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4Catsのブログ一覧

2018年01月21日 イイね!

あじこぼさん、六浦っ子さんとの葉山~佐島周辺散輪

あじこぼさん、六浦っ子さんとの葉山~佐島周辺散輪久し振りに70€チューブラーに乗ろうと思ったとき、頭に浮かんだのは江戸川でも利根川でも坂東でもなく、太陽にきらめく相模湾だった。
となれば、あのお二人にコンタクトを取らない訳にはいかない。年明けにご一緒させていただいたばかりのあじこぼさん六浦っ子さんをお誘いすると、是非に、との快いご返事。
お二人は途中、小坪で待っていてくださるとのこと。こちらはじーてぃーすりーさんと大船のパーキングで落ち合い、腰越から海岸線に入り、小坪を目指すことにした。

腰越を回ったのは、江ノ電の路面電車区間を見ておきたかったから。
小学一年生の頃まで沿線に住んでいたための“刷り込み”か、江ノ電は今でも一番なじみ深い電車の一つだ。
この付近は、変わったようで意外に昔のまま。親に連れられ買い物に来た近くのスーパーや釜揚げしらすのお店など、今も健在で懐かしくなる。


時間調整に稲村ヶ崎で小休止。
久し振りに乗るルートには、先日フランスから送ってもらったばかりの新型IDEALE90を装着してきた。既に尻の位置がピタリと決まり乗りやすく、これから馴染んでいくのが楽しみだ。
じーてぃーすりーさんのTOEIチューブラーも、名人にホイール組を依頼してから調子がよさそうだ。


前方右手の逗子マリーナがあじこぼさん、六浦っ子さんとの待ち合わせ場所。
まだ時間があるからと、由比ヶ浜で海を見ながら自転車話にふけっていたら危うく遅刻しそうになってしまった。


「小坪飯島公園」側にお二人の姿はなく、気付くと反対側「小坪海浜公園」の方に居られるとメールが入っていた。慌てて移動し無事合流、再会のご挨拶をさせていただいた。

あじこぼさんのノートン・ミキストには、歓迎の大漁旗ならぬマグロ定期入れが掲げられていた。


ここからのコースはお二人にお任せしてしまおう。
あじこぼさんの先導で裏道を抜け、伊勢山トンネルの先で134号に合流。
トンネル迂回は逗子駅の方を回るしかないと思っていたのだが、こんな道があるとは知らなんだ。これまでは、覚悟を決めてのトンネル突入か、大きく遠回りして迂回の二択であったが、小坪からゆったり走れるいい裏道を教えていただいた。


134号を快走し、昼食前のひと仕事。佐島の高台に登り、そこから望む相模湾。




あじこぼさんのノートン・ミキスト。
上体の立ったペダリングは随分と楽ちんそうに見えた。優しい感じのブルーカラーに旧タイプのロゴが素敵だ。


六浦っ子さんのノートン650Aランドナー。
ゴッツい横型に比較し、シンプルでカッコいい縦型ラリー。ブルックスの風合いにシェラック仕上げのバーテープがよくマッチしている。


時間は少し早めだが、ちょうどよくお腹の空いたところで、佐島マリーナ近くの「かねき」さんでほくほくのアジフライとお刺身の定食をいただいた。先日果たせなかった地魚料理をと、とっておきのお店をご案内くださり、大満足のランチタイム。

食後の腹ごなしは、三浦半島最高峰・大楠山外周を巡るアップダウン。
「ロー43×24Tの男ギアで行きますので、お手柔らかに」・・・と事前にお願いしていたからか、ヒルクライムはなかったものの、ところどころに結構な急坂も点在し、何度か押しでやり過ごす場面も。




三浦というと海のイメージが強いが、湧水が少なくないことを初めて知った。
木古庭の不動滝。


こちらは葉山御用邸の水源地。
立派な門にばかり目が行ってしまったが、この脇奥が水源。大楠山の地下鍾乳洞から湧き出てくる水だそうだ。


おやつタイムは御用邸近くの「パッパニーニョ」さん。
盛りだくさんのバームクーヘンセットをいただきながら、あじこぼさんが換装予定のCOBライトを拝見。これには大いに刺激を受け、自分も帰宅後、ダイナモとバッテリーランプ用COB電球を手配してしまった。


暖かく絶好のサイクリング日和であったが、テラス席でおしゃべりにふけるうち、いつしか日が傾いてきた。急き立てるような冷えが忍び寄り、仕方なく重い腰を上げる。

途中、真名瀬バス停で夕日を眺め、旭屋さんに立ち寄り、それぞれお土産を購入。


一日は短く何とも名残惜しいが、逗子駅前まで裏道を案内いただき、駅東の踏切で、あじこぼさんと六浦っ子さんは池子方面へ、我々は鎌倉方面へと帰路についた。

あじこぼさん、六浦っ子さん、ご一緒させていただき、今回もとても楽しい一日でした。ご案内ありがとうございました。
じーてぃーすりーさん、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。

是非また今度!

