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2017年09月24日 イイね!

力尽きて途中棄権 中道往還・右左口峠から・・・

力尽きて途中棄権 中道往還・右左口峠から・・・全く、週末は雨ばかりで自転車に乗れやしない。
今度晴れたら山へ行こうと、じーてぃーすりー氏との計画が、ようやく実現できたのは9月も後半になってからのことだった。

久々の晴れ予報に勇み、山梨・中道往還(右左口峠)から大窪鶯宿林道(鶯宿峠)を周回するプランを描き遠征。
しかし残念ながら、青空が顔をのぞかせたのはほんの僅か。楽しみにしていた眺望には終始靄が掛かり、おまけに右左口峠への登り途中、ダートの石ころでタイヤサイドをカットするバースト、続いてアルミトークリップが破断し、最後は自分の体調不良でプラン半ばにして撤収と、同行いただいたじーてぃーすりー氏には誠に申し訳ない、何とも冴えない一日となってしまった。

クルマは「道の駅とよとみ」にデポ。
目指す背後の山には雲が掛かっているが、このときはすぐに晴れてくるだろうと高をくくっていた。


道の駅から国道を右手に出てすぐ、「豊積橋南」交差点を右折するとすぐに緩く登り始め、5km程進むと、かつての宿場町「右左口宿(右左口町)」だ。
県道29号から「下宿」交差点を右折すると、少々気合いの要る登りが始まる。

今回は峠に未舗装路があるため、35AのSILKにするか迷ったが、舗装路で楽をしたくて白いTOEIを持ってきた。
タイヤはブルベ・エディション、多少の未舗装は何とかなるとの目論見であったが、それが外れるのはもう間もなくのこと。

先日換えたばかりのHGチェーンに合わせ、フリーも少々大き目のローギヤを備えたデュラエースに交換してきたが、ギヤは既に最軽29×26T。往時の宿場町の面影を横目に、ゆっくりと登って行く。






宿場を抜け見下ろす甲府方面は、雲にかすんだままだ。


「右左口トンネル」へ向かう国道358号との交差点。
こちらへ入ってくるのは、自転車やオフロードバイクのもの好きくらいだろう。


この夏~秋口までの激しい雨の影響か、舗装路面も水に流されたと思われる石ころだらけ。舗装が途切れると、水流にえぐられた跡で路面はなかなかの荒れ具合だ。


SILKにしておけばよかったなぁ、と思い始めた矢先、
パーン!
大きな音がして、
「パンクだ」
じーてぃーすりー氏が声を上げた。

てっきり、(彼の自転車が)パンクをした、ということかと思ったら、後輪がペシャンコになっていたのは自分の自転車だった。ブルベ・エディションと言えども、鋭い石ころには歯が立たず、サイドがパックリ裂けてしまっていた。

ジメついた地道の上でのチューブ交換だけでも憂鬱だが、湿度が高く汗は吹き出るは、おまけにメマトイは顔の回りを飛び回るはで、泣きながらの作業。
裂けてしまったタイヤには、バッグのポケットに忍ばせておいたパークツールの「タイヤブート」を内側から貼り付け応急処置。用心のつもりで持ち歩いていただけだったのだが、まさか使うことになるとは。持っていて助かった~。

これで走り出せればよかったのだが、実はもう1ラウンド。
タイヤに空気を充填する途中、シューという音がしてチューブのバルブ脇に穴が開いてしまった。

このTOEIにはリムテープを使わず、手製のリムロープを外周に貼り付けているが、バルブ穴はむき出しのまま。リム打ちパンクはなくなったが、チューブ交換の折、これまでも時々、バルブ付近に穴が開いてしまうことがあった。
むき出しのバルブ穴が原因かもと薄々思ってはいたのだが、つい放置してしまっていた。

新品チューブをダメにして、もう予備はない。
最初にバーストしたチューブにパッチを貼り付けたが、これもダメにしたらお手上げなので、タイヤブートの残りを切り抜き、リムのバルブ穴を養生してから装着、今度は無事空気を充填することができた。

