前回と写真が被りますが・・・
この前の週末の土曜日にGSX-R1000のヘッドライトバルブを交換したんです。
上の写真はその時の作業風景を納めた一枚なのですが
このクラスのスーパースポーツというのは1000ccという排気量から想像もできないほど軽量に作られています。
このGSX-R1000で装備重量205kgほど。
400ccのネイキッドCB400SFが199kgなのでほぼ同じ。
そんなこともあり、造りに無駄がない。
写真を見ても分かる通り、カウルを外してもスキマらしいスキマは見当たりません。
こうして見ると、優れたマシンは機関部分も美しいなぁと思うわけです。特にカウルを外すとわかるエキマニのチタンの焼け具合とかもうね。うひょーっ。
ただ、そんな話をしたいわけじゃないんです。
無駄が無いことが全てプラスに働くかというとそうではないんですね。
それは人生も同じ。
何が困るって
HIDをにユニットご交換だーと思っても
HIDの周辺パーツを収める場所が無いんですよ。
写真はメーターパネルを外したところなんですが、ここですらギチギチ。
HIDのメジャーな構成パーツは
・バルブ
・イグナイタ
・バラスト
ですよね。
バルブはヘドライトユニットに納まるのでまぁ良い。
問題は箱型のパーツであるイグナイタとバラストなんですよ。
昔と違ってコンパクトになったとはいえ、スペース的に納まる余地は無いわけで。
ん?
じゃあ以前から着いてたHIDの周辺パーツはどこに収まってた?という話なんですが
どうも旧HIDは二輪専用品だったようで、長いケーブルとともにアッパーカウルの隙とにテールカウル付近に良い感じに収められていたのです。
今回ボクが購入したHIDユニットは四輪用。
ケーブルの長さは最低限です。
さあ困った。
30分ほど試行錯誤。
結果的には
バラストをインナーカウルのギリギリの隙間に差し込み
イグナイタはメーター裏に押し込むことでなんとか設置しました。
カウルを戻すとこんな感じ。
ステアリングダンパーとのクリアランスもクリアできました。
唯一の心残りは、旧ユニットの電源ケーブルを取り外さなかったこと。
電源をテールカウル付近から取っていたので、そこまでバラす元気はありませんでした。
電極に絶縁テープをグルグル巻きにして、メインハーネスにタイラップ留めの刑です。
Ninja250Rはカウルでカサ増しされていたので、余裕はたくさんあったんですよね。その感覚でいたら中々な高さのハードルが待ってました。
装着後400kmほど走りましたが今のところ問題は無さそう。
まぁ2年持てば御の字です。四輪用を買ったので予備もあるし、配線の取り回しもできてるし。
こうやって工夫してパーツを取り付けるなんて久々だったので、なかなか楽しいイベントでしたわ。
Posted at 2018/11/13 20:31:54 | |
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GSX-R1000