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2013年07月20日 イイね!

続・夏休みの風景

続・夏休みの風景先週、坂東で遠い昔の夏休み気分に浸ってきたばかりなのだが、一つだけ心残りがあった。
緑に輝く水田を縫い、雑木林を抜け、大きく真っ赤なザリガニや旋回するオニヤンマ、水に飛び込むカエルを見付け童心に帰りはしたものの、肝心のアレに出会うことができなかった。

夏と言えばやっぱり、カブトムシなのだ。
もちろん先週も探しはしたが、道端の死骸を一つ目にしただけ。周囲の木々に充分注意を向けたつもりだったが、樹液の湧くエサ場にすら行き当たらなかった。

今回はその心残りを晴らすべく、
「カブトムシとクワガタを捜索に行きます」
そう事前に宣言。ティオさんにご同行いただき、6時前からより木々の多い方面へ向け走り出した。

まずはここで願掛け。「カブトムシとクワガタが見付かりますように」

「無理だっぺ」

雑木林を横目でチェックしつつ、久々の菅生沼へ。
冬枯れの季節は数百羽のハクチョウが飛来していた溜りも、一面緑で雰囲気が一変していた。


バチが当たらないよう、鐘があっても見るだけにしておく。
撞木byナムシステム


菅生沼の先へと下り、坂東と野田をつなぐ芽吹大橋まで行ってみた。こちら方面からの利根川は初アプローチだ。


川の真ん中が県境。


芽吹大橋から引き返し、これまで行ったことのない大利根カントリークラブの裏辺りを、何となくデポ地へ向かいつつ徘徊する。
今日は朝から涼しく、稲穂を撫でていく風も心地よい。絶好のサイクリング日和だ。
そして・・・
左手の軽トラック手前辺りで“事件”が。


それは、奥のガードレールの辺りで・・・。


一休みして樹上を見上げると、




!!


いた!


遂に発見した。やった~!

遠くてよく見えないので、声を掛けて下りてきていただいた。


立派なツノだ。


どうもありがとう。さようなら~。


あっ! と思った瞬間の高鳴り。この歳になっても、やっぱりカブトムシには興奮させられる。
自然のものを見たのは何年ぶりだろうか。
終盤にようやく、念願のカブトムシとの邂逅を果たせ、満足々々、大満足の一日となった。

半日林の周りを引っ張り回してしまいましたが、ティオさん、今回もまたお付き合いいただきありがとうございました。
よろしければ、クワガタ探しの続・続編も是非。(笑)
Posted at 2013/07/20 17:46:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記
2013年07月15日 イイね!

夏休みの風景

夏休みの風景家の前を滔々と流れる用水路、敷地を囲む大きなケヤキ、裏手には青々とした水田がどこまでも続き、遠く向こうに見える雑木林。
子供の頃、夏休みのたびに連れて行ってもらった新潟蒲原の父の実家に、坂東はそっくりだ。

じいちゃんやおじちゃん、いとこの兄ちゃんたちが、ザリガニやトノサマガエル、カブトムシを一緒になってたくさん捕まえてくれ、帰りにはそれをごっそりおみやげに持たせてもらえ、子供心には、それはもうまるで鬼退治から引き揚げる桃太郎。とにかく帰省するのが、何よりの楽しみだった。

坂東を走っていると何となく、胸の内をその頃の記憶が去来し妙にわくわくしてしまう。特にこの季節の、水田の鮮やかな緑を見ていると一層。

という訳でまたしても、一人訪れてしまった。

走り出しは曇り空。湿度もそれ程高くないようで、走行風が心地よい。


水際を舞っていたアオイトトンボ。華奢な姿と色合いが涼しげだ。
数頭のオニヤンマも付近を旋回していたが、動きが速すぎて追いつくことができなかった。


お宝発見!


