なんのこっちゃなタイトルですが、F900XRのエンジンの話です。
F900XRのエンジン、最近知ったんですが「逆回転クランク」なんですよ。
簡単に言うと一般的な横置きのエンジンはクランクシャフトが進行方向に回るのに対して逆に回ってるエンジンです。
逆回転エンジンはMotoGPマシンなどに採用されている技術で、市販車ではDUCATIのV4エンジンとかMVアグスタの3気筒エンジンとか、スポーティなバイクのエンジンにも採用されています。
メリットはスロットルをオープンした時にクランクシャフトフが逆回転することにより発生する反力でロントを押し付ける効果があり、デメリットは回転方向を進行方向に変換するためのギア等の構成部品が増える。
メリットはほかにもコーナリング中のジャイロ効果を弱める効果があって、コーナリングがスムーズになるなんてのもあるそうです。
まぁ細かい話はいろいろありますけど、要はGPマシンにも採用されてる技術が入ったエンジンが載ってるなんてステキ!って話なんですけどね(笑)
自分が乗ってるバイクや車にこういうストーリーがあると萌えるですよねぇ~
はてさて我がF900XRに搭載された895cc270°逆回転クランクの2気筒エンジンですが、走行距離が4500kmを超えたあたりから大分当初の雰囲気と変わってきました。
5000回転を超えたあたりからのパンチ力がアップしたのとスロットルに対するレスポンスが明らかに良くなりました。
高回転域でのエンジンの不等間隔爆発による独特なビートも一層心地よいし・・・。
YouTubeで見かけるF900XRの試乗動画は概ねおろしたてのほぼ新車なコンディションの個体での試乗なので、どなたも
「乗りやすい」
「扱いやすい」
「抜きんでた特徴のないエンジン」
っていう感想を述べられてます。
ボクも最初は同じような感想を持っていましたし、高回転まで回したときにはそれなりパンチ力もあるよなーと思っていました。
常用域でのフレンドリーさはエンジンがよりスムーズに回るようになったことでぐっと増してますし、高回転ではサウンド、パワー共にパンチ力があるという二面性がより一層鮮明になった感じです。
いやぁこりゃ楽しいぞ。
そんなこともあり、最近は早朝の道志をメインで走るようになりました。
だいたい5時前に家を出れば外は明るいし、クルマもバイクも少ないから本当に気持ちよく走れます。気温もちょうど爽やかな時間帯ですからね~。
あ~、早くツアークロス3来ないかなぁ~。
Posted at 2021/06/27 17:03:16 | |
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F900XR | 日記