気を取り直して走り出すが、ところどころ乗車のしんどい部分もあり、乗って降りてを繰り返し進んで行く。


晴れの予報はどうなったのか、雲は一向に切れる気配がない。


調子が出ないのは空のせいばかりではないようで、先程からどうも右足の納まりが悪い。
足元を見るとトークリップがガタついている。
固定ボルトでも落としてしまったかと、足を着き確認したところ、何とクリストフのアルミクリップがペダル取り付け部分を残し、ポッキリ折れてしまっていた。どうりで足が定まらない訳だ。
最初の峠への登り途中でトラブルが二つも噴出してしまうとは、全く今日は日が悪かったのだろうか。

折れたクリップは残しておいても仕方ないので、つま先部分を外しバッグにしまい、ストラップはまた通すのが面倒で残したまま、何だかだんだん重くなる足で、再びペダルを漕ぎ出した。

山水画のように幽玄な雰囲気は決して悪くはないのだが、やっぱり青い空が見たい。


しばらくろくに走っておらず、体が鈍っているのがひしひしと実感される。
路面が湿っているため、どっかり座って休憩できず、吹き出す汗を立ったまま拭うしかないのも辛いところだ。




途中トラブルのせいで随分時間が掛かってしまったが、ようやく右左口峠到着。
標高860m、道の駅からここまで610m程登って来たことになる。
ここも乾いた場所がなく座って休むことができず、それならと、早々反対へ下ってしまうことにした。






峠の南へ抜けると、ようやく雲が切れてきた。
登り途中でこうした景色が見られていれば、随分励みになるのだが。




国道356号と合流地点。
消防団の建物に自転車を立て掛けさせていただき、やっと座って休憩することができた。


ここまで5km程、途中から舗装路面に変わった走りやすい道を下ってきただけなのにも関わらず、どうも疲労が回復しない。
しんどそうに見えたのだろう。じーてぃーすりー氏より、このまま道の駅に戻ろうかとの提案もあったが、次の大窪鶯宿林道は全線舗装、何より、せっかく来たのにという思いもあり、
いや、いや、大丈夫
と強がり、先へ進むことにした。

しかし6km程東進して大窪鶯宿林道入り口へと差し掛かった際、そのまま進入する余力がなく、持参のお握りを口に入れ座り込んで休憩するうち、知らず知らずのまま居眠りをしてしまい、その様子を見たじーてぃーすりー氏より、とうとうドクターストップが掛かってしまった。(獣医さんだけど)

この日は何故か、休んでも疲労が溜まる一方で回復せず、もうこれ以上は無理せず、お言葉に甘えることにした。
県道36号を西へ下れば、あとは道の駅までほぼ下り基調。
25km程をゆるゆると下り、クルマへ戻る頃にはどうにか溜まった疲労も回復させることができた。

何とか乗れるくらいのこんな未舗装林道は大好物だったんだけどなぁ。
ちょっと自信がなくなってしまった。

〈コース〉
Posted at 2017/10/29 15:13:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 林道ツーリング | 日記
2017年09月04日 イイね!

出来立てイデアル90到着

出来立てイデアル90到着8月24日にフランス「Victoire Cycles」に発注した2017年製イデアル90が、何ともう手元に届いてしまった。
30日に「今日Idéaleが入荷したので、すぐに日本へ送るよ」と「Victoire Cycles」のMatthieuさんからメールが来ていたのだが、まさかこんなに早く届くとは思っていなかった。

包みを解くと、中からシンプルな化粧箱が現れた。
箱好きな小さいみなちゃんたちも、新しいきれいな箱が届くと周りをそわそわ。


ほぅ、これはなかなかよいではないですか。美しいシルエットは往年のIdéaleそのもの。
上面にはお約束の「Daniel Rebour」サイン入り。


銅鋲は「Idéale」刻印入り。


先端部分。


秘蔵の当時ものを引っ張り出して比較してみよう。


やはりこうして並べても、美しいシルエットはしっかり再現されている。




網目のない、ややシンプルに過ぎるかな~という印象のサイドスタンプ。
自転車に組み付けてしまえば、さして気にはならないだろう。
「French Design」にあらず、誇らしき「Made in France」である。


とは言え、やはりオリジナルの風格には敵わないかな。


新旧バッヂ比較。




これはなんにゃー。


箱の底面に「グラッセ」と書かれた缶が貼り付けられていた。
艶出し? 保革用? オイルかな?


