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2015年12月30日 イイね!

2015年走り納め 表丹沢林道から宮ケ瀬へ

2015年走り納め 表丹沢林道から宮ケ瀬へダムが建設され水没してしまうと聞き、ヤビツ峠から宮ケ瀬へと続くルートを何度も走りに出掛けたのは30年程も前の学生時分のこと。
以来久しく足を向けることのなかったこの区間を、ティオさん・taboomさんに同行いただき走りに出掛けたのがちょうど二年前の年末だった。
再訪してみると、水没してしまったのは宮ケ瀬に近い一部区間のみで、舗装化はされたものの思いの外当時の雰囲気が残っていることに驚き、感動した。もっと早く来ておけばよかったと、軽い後悔も感じさえした。

今年は諸々の理由ですっかり出不精になり、秋口の富士林道と先日二回に分け訪れた三石山林道を走っただけで一年が終わってしまいそうだ。
そう思うと何だか居ても立ってもいられなくなり、今年最後のひと区切りとして、表丹沢林道から菩提峠を越え宮ケ瀬へ抜けるルートを、Hさんに同行いただき走りに行くことにした。
湘南で学生時代を過ごされたHさんも、大学のクラブで、或いはプライベートで、やはり水没する前にと、ヤビツから宮ケ瀬への区間は何度も走りに来ていたとのことで、今回はお互いの当時の思い出を重ねながらのツーリングになりそうだ。

一昨年同様、伊勢原総合運動公園にクルマをデポ。
晴れ予報ながら、あまりぱっとしない空を見上げながらの走り出しだ。


デポ地からは「小田原厚木道路」の側道を通り246に合流。しばらくは車との並走を我慢しなければならない。
この日最初の"小峠"「新善波トンネル」へはだらだらとした1.6km程の登りが続いて行く。
トンネルの向こうは、空が澄んでいれば正面に大きな富士山が飛び込んでくるが、本日は残念ながら雲に隠れてしまっている。


今回はHさんがいつも行かれたという蓑毛経由のヤビツへの"正面ルート"は迂回。トンネル先の「名古木」交差点はやり過ごし、さらに2km程先で246を北側へ離脱、水無川沿いに戸川公園方面を目指して行く。

戸川公園への登り途中、振り返ると遠く向こうに相模湾が輝いて見える。
そう言えば一昨年はここでコケてウインドブレーカー破いたんだっけな。


公園の奥から路面は唐突に未舗装に変わる。今回案内板で初めて気付いたが、この辺りは「戸川林道」と称するらしい。
HさんはTOEIの38Aランドナー。こちら側から登るのは初めてだそうで、神奈川にまだこんないいダートが残っていたとはと、感動しきり。
以前ティオさん、taboomさんとご一緒した時同様、案内した甲斐があるというものだ。


締まった路面で26Cでも何とかなりはするものの、トルクが掛かるとスリップして走りづらい為、少しスピードを乗せて行く。とは言うものの、普段サボリ気味で脚が鈍っておりスピードが長くは保てない。先行・休憩、先行・休憩の繰り返しでHさんとペースを合わせて行く。


お決まりの記念撮影スポット。ふと、ここでカメラに収めた自分の自転車が既に四台であることに気付く。
次回ブルーメタリックのTOEIを持って来れば五台目か。


「竜神の泉」を通過すると、「表丹沢林道」入り口はもう間もなく。


カーブを一つ曲がり、林道入り口のゲートに到着。通行止めの標識はさらに風化が進んだようだ。


ここから路面は舗装に変わるが、ゲート進入後しばらくは細かな落石が散らばっていた。


ようやく視界が開け、後にしてきた谷が見下ろせる。


先へ進むと更に視界が広がる。正面に聳えるのは大山だ。この辺りで標高700m程。
ここまで体を火照らせ登ってきたが、暫くは等高線沿いを進むためフロントをセンターに上げる。
平坦な行程と標高のせいか、いつしか冷えが勝り、バッグに仕舞い込んでいたウインドブレーカーを再び羽織ることにする。


雲の切れ目から青空も顔をのぞかせてきた。


暫く平坦路が続き、一旦下って菩提への登り口に至る。
菩提峠への急登は、こうして見ると壁のようだ。


坂の途中で思わず足を着き、見下ろす真鶴半島方面。海面の輝きが眩しい。


目を凝らすと、ぽっかりと浮かぶ大島も見えていた。


本日一番高いのがこの辺りで標高760m前後。直下に登ってきた林道が延びている。


菩提峠に到着。時間は既に12時を回っている。
Hさん曰く、「ヤビツの売店は気まぐれですからね」
おお、分かってらっしゃる。
本日は宮ケ瀬でランチ予定ということもあり、"気まぐれ"ヤビツはパス、宮ケ瀬へ直行することに。
この先は殆ど下り基調、ウインドブレーカーの下にもう一枚、ジャケットを着込んでペダルを踏み出した。


「裏丹沢」と呼ばれる宮ケ瀬への道。
都心からのアプローチもよく、未だ往時の趣きを残す貴重なルートと感動したのは二年前のことだったが、走っていてふと感じる違和感。そのときと何だか違うような気がする。
あれっ、こんなに開放感あったっけかな?

