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2016年05月22日 イイね!

35Aランドナー林道デビュー~神奈川・虫沢林道から複数林道を辿る周回ルート

35Aランドナー林道デビュー~神奈川・虫沢林道から複数林道を辿る周回ルート本当はもっと早く行くつもりであったのだが、クルマの不具合で延び延びになっていたシルク・ランドナーの林道デビュー。
しばらくぶりの低圧35Aタイヤで走るからには、未舗装比率の高いコースがよい。
いろいろと行先候補を考えていたところ、神奈川の健脚サイクリスト・INTER8氏のブログでぴったりのコースが紹介されていた。

神奈川県西部の秦野市・松田町境界付近を走る虫沢・秦野峠・三廻部・上秦野川・西沢と5つの林道を結ぶ周回ルート。
氏の場合は、ご自宅からのアプローチも含め136kmの健脚プランだが、我々は県立秦野戸川公園を起点に、おいしいところだけをいただく36km程の“軟弱プラン”として、トレースさせていただくことにした。



今回ご一緒いただいたのは、じーてぃーすりーさんティオさん、それに単身赴任先の広島からドタ参くださったtaboomさんのお三方。それぞれ38Bランドナー、32Cクロスバイク、35Bパスハンターでのご参加だ。

山歩きがブームとどこかで耳にしていたが、秦野戸川公園はハイカー達の起点にもなっているようで、周辺は朝からかなりの賑わい。
駐車場も朝8時の開場から間もなく、ほとんど満車に近い状態で、一人だったら間違いなく帰っていたように思う。

虫沢林道入り口へは、公園から一旦南へ下り、合流する県道710号を北上しながら登って行く。この辺りの地名は「寄」一文字で「やどりき」と言う。昭和半ばに松田町と合併した寄村の地名が、今も残っているのだ。


坂の途中、道路わきの木陰で一休みしていると、パスハン車に跨った一人のサイクリストが登ってきた。
「こんにちは~」と声を掛け合いよく見ると、何やら見覚えのある自転車。
「!」
閃くより早く、ティオさんが声を掛けた。
「INTER8さんですか?」
「はい!」
まさかの偶然。今回のルートを参考にさせていただいたブログ主のINTER8さんご本人に、こんなところでお会いしてしまった!

峠路や山村の風景をこよなく愛される氏のブログは、それらの風景を魅力的に紹介され、拝見しているうちに自分でも行ってみたくなってしまう。
実際今回のプラン以外にも、これまでいくつかのルートをトレースさせていただいている。

シンプルで機能美に満ちたINTER8氏の細山製作所製パスハンター。8速内装ギア装備だ。


氏を囲みしばしの歓談。あまりの嬉しさに、ついつい長々とお引き留めしてしまった。


これから山道を秦野峠へ抜け、表丹沢林道を経由し裏ヤビツから帰られるとのこと。やはりさすがの健脚である。
お付き合いいただきありがとうございました。

INTER8氏を見送り、我々もそろそろと、腰を上げることにする。

県道の小ピークの先1km程、正面の登り返しにうわっと思ったところで現れる左折路が、虫沢林道へのアプローチ。
中津川、と言っても相模川水系の中津川とは別、酒匂川水系のそれを渡り、そのまま支流の虫沢川に沿って進む。
中津川に架かる田代橋。袂にはトイレと自販機があり、ちょっとした休憩スポットになろうか。


虫沢川と並行する「はなじょろ道」を行く。“花嫁の通った道”という意味だとか。






一旦途切れた舗装が戻ると、虫沢林道起点。
この先にある虫沢林道のピーク、標高780m程のポイントが今回のルート最高地点となり、本日の第一目標だ。


鮮やかな緑が目にまぶしい。紅葉も悪くはないが、山はこの季節が一番好きだ。


山梨の黄色い看板は見慣れているが、これは神奈川版?
全く話の通じなそうな表情が怖い。


「はなじょろ道」は分岐して左手の山中へ、林道は直進方向。


ありがたい水場に足を止め、顔を洗って一休み。


どれくらい登ったろうか。緑のトンネルを抜けると、行く手の表情はワイルドに一変。26Cではお手上げとなりそうな路面も、アメサイドの35Aなら気にせず進んで行ける。










久し振りのランドナーで江戸川を走った時には、やっぱり重たくてダメだぁと思ったものだが、ここに来て株は一気に急上昇。
フロントガードとクリップの干渉も、慣れだろうか、そうそう当ててしまうこともなくなり、気にならなくなった。