〈コース〉
Posted at 2018/01/26 19:03:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | サイクリング | 日記
2018年01月06日 イイね!

走り初めの思わぬ出会い あじこぼさん・六浦っ子さんの案内で湘南国際村へ

走り初めの思わぬ出会い あじこぼさん・六浦っ子さんの案内で湘南国際村へ昼食のつもりで訪れた横須賀・長井のとあるお店が、年末年始のお休み中。
港の方へ入ったら何かあったかな、と進め始めた矢先、ふと道端に見覚えのあるチェレステのミニベロと、アウター上出しのレーサーにまたがったお二方が。

あじこぼさん!
思うと同時に言葉が出てしまった。
ミニベロの持ち主・あじこぼさんとは、以前taboomさん主催の狭山丘陵サイクリングでご一緒していて、そのときも同じミニベロで参加されていた。
お連れの方は六浦っ子さん
お二人はよく、横浜南部から鎌倉~葉山~横須賀~三浦周辺エリアで楽しそうなサイクリングをされており、そのご様子は、それぞれのブログでたびたび拝見させていただいていた。

(あじこぼさんのビアンキ・ミニベロ 比企丘陵もこの自転車でガシガシ走られていた)


(六浦っ子さんのノートン・レーサー このフレームカラーにシェラックのバーテープが渋い)

年末に訪れ、暖かく、のんびり走るには持って来いと、印象のよかった湘南へ、Iさんを誘い走り初めに訪れていた。


由比ヶ浜、小坪、一色と、景色のよい海辺で足を止めてはまったり、一色では旭屋さんで仕入れたコロッケを口にしていたものの、途中のんびりし過ぎたお蔭で既に昼にはいい時間になってしまっていた。


この後どうしようと、やや昼食難民化しかけていたところに、思いがけない偶然の遭遇。
お聞きするとお二人もお昼はまだとのことで、昼食とこの後の行程を、是非にとご一緒させていただくことに。

我々の帰りの方向も考慮してくださりつつ、まずは昼食と、戻り方向で林・佐島と何軒か巡るが、お二人の心当たりも年始の休業中。


せっかくの三連休なのに、こんな商売っ気なしでよいのだろうか! とやや憤慨しつつ佐島から芦名へと入った辺り、コンテナを店舗にしたユニークな、お二人も初めてというお店を発見した。
ラーメン、ハンバーガー、丼が同居と、メニューもユニークで、皆さんラーメン、自分が丼を、自転車話に花を咲かせながら満足のうちに片付けた。
後で知らべるとハンバーガーを売りにしているお店のようで、これは再訪せねばならない。


胃袋が満たされ、優しい気持ちで進むうち、猫を発見。
佐島であじこぼさんの猫スポットは不在だったが、この子たちのことは見落とされてしまったようで、
「猫が居ますよ」
と声を掛けると、戻ってきて猫養分を補給されていた。


元々この日は、高いところから見下ろす風景を何となくのテーマに、いくつか目星をつけたスポットを巡るつもりでいたのだが、最初に訪れる予定でいた鎌倉市内最高点・大平山への入り口が、関係者以外進入禁止で腰砕けとなり、そこへ重ねて楽しみにしていた刺身定食の夢も打ち砕かれ、自分を失いかけてしまっていた。

食事の後、
「今日はどうする予定だったんですか?」
との問いに、
「何となく高いところへ行きたいと思ってました」
と言うと、それならと、湘南国際村へ案内していただくことになった。

「高いところ」と行っておきながら何だが、湘南国際村というとクルマ・バスでしか来たことがなく、海側からも葉山側からも、そこそこ車通りのあるメインルートを延々登って行くイメージで、大変そうだと、今回の予定スポットには含まれていなかった。
しかしながら、さすが現役・地元のお二人。
途中までは、こんな道あったの?という雰囲気のよい裏ルートを案内いただき、次回こちらへ来るときは、外せないなと思ってしまった。