違和感の原因はこれ。


山側が大きく削られ、対抗二車線への拡幅工事が現在進行形であちらこちらで進められている。
既に工事の完了した区間も少なくなく、前回との趣きを大きく変えてしまっている。
そうまでする程交通量があるとも思えないのだが。

ダム工事と同時進行の全線舗装化。それ以上に開発が進むことはないものと思い込んでいたが、近い将来、こうした切通しや小さなトンネルも、恐らく姿を消してしまうのだろう。




宮ケ瀬湖の南端。
Hさんと自分がちょうど同じ頃、走れなくなる前にと何度も訪れていた、水没してしまった林道が見えており、しばし思い出話に花を咲かせた。


今回通って来た道もそう遠くないうち、同じように思い出話のタネになってしまうのだろうか。
この辺り、また少し通っておこうかな。

Posted at 2015/12/31 19:33:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2015年12月27日 イイね!

今年最後の利根川越え

今年最後の利根川越え夏に来た"お友達"となかなか馴染めなかったうーちゃんが、ここのところようやく二人で楽し気に遊んだりと、お留守番も安心で任せられるようになってきた。
お蔭で先月辺りから少しずつ走り始め、乗り出すとまたあちこち行きたくなるもので、月初めにもう飛来していた菅生沼のハクチョウがどのくらい増えたか、ご近所のHさんを誘い、チェックに行ってきた。

待ち合わせは日の出前の水元公園。


江戸川土手はようやく人の数も減り、おしゃべりしながら並走して北上する。
HさんがT社にオーダーされていたオールカンパ・スポルティーフが、ようやくフレーム製作に入ったそうで、数ヶ月後という出来上がりが非常に楽しみだ。

運河公園辺りまでは風も気にならず快調に走って行けたが、利根川へ抜けると、かなりの向かい風。
あの橋で休憩しましょうと芽吹大橋へ向かうものの、もろに直撃する北風にギブアップしそうになる。
ほうほうの体でたどり着いた芽吹大橋。
あれほど通い詰めた坂東も、今年は数えるほどしか足を運ばなかった。
ともあれ、今年最後の"越境"。


月初めには十数羽だったハクチョウも、ざっと数えて140~150羽に増えていた。


ハクチョウしか居なければゆっくり見ていたいと思うのだが、品のないおっさんらがたむろしているのはいつものこと。
いい加減嫌気がさし、引き上げることにする。
沼へのアプローチが他にも何ヶ所かあればいいのだけれど。


年明けにはもう少し増えているかな。

Posted at 2015/12/29 22:32:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記
2015年12月26日 イイね!

VIVAニョーロ


昔からのサイクリストにはお馴染み、VIVAのカンパ用アルミコニカルナット&クイックハウジングをオークションで入手した。
このまま装着して○○グラム軽くなった、とニヤついてもよかったのだが、アルミとバレバレはつまらない。そこで、プロの手を借り小細工を施してみた。

まずハウジング。
こちらはいつものメタル工業さんに依頼、表面のアルマイトを剥がし一見メッキ風にピカピカに仕上げていただいた。


オリジナルのカンパは二個で34グラム。


12グラムに大幅軽量化。


コニカルナットは後期型レコードを模した形状だが、自転車部品は旧型・前期型にこそ価値がある。
こちらは岐阜のヴェロ ドゥ レーヴェさんに、前期型風円錐形状に切削加工を依頼した。


オリジナル前期型はコニカルナット同様、二個34グラム


依頼は切削だけだったにも係らず、仕上がりはピカピカという嬉しいサービス。
こちらは半分の17グラム。


オリジナルと並べると微妙に形状が違う。


で、意気揚々と装着・・・のつもりであったが、カンパの精度はやはりさすがと言うべきか。
左右とも交換してしまうと、あのレバーを倒した時のかっちりした締りが全く再現できない。
いくら軽くなろうともこの安物感、いやバッタ物感は耐えられない。
弾んでいた気持ちがすっかり萎み、一度自転車に装着してみたものの、結局ハウジングは元に戻してしまった。
コニカルナットはまだ青い自転車に付いてはいるが、こちらも元に戻すのは時間の問題かも。
Posted at 2015/12/29 21:10:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2015年12月06日 イイね!

