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2013年05月28日 イイね!

快走車トリプル化

快走車トリプル化TANGE LN-7922カートリッジBBを使用し、快走車のトリプル化を図ってみた。

ストロングライトBBの右ワンが緩み、一部では珍重される特殊形状のワンが何だかうっとうしくなってしまった。
後釜に手持ちのLN-7922ダブル用を試しに取り付けてみたところ、すこぶる調子がよい。ヌルリとした回転は、取り付けたクランクを踏み込んでも実感でき、クルクルクルクルと、実に気持ちよくペダリングできるのだ。
心配していた左クランクの“出っ張り”も殆んどなく、見た目も悪くない。
このスムーズな回転がいつまで維持できるのかは未知数だが、とりあえず古臭いストロングライトのBBセットは、「もういいや」なのである。

こんな右ワン、専用工具がなければ煩わしいだけだ。


LN-7922。クロモリ中空シャフトに軽合ボディで実測244g(118mm)。純正ストロングライトより40g弱軽量で面倒な玉当たり調整も不要、左右ワンを締め込んでいくだけの簡単取り付けだ。


最初に組み込んだのはシャフト長118mmのダブル用。この上の122.5mmが、どうもトリプルで調子よく使えそうだ。
ジュビリーRDのキャパシティの関係もあり、フロントアウターではフリー歯六枚全てを使い切るが、インナーではトップ側二枚は使わない。つまり自分の場合、チェーンホイールは、本来のチェーンラインより若干内側へ入り気味の方が都合が好いのだ。
トリプルでは調子が悪いと言われるジュビリーFDも、内へ寄せたチェーンラインなら何とか頑張ってくれそうに思える。

で、早速122.5mmを注文。念のため、スペーサーも準備した。


右ワンに厚さ1mmのスペーサーを一枚噛ませ、チェーンステーとのクリアランスはこのくらい。スペーサーなしでも行けそうかな?


左クランクの“出っ張り”も全く気にならない感じ。
カッパーグリスが少々はみ出てますな。拭いておかないと。


トランスミッション全景。十代の頃以来のトリプルギヤは48×40×30T。
快走車らしい軽快感は失ったものの、チェーンホイールの“彫りの深さ”に凄みが増した印象だ。


ストロークの長いジュビリーWレバーでは、仕方のないところ・・・。


全景。


サイドから。快走車というより、700Cツーリングになってしまったかな。


試運転は常総へ。
この日はいつもとは別の清潔感あふれる公園を起点に結城方面へ走り出したのだが、珍しい建物が目に付き、何だろう? と観察したり写真を撮っていたところ、不審者と決め付けられてしまったようで、
「何をしてるんだ!」
と怒られ、一気にモチベーションダウン。
それでもセンター40Tが一枚増えただけで使いやすさは倍増、危惧していたジュビリーFDも不調を感じることなく、いつものテリトリーへ、泣きながら逃げ帰ってくることができたのである。
間違いなく、走りの幅は増したようだ。

高札台があったけどもう来ないよ。


この辺りも古い寺社が多いようだが、もう来ないってばさ。


春は桜の絨毯になろうが、もう来ない。


あ~、やっぱりここが一番。


麦はすっかり黄金色だ。

Posted at 2013/05/28 12:48:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自転車メンテナンス | 日記
2013年05月20日 イイね!

白板さんのヒロセ・グランツーリスム

白板さんのヒロセ・グランツーリスム今まで何度か画像のチラ見せはあったものの、オーナーの白板さんがご多忙でなかなか拝見叶わなかったヒロセ・グランツーリスム。
しばらく眠っていたご友人の自転車を譲り受け、極力当時のスタイルをと、欠品パーツをコツコツ集めレストアされたものだ。
週末の坂東サイクリングでようやく実物を、じっくりと観察させていただくことができた。
まずはサイドビュー。
オリジナルのイメージを壊さぬよう、フレームはタッチアップのみで補修。鮮やかなブルーが印象的だ。
TAシクロツーリスト、シクロ・パン5Sフリー、カンパ+サンプレ変速セット、フィリップ・ランドナーバーにブルプロと、当時の定番パーツが組み込まれている。


前オーナーはノーマークで使用していたが、今回のレストアに当たり小平の工房へ持ち込み、ヘッドマークのみ新たに装着したそうだ。
裏返したMAFACチドリは、輪行時にアーチワイヤーを外し易くするためとか。神田オリジナルだろうか。