締めは海に面した公園から眺める日没と、余韻のような富士山のシルエットで、さらにノックアウトを食らってしまった。




久し振りに日が暮れるまで遊んだ一日。
ライトを灯し逗子・鎌倉を走り抜けるうち、40年近くの昔、同級生たちとのこの辺りへの放課後サイクリングの帰り、同じように家路を急いだ夕暮れのひとときを思い出した。


あじこぼさん、六浦っ子さん、改めてこの辺りを走る楽しさを教えていただき、ありがとうございました。
Iさん、またまた一日お付き合いいただき、ありがとうございました。
ホントに楽しい一日だったな~。

〈コース〉
Posted at 2018/01/07 14:51:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | サイクリング | 日記
2017年12月30日 イイね!

年末最後のひと走り 鎌倉~三崎方面へ

年末最後のひと走り 鎌倉~三崎方面へ年内最後の締めくくりサイクリングということで、じーてぃーすりーさんと鎌倉から逗子・葉山方面を走りに行ってきた。

前回はハードな山中へ分け入った為、今回はすい~っと走れるスポルティーフルートをと、元々は印旛沼方面を予定していたのだが、朝は氷点下の予報にブルつき、手軽に行かれる寒くないところと、直前に予定を変更した。
年末休みで混みそうな気配もあるが、人出が増えてきたら早めに切り上げればよいかと、何となく逗子・葉山方面、あとは成り行き任せという適当プランだ。

大船のコインパーキングで落ち合い、出発は7時前。
北鎌倉・建長寺経由で鶴岡八幡宮前へと下る。この時間はまだ車も少なく、気を遣わずに済む。
若宮大路から一本裏手の道で材木座海岸へ出ると、抜けるような青い空が待っていた。
稲村ケ崎の向こうには富士山も顔を出している。


逗子へ抜ける134号のトンネルは飛ばす車が多く怖いのでパス。
"お化けトンネル"ではない方の小坪トンネルを潜り小坪港方面へと下る。
青空を背景に真っ正面に望む富士山。

フェンスに立て掛け写真を撮っていると、富士山にカメラを向けていた年配の男性が、
「富士山と一緒に撮らせてもらってもいいですか」
と、我々の自転車もカメラに収めてくださった。


そう言えば以前、ティオさんとここに自転車を立て掛けていたときにも、カメラを手にした男性に声を掛けられ、自転車関連のPRの素材にさせてもらうかもと、同じように撮影していただいたのを思い出した。

一旦お化けトンネル方面へ登り、逗子駅前のSサイクルさんに立ち寄る。
30年以上前の横浜に住んでいた頃、サイクリングがてらときどき立ち寄っていたお店で、当時のショーケースには、既に製造中止、入手難となり始めていた欧州パーツもいくつか並べられていたが、感じのよいご主人はどれも気持ちよく、ごく普通の価格で売ってくださっていた。
それらパーツは、今も手元の複数の自転車で使わせていただいているという、思い出深いお店だ。
じーてぃーすりーさんも湘南で学生時代を過ごされており、当時から立ち寄られ、また今もパーツ通販でやり取りをされており、こちら方面へきたときには是非寄ってみようと話していた。

まだ9時前で当然開店前であるが、年末休みの貼り紙はなく、本日も営業することを確認。
よし! 帰りに寄って行こう。

県道207号回りで葉山を抜け、途中、旭屋牛肉店の営業も確認。
お土産にコロッケと叉焼を買って帰れるぞ。



一色の一通で休憩の後、御用邸前で134号に合流、交通量もまだ気になるほどではない。
この辺りで、取り敢えず"三崎まで行ってしまおうモード"のスイッチが入り、134号を快走して行くが、武山駐屯地を越えた辺りから、急に交通量が増え、行く先に向かって渋滞が始まってしまった。
加えて上り線の方も、何故か既に渋滞している。

ふと道路沿いに立てられた案内看板に目が行った。
「まぐろ祭 12月28日~」
渋滞の原因はこれのようだ。

三崎口駅の先で脇道へそれ、作戦会議。
元々三崎に行きたい店などがある訳でもなく、あっさりと、
「引き返しましょう」
ということに決定。
しかし、のろのろと車が連なる来た道を引き返すのも億劫で、一旦は海側へ逃げ、道が途切れ今度は内陸側へ、思いがけず三浦の畑道を抜けたりしつつ、何とか上り渋滞の解消ポイント、三浦縦貫道入口への分岐まで引き返して来た。
やれやれ。


