
一般的に燃調コントローラーって言われている物ってどうなんですか? と聞かれても・・・
「用法用量を守って使えるならご自由に。」 って言いますし。
「使いますか?」 と聞かれれば 「自分は使いません。」 と答えます。
AZ-1のF6Aを例に取ると・・・
画像はデータ上の数値に補正入れてるけど、点火MAPの一部。
<ここから先は一例です。>
たとえば・・・
反転しているところが0ブースト辺り。
インジェクター大きくしたので合わせる為に-20%の補正をかけます、そうすると本来より2マス左側のデーターを読みに行きます。
単純に20%小さくしても、そのまま圧力が20%小さい所を読む訳じゃないけど、今回は無視。
一見上手い事補正されて、点火時期は通常より早いしA/Fも良い感じになり、ステキな加速できるよう見えますが・・・
メーター上 4500回転 0ブースト アクセル開度一定 で高速道路を巡航した場合。
(ギア比計算すると約100キロ)
圧力騙してるので、ECU上では 4500回転で負圧域と判断します。
お利口さんとは言い難いが、大変頑張り屋さんなO2フィードバックが仕事を始めたら大変。
理想空燃費に近づける為に燃料を薄くしていきます。
さっきまで燃料が濃かったので点火時期が早くても問題なかったのですが、薄くなったらそうはいかない。
MAP上10進数で60近く大きい数値=早い点火時期に制御されているのだから。
また、通常有り得ない回転数と負圧だとスイートスポット的に点火時期もおかしな数値が入ってる場合もあったり。
そうなったら、燃料薄い・点火時期早い・排気温度高いの3連コンボ。
それが長時間続けば、EXバルブ辺りはたまった物じゃないし。
熱価の低いプラグ使って、ポロッと欠けて落ちた日には・・・
さらにノッキングが出ていても、F6Aにはノックセンサーが付いてないので遅角してくれません。
燃焼室温度が上がるだけ上がった状態では、踏むも地獄、戻すも地獄ですか?(笑)
古い車両なのでセンサーの個体差も出てきてますよね。
圧力センサーがちょっとボケてきていて、もう1マス2マス左側を読んだ日にはあっと言う間に・・・ <(_ _)>
注:上記はあくまでも想像の産物ですよ・・・
Posted at 2013/07/09 18:55:57 | |
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