併せてパニア台も新たに製作し、まさにGT・長距離ツーリング仕様の出で立ちだ。


アンブロッシオ650Bリムに履かされたグランボア・リエール36Bタイヤ。ユッチンソン風のジグザグパターンは、古い自転車乗りの心をがっちり鷲掴みにしてしまう。


果たしてここまでする必要があるのか、かなりしっかり取り付けられたMAFACセンタープル台座。
ロウの盛り方が半端ではない。


直付けされたMAFACライドは、真鍮ブッシュを打ち、クールストップ・シューで武装、コントロール性・制動力ともしっかり確保されている。36Bタイヤとのコンビで、ダートの下りもガンガン飛ばして行けそうだ。


透明感のあるフレームカラーにアルミ地の輝きがベストマッチ。SIMPLEX SLJリアディレーラーは、ダブルテンションで実用性もばっちり。


歯先のエッジは高級品の証。今や入手難のシクロ・パン5SフリーをIZUMIの現行チェーンで駆動する。
エンドは何の変哲もないSFRと思いきや・・・。
窓部分に注目、何とダイナモコードはエンドを貫通し内蔵されている。こうした“やり過ぎ”とも思える工作が、ヒロセ・ファンのハートをがっちり捉えて離さないのだろう。


ありがちな砲弾型を選ばないのがニクいところ。JOS5033ヘッドランプ。
取付金具はゴツいオリジナルからスマートなものに換装、革パッキンを挿み丁寧に装着されている。


ランプを正面より。
やはりフレンチスタイルにはイエローバルブ。反射鏡部分に電池式LEDを仕込み、ダイナモと使い分ける手の込んだ仕様だ。


ダイナモブラケットは国産SANDENサイズで直付けされるが、右取付用はJOS並みに入手難。このためSOUBITEZ12Dの脚を改造し装着している。


使い込まれたブルックス・プロフェッショナルは貫禄充分。白板さんの手(尻?)でさらにエージングされ、輪行キズも増えていくのだろう。


フレームがよいのか、タイヤか、その両方か。坂東で一日ご一緒し、非常に乗りやすい自転車のように感じられた。
足柄峠を一緒に走ったH君のTOEI42Bといい、白板さんのこのGTといい、太いタイヤで気持ちよさそうに走る姿を目の当たりにすると、どうもイケナイ心が目を覚ましかけてしまう。
あ~、目の毒、目の毒。(笑)
Posted at 2013/05/20 08:30:16 | コメント(7) | トラックバック(0) | 友人の自転車 | 日記
2013年05月19日 イイね!

坂東サイクリング 初夏編

坂東サイクリング 初夏編今年何度目になるだろうか、またしてもお気に入りの坂東を走りに出掛けてきた。
毎日チェックしているマイコース周辺の週間天気予報。先週はじめのうち、週末の関東は概ねグズ付き傾向の予報だったが、半ば辺りから好転。
坂東の天気が一番好さそうでボソッとつぶやいたところ、taboomさん、ティオさん、白板さんが手を挙げてくださり、一日ご一緒いただいた。

集合場所の工業団地内公園にて、初お披露目となった白板さんのヒロセ グランツーリスム。3月の完成から拝見するのを楽しみにしていたが、ようやく念願が叶った。詳細は別項にて。


まず訪れたのは、平将門が祀られる国王神社。
この場所は、将門が朝廷の追討軍と合戦中、流れ矢に当たり命を落としたと伝えられる終焉の地。この神社は将門の三女如蔵尼により創建されたのだそうだ。


珍しい茅葺きの社殿。小規模ながら力強さを感じさせ“質実剛健”という言葉がピッタリだ。






歴史を楽しんだあとは、通り掛りのアシ原で撮影会。振れ幅の大きさも、このサイクリングの醍醐味だ。


モデルはこちら、ウシダさん。シャイでなかなかカメラに納まってくれず、みなさん苦労されたようだ。


再び歴史に戻り、元三大師安楽寺の南門。
安楽寺は菅原道真の子・景行が開山した由緒あるお寺だ。全部で四つの門があり、延命長寿はこの南門を、ほか、福禄、子孫繁栄、厄除けと、祈願を叶えたい門をくぐると、それが成就するのだそうだ。


南門前の杉並木に囲まれた参道。距離にして300mほどだが、江戸の頃の箱根路を往くかのような気分を味わえる。


麦畑の前で小休止。この辺りはもう随分色付いていた。


単線の関東鉄道がやってきた!
我先にとカメラを向ける。


古い校舎に目が留まり立ち寄った常総市青少年の家。昭和27年に建てられた向ヶ丘中学校校舎がそのまま利用されている。
木造校舎で授業を受けたのは一年だけだったが、郷愁に足が止まってしまった。
大分晴れ間が広がり、足元の緑と青空のコントラストがきれいだ。


いつも点だけを決め、あとは成り行き任せで適当につないでいく坂東サイクリング。30~40kmと大した距離は走らないが、リラックスしつついい気分転換になりやめられない。梅雨入り前にあと一回くらいは走っておきたいかなぁ。

ご参加のみなさんはいかがでしたでしょうか? よろしければまた、お付き合いください。
Posted at 2013/05/19 21:45:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記
2013年05月06日 イイね!

