電動パワステ（EPS）Assy交換

PSの警告灯が点灯し、パワステのアシストがなくなる現象がたびたびあらわれていたが、エンジンをかけなおしても消えなくなったので交換することに。

新品は高いのでリビルト品にすることになった。前期とそれ以降では形状が違ってきます。

ダッシュボードを外し、電動PSユニットの配線①、②、③をはずします。この時メーターも一緒に外した方が作業しやすいです。

ハンドル、コラムカバー、ハンドル回りのコネクタなどを外していきます。

PSより下側にあるシャフトとの固定部位を外し、ステアリングハンガーに固定してあるナット4本を外すとパワステ本体が外れます。
配線やツメなどに引っかかってなかなか外れないですが、根気よくそれらを外していきます。

パワステ本体はけっこう重いので内装にガンガン当たったりして傷だらけになりました。オレンジ色の内装に乗せたりすると作業しやしかったです。もちろん傷だらけにもなりますが…
ステアリングのシャフトですが、PSユニットから外れると倒れてくるので、水色の矢印の先にある下側にあるカバーが割れやいので外しておいた方がいいです。

新旧比較。
見た目は同じですが、リビルト品は塗装がされているようです。

キーシリンダーのバンドを固定しているネジは溝が掘っていないので、ネジザウルスで外しました。
思ったより簡単に外せたので、別の工具でも代用可能かと思います。

外したキーシリンダーをリビルトの方に取り付け、車体にナット4か所で固定します。
この時も5項で使用した内装のバー？に乗せたりしながら一休憩もしました。
鍵周りのコネクタ、PS本体のコネクタを接続します。
PSユニットへのステアリングシャフト固定も忘れずに。

残りのハンドル、コラムカバー、その他の内装を元に戻して終了です。

IGオンでPSの警告灯が無事消え、アシストも復活しました。最初のころはハンドルが軽すぎる気もしますが、段々に元の重さに戻っていきます。

最後にですが、ハンドルを外すときに写真にあるネジを二本外さなければなりません。
ネジロック剤で固定されているのと、ハンドルの外装の穴からアクセスしなければならないので、できればロングタイプのKTC等ある程度品質の高い工具を用意した方がいいと思います。
僕は作業にあまり合わない形状の工具で外したためネジがボロボロになり、なめてしまう恐怖と戦う羽目になりました。
因みにサイズはT30のいじり止め穴付きになります。