組み立て家具の付属工具のようなテンション調整スパナ。


さぁ、あとは実際に使用してみてのインプレッションが楽しみだ。
どの自転車で試そうかな~。
Posted at 2017/09/04 23:26:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2017年08月26日 イイね!

New Idéale

New Idéale西の高級自転車店のブログで、"新品"Idéaleのサドルが紹介され気になっていた。
何でも、元Tron et Berthet の職人から革の鞣し方法を直接学んだというフランス人の手により、かつての美しいシェイプのまま、"現行品"として製作されているのだとか。
サドルトップにはDaniel Rebourの刻印も、関係者の了解を取った上でしっかりと再現されている。

「おおっ、これは欲しい」

と思ったが、同記事曰く、「年間生産150個程で供給が全く追いつていない」

けっ、な~んだ!
と、そのときは諦め、というか入手する術もどこの誰が製作しているのかも分からず、全くどうすることもできなかった。
どうせそのうち、ここのお店で何個か取り寄せ、法外な値段で売りに出されるのだろうと思っていたのだが、念ずれば何とやら、いやそれほど念じた訳でもないのだが、意外に簡単に入手できることになってしまった。

フランス クレルモン・フェランのハンドメイドサイクルショップVictoire Cyclesのサイト内でも、このIdéaleが紹介されているのを発見した。
このショップのSRAM Force-1で組まれたフロント・シングルのツーリング車がなかなかカッコよく、自分もSRAMで一台、などと沼の縁まで近付きつつサイト内あちこち覗くうち、紹介記事に行き当たった。


このショップの協力工房(?)といったような位置付けなのだろうか、Frédéric Ducèsなる人物がこの新しいIdéaleを、フランスの素材を用い、Tron et Berthetの製法により、完全なる手作りで製作、何と、250ユーロで販売しちゃうよ~と書かれていた。

記事はしばらく前のもので、件の高級店によれば"供給が全く追いついていない"との由。今となっては既に相当なバックオーダーを抱えた状態かもしれない。
それでも聞くのはタダなので、試しにCONTACTフォームから、
「Idéaleが欲しいのだが、売ってもらえるのか。また日本まで送ってもらうことは可能か」
といった内容の問い合わせを送ってみた。

しかし、全く何の音沙汰もない。
やはり、海外に回す分まで構ってられないのか、それともバカンス中か、或いは自分の拙い英文が全く通じなかったか、だったらもういいやぁと思い始め、半月以上が過ぎたある日、

「もちろんオッケー。日本にだって送っちゃうよ。黒とナチュラルどっちがいい?」

と返事が返ってきた。
某店によれば"供給が全く・・・"ということなので、納期はどのくらいか聞いてみたいとも思ったが、言い回しがよく分からず、取り敢えず、代金は250ユーロでよいのか、送料はいくらか、PayPalで支払い可能かを確認。
今度はすぐに、

「代金は250ユーロ+送料40ユーロ。PayPal支払OK」

との返事があり、

「それなら黒一丁!」

と、すかさず発注をかけた。
ナチュラルとどちらにするか少し迷ったが、画像で見たところ、ニューIdéaleのサイドスタンプはオリジナルよりもデザインがやや簡素化されているようだ。


ナチュラルの場合、どうしてもここに目が行ってしまいそうだが、黒ならそれ程目立たないだろう。
あまり迷っていると、それだけ順番が遅れてしまう。
ここは半ば勢いで発注なのだ。

すると、その勢いを削ぐかのように、

「Idéaleには革の厚みが二種類ある。体重75kg以下向けの薄いタイプと75kg以上向けの厚いタイプ。お客さん、どっちにする?」

と、聞いてくるではないか。
えっ、何で一遍に聞いてくんないの? と思いつつも、一方では、へ~、現代のIdéaleはそんな作り分けもしているのか、と感心しつつ、とは言え、もたつく隙にも別のオーダーが入ってしまっては大変だ。
体重はちょうど微妙なラインなのだが、薄い方は早くヘタる恐れもあるかと5秒程で判断し、