またしても、坂東・常総

またしても、坂東・常総好天の続くゴールデンウィーク、ここもあそこも行きたい所は山程あれど、帰りの渋滞を思うと遠出は避けたい。
となればやっぱりあそこか?

後半3日目。新緑とたわむれるには格好、すっかりお気に入りでこの連休2度目となる坂東・常総へまたしても出動だ。
いつもの公園にクルマを停め、いざ!

工業団地裏道もきれいな緑のトンネルだ。


獲物を探しティラノサウルスが徘徊していた。


麦の海。そこここが、はちきれんばかりの緑に溢れている。


主要道路の脇はどこも田畑や森が広がり、これらを縫って細い道が縦横に走る。自転車乗りにはたまらないフィールドだ。






この辺り、大から小までいろいろと由緒や歴史ある寺社が多い。大きなものは、「こんなところに!」と驚かされる規模だ。
千姫の菩提所ともなっている寿亀天樹院弘経寺。市の指定文化財とのことだが、そのようなことに関係なく、迫力に圧倒される。


ど迫力の本堂。応永二十一年(1414年)の創建後一度戦火で消失、その後徳川家の寄進により再建されたものだ。


左手のアシ原、この道を通り掛かったとき、ボチャン! バッチャン! ボチャン! と尋常でない数のナニカが水に飛び込む音がした。


そっと覗いてみると、甲羅干し中のアカミミガメが居た。こいつは何故かのんびり無頓着だが、傍にいた他の2匹は素早く水中に姿を消してしまった。


こちらがじっとしていればまた出てくるかもしれず、しばらく様子を窺ってみることにした。
アシがごそごそと音を立て、何となく気配は感じるのだが、なかなか用心深い。
水面に注意を払い粘ることしばし・・・

先ほどとは別のところから、2匹が頭を覗かせてきた。これもアカミミガメ。この一帯で大繁殖しているのだろうか。
様子がおかしいとでも思っているのか、これ以上は上がってこようとしない。


さらに周囲を窺っていると、ウシガエルも現れた。こいつはすぐに様子が変だと気付いたらしく、派手な水音を残し素早くアシ原の奥へ消えていってしまった。
ひと際大きな音は、こいつの仲間が立てていたようだ。


気付けば30分ほどの時間が過ぎてしまっていた。もうこれ以上は出てきそうもない。今回はやつらの粘り勝ちということで、いい加減退散することにする。
お腹も空いてきたので、美妻橋を渡りあぶらやさんへ行こう。


いつもながらのおいしい定食でお腹一杯、満足感に浸りながら公園へと戻り、安全運転で帰路に着いた。
それでも渋滞知らずで自宅へは3時前に帰着。魅力にあふれつつもコンパクトにまとめられる坂東・常総サイクリング、まだ当分やめられそうにない。
Posted at 2013/05/06 20:20:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記
2013年05月06日 イイね!

フェリーで房総



連休後半2日目は、子供をつれて房総へ。
往路は未体験のフェリーで喜ばせてやろうと思ったのだが、意外に淡白な反応にガックシ・・・。


それでも甲板からの眺めは新鮮だったようで、お父さんが寒さに音を上げるまで、外のベンチで付き合ってくれた。

「渚の駅たてやま」から海沿いを眺めていて陸に上がった船を発見。近くへ行ってみることに。


船舶の整備会社のようだ。中には入れず、敷地外から目一杯寄れるポイントを探した。
茨城の会社が所有する巻網漁の運搬船「第七十一石田丸」がメンテナンス中。ネットで調べると、重量382t、最高出力3,300馬力のヤンマー製直列6気筒エンジンを搭載する。
それにしても、この角度から船を見上げる機会はなかなかないので、思わず親子して見入ってしまった。
さらに某アニメの一シーンを髣髴させ、お父さん密かに興奮。命令が何だ!


海岸線を気持ちよく流してきたが、帰宅後にほとんど写真を撮っていなかったことに気付かされた。
気軽に足を着ける自転車と違い、やっぱりクルマだとそうなってしまう。

昼は和田浦で鯨の竜田揚げ。道の駅ができ客が分散するかと思ったが、開店と同時に満席の賑わいで、早めに到着して正解だった。

帰路は鴨川から内陸へ、半島を縦断し、君津から高速に乗り渋滞知らずで帰宅することができた。

途中、鴨川の県道沿いにあった棚田。


足元で跳ねていたアマガエル。今年は夏が早く来そうだ。
Posted at 2013/05/06 13:35:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | ツーリング(クルマ) | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
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