日本自動車査定協会にNSXの事故減価額証明書の発行を依頼したのですが基準額と修理費用から算出するそうで、NSXは古く基準額が存在しないので査定ができないと連絡がありました。これが出ないと格落ち額の交渉ネタがないので非常に不利になります。
次の一手として買取り査定で事故による減額を表示できないかを模索しました。まず、買取り査定は口頭での通知が一般的で査定結果を紙に出してくれるところから探しました。
オートバックスは買い取り査定を紙で出してくれると言うことでしたので買取査定をしてみる事に。事故修理による減額やオプション装備によるプラス査定などの詳細を出してもらえるのかを尋ねたら、現状での査定額となり、詳細は出せないとのことでしたが、取りあえず査定をお願してみました。
実際に査定をするのは本社の方がオンラインでやるそうです。現地からは機械を使って塗装皮膜の厚さを計ったり、車の状態を送信するようです。グレードの確認や交換しているパーツの確認は一切無しで、車検証だけで基準額から算出している様です。そのためタイプTである事の考慮はなく、中古車で流通している最低価格をはるかに下回る買取金額で、NSX専門店での買取の方が高く買い取ってもらえますよと言うコメントまでいただきました。販売店での利益を上乗せするとして、市場価格を考えたら買取価格の2倍以上になると思われるので、相当な利益を乗せられますね。売る気は無いので、そのような結果だったのかもしれませんが・・・・。
唯一良かったことは、今回の修理が修復歴にはならないと言われた事でした。
日本自動車査定協会の修復歴の定義にあるようにリアエンドパネルの交換だけでは修復歴にはならず、それにともなってトランクフロアやサイドパネルに修理が発生するような場合に修復歴となるようです。
オートバックスの見解でも修復歴無しとなりましたが、査定する所によってはリアエンドパネル交換だけで一律修復歴有りとする所もあるようです。
今回の買取査定では修復歴無しと判断されて1勝、日本自動車査定協会からの事故減価額証明書が出ない事で大きな1敗かな。
さて今後どうしたものか。
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NSX | 日記
Posted at
2023/10/15 11:05:41