「厚い方、厚い方の黒一丁!」

と即答を返した。
すると、PayPal用の支払先アドレスの通知と併せ、

「支払いが確認できたらすぐに発注するので、10日くらいで日本宛発送できると思う」

と添えられていた。

えっ、10日? 供給がどうのこうので、最低2~3ヶ月くらいは待たされるかと思っていたのだが。
もちろん即入金、これでどうやら、9月中旬頃にはニューIdéaleが入手できそうな運びとなった。

Tron et Berthetの元職人から製法を学んだとは言え、末期Idéaleの品質はお世辞にも褒められたものではなかった。
それはおもに、良質な皮革がなかなか確保しづらかったのが理由と言われるが、そこのところはどのように解決を図ったのだろうか。

画像で見る限り、端正で美しいフォルムはかつてのIdéaleそのもの。
果たしてニューIdéaleの品質はどんなものか、今から到着が楽しみである。
Posted at 2017/08/26 15:22:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記
2017年07月29日 イイね!

筑波山麓の大榎

筑波山麓の大榎筑波山の麓に榎の大樹があると知り、Iさんにご一緒いただき見に行ってきた。
せっかくなら少し山道も走っておこうと、以前から温めていたコースプランでまずは筑波山の南麓から東側を一回り、裏から不動峠を登って榎に立ち寄るつもりが、自身の甘いプランニングと蒸し暑さのお蔭で、実際には大幅ショートカット、途中からもうどうでもいいやぁ、と半ばヤケクソになりつつも、何とか榎だけは確認して帰ってきた。
どうも筑波山とは相性が悪いようだ。

<最初のプラン>


<実走コース>


待ち合わせはいつもの大池公園。
今回は久々のシルク650Aを持ってきたが、実は直前の予報で降水確率が上がっているのを確認し、出掛けに慌てて積み替えてきた。
ホントは青いTOEI700Cですい~っと走るつもりでいたが、結果こちらにしておいてよかった。
Iさんも低いレシオを装備したエンペラー・ランドナー。
涼しいうちに走ってしまおうと、6時前に駐車場を後にした。


国道125号・県道53号を東進、朝日トンネル東側へ回り山道へ進入、まずは一つ目の小ピーク「県立中央青年の家」を目指す・・・つもりが、のっけからミスコース。登り口を誤り、ハイキング道のようなところへ入り込んでしまった。
先は目的地まで続いているようだが、勾配もあって押し歩きはしんどそうだ。
もったいないが下って戻り、本来の入口から登り直し。
しかしこちらも、はじめのうちこそ緩い勾配の舗装路であったが、いつの間にか舗装が途切れ勾配も増し、道幅の他さっきと何が違うん? という様相に一変。
事前にGoogle Mapとルートラボで辿り、「うんうん、こりゃ雰囲気のよさそうな山道だ」と思っていたのは大きな勘違い。
トップチューブにぼたぼたと汗を落としながら、それでもしばらく頑張ったが、一たび足を着いてしまうともうそれ以上は踏ん張れない。
ときに路面のえぐれをよけながら、今度はひたすらの押し歩きで登って行く。




空は朝から雲に覆われ、それ程気温は上がっていないようだが、何しろ湿度が高く汗が止まらない。
いつのまにかシャツはグショグショで、それだけでもイラつくのに、どこからか飛んできたメマトイが顔の周りを飛び回り鬱陶しいことこの上ない。
早く開けたところへ・・・と足を急がせるが、「青年の家 1.5km」の標識に心が萎え、少しだけ明るくなった場所で取りあえず一休み。