途中、上空にはたくさんのトビが旋回しており、双眼鏡を持って来なかったのを悔やんだが、気付くとすぐ間近の電柱で羽を休めていたり。


昼食に寄りたいと思っていたお店は、開店まで大分時間があったので諦め、代わりにと寄った一色のお店は年末休業で大掃除中。
そうこうするうちに逗子まで戻ってきてしまい、食事はあとでと、Sサイクルさんに寄らせていただくことにした。

「実は昔、寄らせていただいていて」
「実はこの前●●のギヤ板を買わせていただいて」
店先で伝えると歓迎され、自転車は作業スペースの奥に置いてくださり、中でショーケースのパーツを見ながらご主人と、また途中から来られたメカニックの方と、常連と思しきお客さんと、皆さんさすが、という裏の裏のびっくり話などをお聞かせいただき、楽しい時間を過ごさせていただいた。

並べられたパーツの中には、友人が組み立て中の自転車に使えそうなショートリーチのセンタープルブレーキや、これはあると助かる! といった小物部品などもあり、二人していろいろと"お土産"も買い込み、あっという間に二時間余りが過ぎ去っていた。

これからは、湘南方面のサイクリングも、ちょっと増えてしまいそうだ。

結局昼食は14時過ぎ、小坪で大ボリュームのマグロ中落ち定食を平らげ、その後は再び鎌倉の人出に悩まされつつ、江の島方面へ大きく迂回しデポ地へ戻った。


〈コース〉


Posted at 2017/12/31 23:58:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | サイクリング | 日記
2017年12月23日 イイね!

2017年林道納め 複数林道をつなぎ房総を縦断 山中林道~柚の木林道

2017年林道納め 複数林道をつなぎ房総を縦断 山中林道~柚の木林道年末を締めくくるひと走りは、暖かそうな房総がよいだろうと、じーてぃーすりーさんと房総半島を縦断する林道ツーリングに出掛けてきた。

コースは、長狭街道北側をほぼ並行する「山中」・「大山」・「横尾」・「高山」・「柚の木」と、五つの林道をつなぎ、帰りは長狭街道へ降り戻ってくるという、全行程52km程の周回ルート。
林道区間は約20km、事前のリサーチでは低山ながらなかなかの山深さを見せ、またかなりの部分が未舗装路ということで非常に楽しみだ。

館山道「鋸南保田インター」近くの道の駅で待ち合わせ、長狭街道を横根峠を目指して7時頃に出発。
東京より暖かいはずと訪れた房総だったが、早朝の寒さはなかなかのものだ。日陰は一面霜が降りている。


甘く見て使い捨てカイロも持たずに来てしまい、走り出して数kmも行かぬうち、冷えた手を温めるべく、堪らず自販機休憩。温かなホットレモンを両手で握り締め、暖をとった。


久しぶりのツーリングで体は鈍りまくっており、横根峠に近付き勾配が増してくると、息は乱れ身体はオーバーヒート。
たまらず休憩を申し入れ、インナージャケットを一枚サドルバッグに収納した。


横根峠を越えると、県道182号分岐の標識が見えてくる。
勢いつけて重力に身を任せるが、先ほどまでとは打って変わり、今度は冷たい風に涙がちょちょ切れる。
暑くなったり寒くなったりに忙しいが、短い下りにインナージャケットを引っ張り出すのも面倒で、体を縮こまらせながら下って行った。


長狭街道から県道182号を左折、1km程で山中林道入り口に到達した。


林道入り口の橋を渡ると、緩く登りながら、ぐんぐんと山中に分け入って行く。
雨が降ったらヌタって苦労しそうな土がちの路面も、晴れの日が続いていたお蔭でよく乾いており、走りやすい。


ところどころ岩肌が露出した荒々しい雰囲気と山深さは、わずか200~300m級の山地とは思えない。
この辺り、路面は小石混じりとなるが、35Aガムサイドタイヤに怖いものはない。








標高230m程の山中林道ピーク付近から望む房総の山並み。これから行く道が見えている。


県道88号に合流し山中林道は終了。
県道からすぐに大山林道へ分岐し、ここから先は横尾林道、高山林道、柚の木林道と、途切れることなく林道が続いて行く。














ついに今回のメイン、柚の木林道入り口に到着した。
この林道は何年か前にオフロードバイク乗りの方のサイトで紹介されているのを拝見し、ずっと走ってみたいと思っていた。
全線6km程の距離しかないため、前後をどうつなげるかでぐずぐずしてしまっていたが、知った当時は700Cしか所有しておらず、結果的に650Aを持つまで決行を遅らせて正解だった。


