8月12日(日)に、またまた
すっとこと2人で、阿蘇に災害復旧のボランティアに行ってきました。
阿蘇でのボランティアは2回目なので、今回はグループリーダーに立候補してみました。
グループリーダーは、被災者の方の要望を聞いて、グループの方々とどのうような段取りで作業するかを決めたりします。他にもグループ全員の体調管理や休憩、二次災害の防止、ボランティアセンターとのやり取り等、色々ありますが出来る範囲でやれたと思います。
今回の作業は埋まった庭の泥出しと排水路の確保でした。
気温はそんなに高くなく、8月にしては比較的作業しやすい気候でした。
今回は7人1グループで活動してましたが、依頼作業が終わらないと思ったので応援(1グループ5人)にきていただきました。
雨が降ってきたところで作業終了となりましたが、ある程度期待されていた作業が出来たと思います。
※重要※
阿蘇市の災害ボランティアの個人の受付は終了してるとのことです。
8月13日(月)以降の作業は、既にお申し込みされているグループ・団体のボランティアの方々の受付となっているみたいです。
8月7日までボランティア不足と言ってたのに、その5日後には個人の受付終了とは…。
HOLYが思うに、団体やグループよりも個人参加の方が募集しやすいと思うし、人数編成も容易だと思う。実際に個人でボランティアに参加されている方々が多いように思いましたしね。
また後で「ボランティア不足!ボランティア募集!!」みたいな記事が無いと良いのだが…。
※ボランティア(団体のみ)をしたいと思ってる方々へ※
阿蘇市社会福祉協議会災害ボランティアセンター
[受付電話番号]
050-3481-7074(ボランティアに参加したい方)
050-3481-5288(支援が必要な方)
050-3481-7073(その他の問い合わせ)
[受付時間]
午前8時30分~午後4時(電話受付時間)
※現地でのボランティア受付時間はひる12時までです。
それ以降の来所は翌日以降の活動のご紹介になることがあります。
[ボランティアセンターの場所]
旧役犬原小学校
〒869-2221 阿蘇市役犬原805番地
※駐車場もあります。
JR宮地駅からバス(山田経由または道尻経由)内牧行き 役犬原下車徒歩2分
※JRは肥後大津-宮地間代行バスでの運行中です
[活動内容]
・屋内及び敷地内の泥だし作業
・家具の移動・濡れた畳上げ
・屋敷拭き掃除
[ボランティアの募集範囲]
全国(高校生以上)
※高校生以下は学校・保護者の同意書が必要です
※中学生は学校など団体による申し込みのみ受け付けます(要引率者)
[用意するもの]
・ボランティア活動できる汚れても良い服(長袖、長ズボン)
・長靴(必需品)
・飲み物
・お弁当
・タオル
・帽子
・防塵マスク
・厚手のゴム手袋
・園芸用スコップ等
※装備についてはこちらをご参照ください(レスキューストックヤードのページ)。
※8月12日時点※
〔飲み物〕
支援物資があり、現地でもらうことが可能。帰り際には飲み物が冷やしてありました。
〔食べ物〕
なし
〔塩飴〕
支援物資有り。
〔マスク〕
支援物資有り。
〔資器材〕
スコップ(剣、角)、一輪車、土嚢袋等、数多く用意してあります。ボランティア依頼によってで器材を選びます。土日はボランティア参加人数が多いため、器材不足になるおそれあり。
※個人ボランティアの受付が終了したので、器材不足にはならないかと思います。※
〔車両〕
ボランティアセンターから、依頼先まで距離があります。ボランティアセンターの車両にも限りがありますので、依頼先まで自家用車での移動になることもあります。
また、器材や人員の搬送を、ボランティアセンターから依頼をお願いされる場合があります。トラック・バン等で来ていただければ、かなり助けになると思います。
〔持ち込みゴミ〕
ペットボトルや燃えるゴミ、缶、ビンは、ボランティアセンターで捨てることができます。
※HOLYが必要と思ったもの※
〔弁当〕
作業がキツくてノドを通らないかもしれないが、準備したほうがいいと思います。また、コンビニが近くに無い場合があるので、現地調達は出来ないと思ってください。
〔飲み物〕
支援物資があるので現地にある場合が多いが、念のため準備してください。スポーツドリンクだけじゃなく、水があるとうがいや手を洗ったり出来ます。
〔塩分・ミネラル補給〕
塩・梅干・塩飴等、汗をかくので、スポーツ飲料と別にあったほうがいいと思います。個人的には飴よりも、梅干の方が口もさっぱりするし、短時間で塩分補給が出来ると思います。
最近は飴だけじゃなく、タブレットで塩分補給できるものもあります。個人的にはタブレットタイプの方が素早くに塩分補給できて、喉が渇きにくいと思います。
〔資器材〕
スコップ・移植ゴテ等、現地で用意してありますが、足りない場合がありますので各自用意していったほうがいいと思います。細々したところや床下の泥だしには、移植ゴテや鍬(くわ)があると便利です。
〔ヘルメット又は帽子〕
床下の作業をする可能性があるので、頭部保護のため必要と思います。
〔手袋〕
軍手は水が染み込みますし、疲れるのでビニール手袋が良いと思います。台所用ではなくて、作業用の強くて破れにくいのがいいです。
〔カッター〕
支援物資の荷卸の際に必要でした。HOLYはそれっぽいの持ってたので重宝しました。
〔日焼けどめ〕
日差しが強く、日焼けするのであるといいです。
〔虫よけスプレー〕
蚊が多くなりそうなのであるといいです。
〔クーラーボックス〕
現地まで車で行かれる方は、クーラーボックスを持って行かれるといいと思います。弁当も悪くならないし、飲み物も冷やせるので重宝します。
【ボランティアに参加してみて…】
※文中に失礼な言動があったらすいません※
HOLYが
「ボランティアに参加しよう!」と思ったのは、東日本大震災がきっかけでした。
あのときは
「自分に何か出来ないか? 自分もボランティアに行きたい」と思ってはいましたが、仕事の休みの都合が合わないし、距離もあったので参加できずじまいで歯痒い思いをしました。
あのときは大多数の人達がそのようないたたまれない気持ちになったのではないでしょうか。
今回の水害は、自宅からそう離れてない地域で起こりましたので、自然と
「ボランティアに行こう!」と足が動きました。幸いボランティアに参加するにあたり、一緒に参加してくれる仲間や、家族・彼女・職場の皆さんの理解と協力があったからこそ参加出来たのだと思います。
キツイこともあったけど、被災者の方々の
「ありがとう。」の言葉に勇気を与えていただき、何度も元気づけられたからこそ、HOLYはボランティアを続けてこれたのだと思います。
東日本大震災でボランティアに参加された方々が
「被災者の皆さんに勇気づけられた。」とおっしゃられていた意味が理解出来たような気がします。
阿蘇の災害復興はまだ始まったばかりかもしれません。
「少しでも力になれば…!」
と始めたボランティア。
被災者の方が
「何をお返しすればいいのかわからない…。」
とおっしゃってましたが、
HOLYはこう答えました。
「僕たちに何かあったときにお願いしますね。」
「はい…。」
と、笑顔で返事をされた。
人の気持ちとは、このようなカタチで繋がっていくものなのだろうか…。
とても心に残る経験をすることが出来た2012年夏。
HOLYは、この夏のずっと忘れない。
Posted at 2012/08/13 10:57:09 | |
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ボランティア | 日記