ダートで35Aを見直したばかりではあったが、更に上へ行くと、割と新しい感じの舗装が敷かれていた。ここ最近の工事のようで、もしかすると数年後には、スポルティーフでも来られるようになってしまうのかな。




標高780m程の本日の最高地点に到着。辺りにそれを示すものは何もないが、GPSで確認した。
のんびり行程で既に正午を回ってしまっており、ここでランチを広げることにする。
食後には、じーてぃーすりーさんから淹れ立てのコーヒーを振る舞っていただき、食事とおしゃべりを充分に楽しんだ。


ランチポイントから1km程下ると、秦野峠林道へ合流。
丹沢湖方面から攻めるヒルクライムのゴールとなっているようで、今どきの自転車がひっきりなしに登ってくる。
騒がしくなったヤビツ同様どうにも落ち着かず、早々に立ち去ることにする。


その先は6km程のダウンヒルが続く。
それでも眺めがよいと言っては足を止め、やはりなかなか前へ進まない。




赤い橋の名前は失念。再び中津川を渡る。
川を1km弱下った先で左へ分岐する三廻部(みくるべ)林道へ入り、本日最後から二つ目、標高540mのピークへと150m程の登り返しだ。


橋の袂で、何故かじっと動かないカモシカに遭遇。
山中で出会っても、はっと思った時には茂みの中に姿を消してしまうことが殆どなのだが、この子は人馴れしているのか、或いは驚き硬直しているのか。
あまり見ていると、いきなりこちらに向かってきたりしたら怖いので、お写真一枚だけ撮らせていただくことにした。


三廻部(みくるべ)林道へ入り、ひたすらの登り。


ここがピークだったかな。


一旦下り、最後のピークへ70m程の登り返し。これでラスト、お疲れ様です!




いよいよ本日のツーリングも終盤。杉林を抜ける西沢林道の下り。
我々同様大倉へと戻るハイカーが多く、「すみませ~ん」と声を掛けながら進んで行く。


途中、足を止めては話が尽きず、秦野戸川公園への帰着は15時を大きく回ってしまったが、本日も一日、充実した楽しいツーリングだった。

じーてぃーすりーさん、ティオさん、taboomさん、今回もお付き合いいただきありがとうございました。
ランドナーも、こうしたコースだとなかなかいいですね。
ちょっと、出もののリムでも探して、ポンコツホイールをどうにかしようかな。これからもっと、出番を増やすために。
Posted at 2016/05/24 23:47:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2016年05月14日 イイね!

林道予習で坂東へ

林道予習で坂東へ38A仕様で組み上げたシルクランドナーは結局タイヤの「リムライン問題」が解決せず、「パナレーサー・コルデラヴィ」を諦め「ミシュラン・ワールドツアー」35Aに履き替えさせることにした。
一本570gと、普段乗る26Cタイヤに較べ倍以上の重さだが、悪路でグリップのよさそうなトレッドとサイドまでしっかりゴムで覆われた作りは頼もしい。
一度江戸川へ試走に出たが、来週の林道行に向け、ここのところ足の遠のいていた坂東で、もう少し走っておくことにした。

クルマをきぬ総合公園に停め、お気に入りの田んぼ道へ。
既に田植えはあらかた終わり、水の張られた田んぼが美しい。








菅生沼。


ハクチョウ池から北上する飯沼川沿いの砂利引きの道を、今回初めて走ってみた。
さすが26Cとは比較にならないグリップ感。気楽にどかどか走れてしまい、楽ちん楽ちん。


お蔭でこんな古い橋も発見。


桜の小道も一面の緑。




菅生沼を反対側から。




ランドナーは、こうした長閑な風景の中では絵になる絵になる。


昼は糀家さんまで足を延ばそうかと思っていたが、途中ハンガーからのカタつきが気になり出した。クランクのフィキシングボルトは問題なし。するとハンガーか。
手持ちの工具ではどうにもならず、ランチは諦め引き上げる。
帰宅後確認すると、原因はユニットBBロックリングの緩みだった。
組み付け時の締め込みが少々甘かったようで、専用工具でしっかり締め直す。
これで来週はノントラブルで行ける・・・はず!
Posted at 2016/05/24 21:30:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 坂東サイクリング | 日記
2016年05月05日 イイね!

