があったのだが、強風の中川沿いを戻ってくるのが億劫でこれも断念。
結果、往復恐らく20km程度の軟弱ポタリングに終わってしまった。


向こうには筑波山がよく見えている。そろそろまた峠が恋しくなってきた。
自分には向かい風の平地よりも、激坂だろうと何だろうと峠の方が合っているようだ。
大雪もそろそろ融けただろう。
Posted at 2013/02/03 20:25:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポタリング | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
雑誌の記事でほとんど一目ぼれだったALFA145。 それでも自分がイタリア車なんぞ手にするとは思っていなかったのだが、思い切って乗り始めたらいつの間にか走行2...
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