道は削った岩の間を縫って行く。


路面は途切れ途切れにコンクリート舗装部分もあるものの、未舗装区間は本日の林道の中で一番のハードさ。
雨で深くえぐられた窪みを避けながら、路面の端を伝っていくという場面もしばしば。
28Cタイヤでは滑って転ぶか、大部分押し歩きを強いられるところだったが、太いタイヤのお蔭で楽しみながら走行することができた。





削られた地層面が迫る迫力は、この林道の一番の特徴。




路面に集中し走行するうち、足を止めそびれ、下りきってしまった。
あっという間の柚の木林道終点。
こちらからだとハードな路面に登りで挑まねばならず、走るなら高山林道側からがベスト。
また、未舗装路にしっかりグリップする太めのタイヤは必須だ。


この後は長狭街道へと下り、街道筋のラーメン店で昼食を済ませ帰路に着いた。

一昔前は、房総というと「嶺岡」のイメージが強かった気がするが、あちらは全線舗装されてしまい、ツーリストにとっての面白みは今一つ、いや二つ三つ・・・。
対して今回のコースは、目にする風景、踏みしめる路面とも変化に富んで味わい深く、獲得標高とタイムに目を吊り上げる鬱陶しい輩と出合う心配もない。
途中出会ったのは、二台のオフロードバイクとハイカーの方、それに二匹のお猿さんだけ、年末最後にふさわしい印象に残るツーリングを楽しむことができた。

分岐する林道もいくつかあり、更にバリエーションを広げることもできそうで、是非また訪れたい。
じーてぃーすりーさん、一日お付き合いいただき、ありがとうございました。

〈コース〉
Posted at 2017/12/29 11:32:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2017年09月24日 イイね!

力尽きて途中棄権 中道往還・右左口峠から・・・

力尽きて途中棄権 中道往還・右左口峠から・・・全く、週末は雨ばかりで自転車に乗れやしない。
今度晴れたら山へ行こうと、じーてぃーすりー氏との計画が、ようやく実現できたのは9月も後半になってからのことだった。

久々の晴れ予報に勇み、山梨・中道往還(右左口峠)から大窪鶯宿林道(鶯宿峠)を周回するプランを描き遠征。
しかし残念ながら、青空が顔をのぞかせたのはほんの僅か。楽しみにしていた眺望には終始靄が掛かり、おまけに右左口峠への登り途中、ダートの石ころでタイヤサイドをカットするバースト、続いてアルミトークリップが破断し、最後は自分の体調不良でプラン半ばにして撤収と、同行いただいたじーてぃーすりー氏には誠に申し訳ない、何とも冴えない一日となってしまった。

クルマは「道の駅とよとみ」にデポ。
目指す背後の山には雲が掛かっているが、このときはすぐに晴れてくるだろうと高をくくっていた。


道の駅から国道を右手に出てすぐ、「豊積橋南」交差点を右折するとすぐに緩く登り始め、5km程進むと、かつての宿場町「右左口宿(右左口町)」だ。
県道29号から「下宿」交差点を右折すると、少々気合いの要る登りが始まる。

今回は峠に未舗装路があるため、35AのSILKにするか迷ったが、舗装路で楽をしたくて白いTOEIを持ってきた。
タイヤはブルベ・エディション、多少の未舗装は何とかなるとの目論見であったが、それが外れるのはもう間もなくのこと。

先日換えたばかりのHGチェーンに合わせ、フリーも少々大き目のローギヤを備えたデュラエースに交換してきたが、ギヤは既に最軽29×26T。往時の宿場町の面影を横目に、ゆっくりと登って行く。






宿場を抜け見下ろす甲府方面は、雲にかすんだままだ。


「右左口トンネル」へ向かう国道358号との交差点。
こちらへ入ってくるのは、自転車やオフロードバイクのもの好きくらいだろう。


この夏~秋口までの激しい雨の影響か、舗装路面も水に流されたと思われる石ころだらけ。舗装が途切れると、水流にえぐられた跡で路面はなかなかの荒れ具合だ。


SILKにしておけばよかったなぁ、と思い始めた矢先、
パーン!
大きな音がして、
「パンクだ」
じーてぃーすりー氏が声を上げた。

てっきり、(彼の自転車が)パンクをした、ということかと思ったら、後輪がペシャンコになっていたのは自分の自転車だった。ブルベ・エディションと言えども、鋭い石ころには歯が立たず、サイドがパックリ裂けてしまっていた。