シャツから染みた汗で、既にニッカーの腰回りまでじっとり。身体が休まると気持ち悪くてもうじっとしていられない。とにかく早く乾いた場所へ逃げ出したいと腰を上げる。
幸い、少し進むと路面の荒れは収まり、やっとまた乗車することができるように。
程なくたどり着いた青年の家は、“オアシス”のように輝いて見える。
館内自販機で冷えた炭酸飲料を購入し、ベンチでしばらく休憩させていただいた。


ここで既に、不動峠の前にもうひと山越える気力は消失しており、朝日峠経由で不動峠へ直行することにした。
朝日峠方面へ向かうと、またしても未舗装路の登り。


嫌気がさし、自転車を放り出して休憩しているところ。


この先のカーブを曲がると、舗装路面となるが、登りはしばらく続いて行く。
やっぱり夏は峠なんか登るものではない。

朝日峠から。


Iさんは風返峠まで登ってもよさそうな素振りであったが、自分はもうお腹いっぱい、ここは当初の予定を忠実にトレース、不動峠から大池公園方面へ下らせていただくことにした。
もう写真なんかも撮ってらんない。

大池公園手前から右に反れ、いつもとは反対に県道139号を北上。
そうなれば桜井菓子店さんを素通りする訳にはいかない。
あんドーナツと四方焼きで甘いもの休憩を取ったところで、いよいよ榎を見に行こう。


目的の榎は、県道西側に広がる水田地帯の中、燧ヶ池(ひうちがいけ)の東南端に立っていた。
なかなか見事な枝ぶりではあるが、周りが開け過ぎているのが少々味気ない。
入り組んだ谷津の奥、分岐に目印のように立っていた印西の榎には敵わないな。






脇に折れた幹が寝かせてあり、西側へ延びる枝はつっかえ棒で支えられている。
この榎も、今の姿を保ち続けるのは難しいのかもしれない。


<在りし日の印西の榎> やっぱりこっちの方がよかった・・。
Posted at 2017/08/04 07:53:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | サイクリング | 日記
2017年07月22日 イイね!

CH.PELISSIER タイヤセーバー

CH.PELISSIER タイヤセーバー海外オークションを漁り、やっと見付けたCH. PELISSIERのタイヤセーバー。
ユニークな形状に惹かれ、随分前に新品を手に入れていたのだが、チューブラーに乗ることはないかな~と、迂闊にも手放してしまっていた。
ルートが組み上がると、持っておけばよかったと後悔したが後の祭り。

何となく気になる部品というのは、意識していなくても、自分の感性に触れる部分があるからこそ気になるのであって、例えすぐ使うことがなくても入手しておくべきである。
というようなことをおっしゃったのは、かの有名な故・N田博士であったが、その教えを忠実に守らなかったがために失敗してしまった。

使う気で探すと、手頃な価格のものがなかなかない。
小物一つに大枚叩く訳にもいかず、きれい目の中古品で手を打った。


水滴のような形状は単なるデザインだけではない。
内部にバネが組み込まれ、タイヤに接触する先端部分が可動し、上方へはねるようになっている。
なかなか凝った造りだ。


磨いたら少しだけ輝きが増した。




ネットで画像検索すると、取り付け方は位置・方向など様々だが、自分なりに考え、一番合理的と思われる方法で装着した。

フロント。


クラウン裏側に後ろ向きで装着する例もあったが、異物を巻き込んだ際のダメージを考えるとホイールの回転方向に合わせるのが順当だろう。
ワイマンのブラケットと、固定ボルトの間に挟み込んで取り付けた。


リア。


こちらはブラケットとブリッヂ側スペーサーとの間に挟み込んだ。
フロント同様ブラケットとボルトの間に挟んでもよかったのだが、そうすると本体が大部分ブリッヂ下に隠れてしまう。
色気を出して見栄えを優先した。


これで多少バーストの発生率が下がり、"らしさ"は随分増したと思う。
Posted at 2017/07/22 16:03:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車パーツ | 日記

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「[整備] #145 水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/406520/car/322656/6532728/note.aspx
何シテル?   09/05 22:04
雑誌の記事でほとんど一目ぼれだったALFA145。 それでも自分がイタリア車なんぞ手にするとは思っていなかったのだが、思い切って乗り始めたらいつの間にか走行2...
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