鬼怒川方向から大きな樋のような用水路が、水田の中を真っ直ぐに流れている。ポンプで汲み上げられているのだろうか、かなりの水量だ。


林の間にのぞく大きな屋根が目に付き、近付いてみた坂東報恩寺。山門脇の案内板によると、親鸞聖人の第一弟子 性信房が廃寺を再興させたものだそうだ。


境内のイチョウともども、なかなか立派な本堂だ。


戦国時代に一度焼失し上野に移されたが、その後そちらはそのままにこちらも再建され、現在は二つの坂東報恩寺が存在しているとのことだ。


法蔵寺にも立ち寄った。




来月4日に行なわれる累一族 法要の案内が貼られていた。歌舞伎役者さんとかも来るのかな?


少しずつ雲が切れ徐々に気温も上がってきた。気が付くともう10時、そろそろデポ地へ引き返すことにする。
それでもまだ、先週のようなじりじりする暑さではない。


涼しげな日陰の水辺でちょっと一休み。


本日のお気に入りポイントはここ。坂の先は空へ登って行くかのようだ。
この丘を越え、さぁ帰ろう。


夏の間はもう無理かと思ったが、朝のうちだけならまだ何とかなりそうだ。
それに、緑の誘惑にはどうも勝てそうにない。

なのでまた、気まぐれでつぶやくかもしれません。
Posted at 2013/07/15 22:48:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記
2013年07月07日 イイね!

ティオさんのTOEI

ティオさんのTOEI一昨年の秋頃ブログにコメントいただいたのをきっかけにお会いし、以来ポタリングから峠越えまで方々ご一緒いただいているティオさん。このTOEIは70~80年代パーツでシンプルにまとめられ、サイクリング等で横から拝見するに、非常に使いやすそうな自転車だ。
今まで何となく機会を逃してしまっていたが、先日の坂東サイクリングの折、走行前に撮影会を行ない、改めてじっくり観察させていただいた。

サイクリング中に立ち止まっての写真撮影が多く、ストップ&ゴーがしやすいようにとステアリングにはオールラウンダーバーを選択。ケーブル関係はオールベアで余分なフレーム工作は施されず、恐らく11kg前後でまとまっていそうだ。


ラグはショートポイントのイタリアン。ゴチャつきを嫌い、何とTバッヂ未装着。この割りきりが天晴れだ。


シフトケーブルはBB上を通すカンパタイプのガイドを指定。


シートピンはキャップスクリュー埋め込み。二本巻ステーのフタは最近のものよりやや細身に見える。


シートチューブのTマーク。


ディレーラーはカンパ・レコード+サンプレLJ4000CP/SPの最強コンビ。峠の登りで、ガリッと言わせながらも一発で確実にシフトダウンさせるシーンを何度も目撃している。趣味性と実用性を兼ね備えたティオさんらしい選択だ。
TOEIオリジナルのリアエンドは後輪が抜け辛く、ハブの調整ナットがRディレーラーと干渉しキズを付けやすい。このため後輪のみ調整ナットを樹脂表面のものに換装、サンプレックスを労わっている。