HさんのTOEI軽量スポルティーフ

HさんのTOEI軽量スポルティーフ昨年初め、オークション取引をきっかけに知り合ったHさん(じーてぃーすりーさん)とは、猫好き・古い自転車好きということで気が合い、それから何度もサイクリングをご一緒させていただくようになった。

とあるサイクリングの途中で製作中と聞かされ、自分も心待ちにしていたHさんの新しいTOEIが遂に納車され、ティオさん、Iさん、白板さんとともに、じっくりと拝見させていただいた。

これがその一台。
0.7×0.5ダブルバテッドのニッケルクロームモリブデン鋼「カイセイ8630R」のフレームに、メインは70年代レーシングパーツの雄・カンパスーパーレコード、更には3tレコードコンペティツィオーネ、セラロイヤル・コンツアー、NISIスルーディ、マイクロライト・アルミフリー、 レジナ・スーパーレジェッラ、特注アルミダルマ等軽量パーツをこれでもかと盛り込み、ガード&ダイナモランプ装備ながら、完成車重量9.7kgに仕上げられている。


この自転車にはある「お手本」があり、実はかつて自分もその一台に憧れ、パーツを集めかけたことがあった。
こちらがその「お手本」。オーナーはかの有名な自転車博士・N田氏だ。


氏があるときカンパニョーロ・フルアッセンブルのレーサーに乗り、その5アームクランクの剛性がTAやストロングライト等と較べあまりに高いことに驚愕、是非カンパで一台まとめてみたいと製作されたというスポルティーフだ。

カンパと言えばレーサー、ツーリング系自転車はフレンチパーツで組むべし、と頭が凝り固まっていた頃、とある書籍でこの自転車を初めて見たときは大いにショックだった。
それまでにもレーサーにガードを付けただけのようなスポルティーフを目にしたことはあったが大して興味は湧かず、ところがSOUBITEZ丸ランプをキャリア直付、テールランプまで装備したイタリアンにフレンチテイストを融合させたスタイルには胸を撃ち抜かれたような衝撃で、とにかく無茶苦茶カッコいいと思ったものだった。

Hさんも同じようにこの自転車に興味を持ち、いつかは・・・の想いをご自分なりのアレンジを加え、いよいよ遂げられた。
自分は諸事情で断念してしまったが、HさんのTOEI完成はかつての自分の憧れとも重なり他人事とは思えない。
隙あらば乗り逃げ・・・ではなく、自分の夢が具現化したようで、ついついため息とともに見入ってしまうのだ。

TOEIオリジナルBタイプラグとスーパーレコード・ヘッド。
フレームカラーはアイボリーがかった白に、華やかな赤線引きだ。


スーパーレコード・クランク&ペダル。BBももちろん、チタン芯のスーパーレコード。
50TのアウターにインナーはTA41T。
ストラップはフレームの線引きに合わせ赤いBINDAがチョイスされている。


上下ピボットがチタンのスーパーレコード前期型リア・ディレーラー。
24Tのロー側スプロケットをクリアするため、プーリーケージのみヌーボ・スーパーレコードのものに交換されている。


レコード・ラージハブは7速フリーとチェーンレストの組み合わせに対応させる為、中空シャフトとクイック芯を交換、オーバーロックナット130mmに改造されている。
フリーはアルミ歯のサンツアー・マイクロライト13~24T。中空ピンのレジナ・スーパーレジェッラでドライブする。
ガードステーも軽量化のため4mmとし、ダルマはこれに合わせた特注品。


ダルマの裏側。ステーは中心部のマイナスネジで固定される。
「輪行が面倒・・・」などと言っていては、軽量車を持つ資格なし。


290gと軽量、更にバッヂ付と貴重なNISIスルーディ。大事に仕舞っていた秘蔵の一組を引っ張り出されたとのこと。ニップルもアルミで軽量化。


チャレンジ・パリルーベ、28Cとやや太目のチューブラータイヤ。


セラロイヤル・コンツアー・アルミベース。250gの軽量サドル。
某ショップのセールでびっくりするような安値で入手されたそうだ。


ハンドルバーも250gと軽量の3tレコードコンペティツィオーネ。サイドから見たときのアールがお気に入りとのこと。


スポルティーフには定番のSOUBITEZ丸ランプ。ここはフレンチなイエローバルブが組み込まれている。


10kg切りながら、テールランプ、更にはダイナモ起倒レバーも装備。


TOEIオリジナルテールと起倒レバー。
サンジェのものに較べレバー頭が小さく、走行しながらの操作にはやや慣れを要するそうだ。


ため息のリアビュー。
集めかけながら手放してしまったパーツたちへの未練が、何となく蒸し返される。
サイクリングにご一緒させていただけばいつでも見られるし、それで我慢するかな~。
Posted at 2016/05/05 21:43:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 友人の自転車 | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
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TOEI輪行車。 2012年6月30日発注、2013年12月27日完成。 NC誌今井C氏 ...
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メーカー不明クルスルート。 2016年9月、海外オークションでフランスからフレーム入手。 ...

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