ひと山越えのライトパスハンティング「三石山林道」下部温泉~塩之沢周回

ひと山越えのライトパスハンティング「三石山林道」下部温泉~塩之沢周回身延線井出駅から下部温泉へ、三つのピークを越えて行くつもりが、冴えない空と疲労に気力を削がれ、あとひと山を残したまま帰ってきてしまった先日の「三石山林道」ツーリング
しかしこの残りのひと山こそが、昨年「湯之奥猪之頭林道」への道中、あの高みへ登ってみたいと思わせたまさにその本丸であったのだ。
今年も残すところあと僅か。これを放置したまま年を越す訳にはいかないではないか。

「ねぇ、そうでしょう。Hさん!」
と、前半戦をご一緒いただいたHさんに再びTOEI 650Bランドナーを引っ張り出していただき、二人して今度は下部温泉側から、最後のひと山を越えに出掛けてきた。

起点は「道の駅みのぶ富士川観光センター」。案内サイトには普通車駐車場16台とあるが、第二駐車場まで含めると、倍以上のスペースは確保されているようで、一日停めておいても心配はなさそうだ。


今回はこの道の駅を起点に下部温泉街を抜け800m程のピークへ。そこからは椿草里集落経由・塩之沢駅まで約9kmのダウンヒルを楽しみ、県道9号を北上。最後下部温泉駅前の食堂でゆったり昼食を摂り、再び道の駅へ戻るという、登って下って約33km、シンプルでお手軽なショートプラン。

<今回のコース>


道の駅から下部温泉までは5km程。冷え込みは前回より一段と強まっているものの、ここまでの行程で体も少しずつ温まってきた。
長袖ジャージの上に厚手のジャケットとウインドブレーカーを着こんできたが、ジャケットを丸めフロントバッグに放り込む。


下部川沿いの紅葉。


昔ながらの風情を残す温泉街。この時間はまだ人影も殆どなく静かだ。




「三石山林道」起点の分岐。ここを右折し橋を渡る。
下部川沿いの直進方向は以前走った「湯之奥猪之頭林道」へと続く道。


早速、渡河。


川を渡ると一気に勾配が増す。急上昇する行く手を前に、堪らずフロントをインナーに落とした。


あちら側との高度差は、見る見る開いて行く。


川の向こうの道は、あっという間に遥か下。比較対象があると、なかなか励みになってよいものだ。
誰にともなく、「どうだ、どうだ」と、ついついえばりたくなってくる。


とは言いつつも、決してスイスイ登って行った訳ではない。
終始眺めのよい景色が続き、足を止める言い訳には事欠かない。










三時間程掛けてピークに到着した。地図にないので正確なところは不明だが、標高は800m前後。
せっかく登ってきたが峠に名前はなく、Hさんと冗談で、勝手に名前を付け、立札を立ててしまおうなどという話をした。そうしたらその名前が、いつの間にか定着してしまったりするかもしれない。


峠には何もないが、ほんの少し下った所に展望台が設置されている。


今回は青空も顔をのぞかせ、見下ろす景色も爽快そのもの。


遠く向こうには、冠雪した南アルプスの山々も見える。


お茶でも一杯沸かしたいところであるが、今回は昼食で〆るショートプラン。道具は置いてきてしまった。
登りの途中でジャージ一枚になった身体の冷えてきたところで、ジャケットとウインドブレーカーを着込み、温かな食堂を目指し展望台をあとにする。

すれ違う車やバイクもなく、走りやすいダウンヒルが続く。


峠から4km程下り、椿草里集落の分岐。直進すると前回撤退した大崩集落。
今回はここから塩之沢駅へ下ってしまう為、椿草里~大崩間は実はまだ未走破のまま。




大崩から身延駅までの間ほどではないが、こちらもところどころ急勾配の荒れた路面が現れ、ブレーキを握る指先を痺らせながら下って行く。


塩之沢駅わきで県道合流。今回は時間も体力も余裕充分、昼食の為に再び下部温泉を目指す。


下部温泉駅前の食堂。ガラスケースに親子丼やかつ丼をディスプレイした、これぞ正しい日本の食堂的な佇まい。
昨年「湯之奥猪之頭林道」への道中でこの店の前を通過した際、ガラスケースを覗き無性にかつ丼が食べたくなってしまった。
朝の時間なので当然開いている訳もなく、ない物ねだりも手伝って不覚にも思いが残ってしまっていた。


念願のかつ丼は、まぁ普通のかつ丼ではあったが、身体を温めお腹も充分に満たしてくれ、本題の林道も"ほぼ"走破、満足の気持ちでデポ地へと戻ることができた。
ご馳走様でした。
Posted at 2015/12/13 15:34:02 | コメント(5) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
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