チェーンホイールはTA46×29T。14~24Tの5段フリーとで、レシオを分散させた使いやすそうな組み合わせ。


ツーリストは丸穴好き。ハブは定番のカンパ・ヌーヴォ・ティーポ。
よく見ると、ガードステーを固定するアルミ製ダルマは、角を丸く面取りされている。


8本組みされたマヴィック650Aリムにはパナレーサー「ツーリング・カスタム」35Aタイヤ。多少の悪路も何のそのの仕様だ。


GBのクラシカルなステムに直付け加工されたアディーのベルを装着。


サドルはブルックス・プロフェッショナル73。このフォルムには惚れ惚れしてしまう。
レザーウォッシュを使用し、表面には使い込まれたような独特の味が滲み出ている。


ドロップ用レバーのブラケットを流用したダイアコンペ147。これは尊敬するS氏のZUNOWにも使用されていた、ケーブル脱着の簡単な優れものパーツ。


これまた実用性の高いサンツアーXC-PROペダル。前方裏面に二本のピンが打たれ、悪路での裏踏みも可能だ。


フレームと同系色に塗装された一般車用リフレクター。マスキングでフチの部分に樹脂の地色を細く残してある芸の細かさ。


一時的に組み換えられていたドロップ仕様も拝見したかったのだが(実はこのときにじっくり紹介させていただこうと狙っていたのだが・・・)、ご自分の乗り方に合わないからとあっさり元のオールラウンダーに戻してしまわれた。
ステアリングに惑わされ初め軽快仕様と思ってしまいがちだが、見れば見るほど、要所には実用性の高いパーツが組み込まれ、ときにご自身で手を入れられ、なかなかに戦闘的な一台としてまとまっている。
見よ、この今にも走り出しそうなリアビュー。やはり乗り込まれた自転車は一味も二味も違うものだ。

Posted at 2013/07/07 21:05:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 友人の自転車 | 日記
2013年07月07日 イイね!

梅雨明けの坂東

梅雨明けの坂東日中の気温がだいぶ高くなり、もうそろそろ無理かなと思いつつも、週末が近付くと坂東の緑が恋しくなってしまう。
先週taboomさん、a-waterさん、ティオさんにご一緒いただいたばかりだというのに晴れの予報に居ても立ってもいられず、昨日、またしても坂東へ一人こっそり出掛けてきた。



今回の起点は恐竜の森。あっちにもこっちにも大っきなのがうろうろしているので気を付けねばならない。何より不審者扱いされ突っつかれたり噛み付かれたりしないよう、おっかなびっくり走り出す。


「何か用ですか?」


「さっきから何してるんですか?」


「裏じゃありません! 表です!」


この日は利根川から猿島方面へ広々と続く水田地帯の周りを散策してみた。
稲の緑が目にまぶしい。




用水路に架かる古い橋を渡ると、


突然ヘリポートがあった。

「岩井ヘリポート」と言うらしい。ヘリはお留守のようだが、日中なら発着が見られるかもしれない。

空は雲がちで風が強く、まだそれほど暑さは感じない。
送電線の鉄塔が田んぼの上を連なっている。あの連なる先も目的地の一つだ。


こんもりと木々に覆われた寺に足を止める。真言宗豊山派・大照院。


境町のサイトによると町指定文化財の菅原道真像を所蔵するらしいのだが、寺というとどうもこちらの方が気になってしまう。なかなかいい音を響かせそうな鐘だ。
やっぱり撞いたら怒られるかな。


しばらく行くと、ねぎ畑の向こうに密集する鉄塔群が見えてきた。東電新古河変電所だ。


結城の新筑波変電所ともども一度見に来ねばと思っていたのだが、丁度視線を遮る高さのコンクリート塀に囲まれ中が窺い辛い。




仕方ないので塀の上へ手を伸ばしたり、高圧電流の流れていそうな金網の隙間から・・・。
有刺鉄線や忍返しまで併用する念の入れようだ。




ぐるり一周してみたが四方厳重にコンクリート塀に囲まれ、じっくり観察できそうなポイントは皆無だ。


“御用”がなくはないのだが・・・、また怪しまれる前に退散しよう。

変電所から西へ抜け、ふと視線を感じ振り向くと馬たちがこちらを見ていた。


乗馬クラブか何かのようだ。おかっぱ頭のような子馬がかわいらしい。




柵際で見ていたら、好奇心からか一頭こちらに寄ってきた。
何かあげたくなってしまうが、月餅しか持っていないのさ。ゴメンよ。


9時を回ると、日差しはそれ程強くないものの、結構暑くなってきた。まだ時間は少し早いが、引き返すことにする。


夏の花が黄色く群咲いているが、その横ではもう赤トンボが。




最後は将門公の菩提寺・島薬師延命寺と国王神社にお参りして撤収。
まだ昼前だが、ホントに暑くなってきた。
もう日中の坂東はこれで最後かもしれない。






Posted at 2013/07/07 11:41:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記

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