ジメついた地道の上でのチューブ交換だけでも憂鬱だが、湿度が高く汗は吹き出るは、おまけにメマトイは顔の回りを飛び回るはで、泣きながらの作業。
裂けてしまったタイヤには、バッグのポケットに忍ばせておいたパークツールの「タイヤブート」を内側から貼り付け応急処置。用心のつもりで持ち歩いていただけだったのだが、まさか使うことになるとは。持っていて助かった~。

これで走り出せればよかったのだが、実はもう1ラウンド。
タイヤに空気を充填する途中、シューという音がしてチューブのバルブ脇に穴が開いてしまった。

このTOEIにはリムテープを使わず、手製のリムロープを外周に貼り付けているが、バルブ穴はむき出しのまま。リム打ちパンクはなくなったが、チューブ交換の折、これまでも時々、バルブ付近に穴が開いてしまうことがあった。
むき出しのバルブ穴が原因かもと薄々思ってはいたのだが、つい放置してしまっていた。

新品チューブをダメにして、もう予備はない。
最初にバーストしたチューブにパッチを貼り付けたが、これもダメにしたらお手上げなので、タイヤブートの残りを切り抜き、リムのバルブ穴を養生してから装着、今度は無事空気を充填することができた。

気を取り直して走り出すが、ところどころ乗車のしんどい部分もあり、乗って降りてを繰り返し進んで行く。


晴れの予報はどうなったのか、雲は一向に切れる気配がない。


調子が出ないのは空のせいばかりではないようで、先程からどうも右足の納まりが悪い。
足元を見るとトークリップがガタついている。
固定ボルトでも落としてしまったかと、足を着き確認したところ、何とクリストフのアルミクリップがペダル取り付け部分を残し、ポッキリ折れてしまっていた。どうりで足が定まらない訳だ。
最初の峠への登り途中でトラブルが二つも噴出してしまうとは、全く今日は日が悪かったのだろうか。

折れたクリップは残しておいても仕方ないので、つま先部分を外しバッグにしまい、ストラップはまた通すのが面倒で残したまま、何だかだんだん重くなる足で、再びペダルを漕ぎ出した。

山水画のように幽玄な雰囲気は決して悪くはないのだが、やっぱり青い空が見たい。


しばらくろくに走っておらず、体が鈍っているのがひしひしと実感される。
路面が湿っているため、どっかり座って休憩できず、吹き出す汗を立ったまま拭うしかないのも辛いところだ。




途中トラブルのせいで随分時間が掛かってしまったが、ようやく右左口峠到着。
標高860m、道の駅からここまで610m程登って来たことになる。
ここも乾いた場所がなく座って休むことができず、それならと、早々反対へ下ってしまうことにした。






峠の南へ抜けると、ようやく雲が切れてきた。
登り途中でこうした景色が見られていれば、随分励みになるのだが。




国道356号と合流地点。
消防団の建物に自転車を立て掛けさせていただき、やっと座って休憩することができた。


ここまで5km程、途中から舗装路面に変わった走りやすい道を下ってきただけなのにも関わらず、どうも疲労が回復しない。
しんどそうに見えたのだろう。じーてぃーすりー氏より、このまま道の駅に戻ろうかとの提案もあったが、次の大窪鶯宿林道は全線舗装、何より、せっかく来たのにという思いもあり、
いや、いや、大丈夫
と強がり、先へ進むことにした。

しかし6km程東進して大窪鶯宿林道入り口へと差し掛かった際、そのまま進入する余力がなく、持参のお握りを口に入れ座り込んで休憩するうち、知らず知らずのまま居眠りをしてしまい、その様子を見たじーてぃーすりー氏より、とうとうドクターストップが掛かってしまった。(獣医さんだけど)

この日は何故か、休んでも疲労が溜まる一方で回復せず、もうこれ以上は無理せず、お言葉に甘えることにした。
県道36号を西へ下れば、あとは道の駅までほぼ下り基調。
25km程をゆるゆると下り、クルマへ戻る頃にはどうにか溜まった疲労も回復させることができた。

何とか乗れるくらいのこんな未舗装林道は大好物だったんだけどなぁ。
ちょっと自信がなくなってしまった。

〈コース〉
Posted at 2017/10/29 15:13:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
雑誌の記事でほとんど一目ぼれだったALFA145。 それでも自分がイタリア車なんぞ手にするとは思っていなかったのだが、思い切って乗り始めたらいつの間にか走行2...
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