さよなら、ポンちゃん…(Ｔ＾Ｔ)

先週の金曜日の朝。

ＧＣは帰ってきたけど、普段はポンちゃんで歩くことにしていたなかさん。

いつものようにポンちゃんのエンジンをかけると…



『ゲフ、ゲフン、ゴヮ、ベベベベ～』
と始動の時に咳き込み…

『ガラモラガラモラ、ゴトゴト、カタカタカタカタ、カンカンカンカン、ボベベベ～』
と、異音という異音が聞こえだし…


アクセルを踏んでも抜いても一向に鎮まる気配もない。


【トマ～ル猿人】でもないのにクルマを停めるとエンジンも止まる…

まるでエコカー(￣▽￣;)


で、始動のときは異音のフルオーケストラ…

『ホントに逝ったかも…』


直そうか違う軽にしようか考えてた矢先、その日の夜にお袋のガン再発が発覚。

今回も治療費の足しにしてもらうため兄弟で毎月お金を出し合うことになり。



ぶっちゃけ迷いました。
直ったＧＣにするか、ポンちゃん直して乗るか、レックスにするか…

軽４なら燃料、税金、タイヤなんかの維持費は安い。

でもかたや壊れたエンジン搭載。
かたや２０年も前の車。
当然修理しなきゃいかん所も出てくるだろうけど修理費が出てこない。
ＧＣのようにいつも見てる訳ではないから『次はここ』って予測も出来ない。

安物買いのなんとやらになるのがオチかも…


車屋に相談したら、ポンちゃんは引き取って名義変更、ナンバー取得にかかった分以外は払い戻してくれると。


レックスにするにしても、ＧＣをオクに出品してってことらしいからぶっちゃけいくらになるかわからんし、追い金なんてことになったら話にならんので、今回そっちの話もナシ。




当然、これからは２台体制はムリ…


残念だけど、ポンちゃんとサヨナラすることにしました。


ホントに短い間だったけど、オラのために一生懸命頑張ってくれたポンちゃん。

車屋に向かう最後のドライブではホントに苦しそうだったので、オラもゆっくりゆっくり走らせました。

車屋に着いてもなかなかポンちゃんから降りられず…

ポンちゃんの顔を見ると、何となく寂しそうな笑顔に見えてジワっときたり…(T^T)




車は道具…

それは解ってるけど…


出会った時のトキメキ。
初めてハンドルを握った時の喜び。
一緒に走る楽しさ。
壊した時の落ち込み。


そして降りる時の悲しみ…


こうしてみると、人間同士の恋愛みたいなもんですよね。


ポンちゃんとの別れ際に『ゴメンね、ポンちゃん。でもいつかまたオラは必ずヴィヴィオのハンドル握るから！』とポンちゃんに約束して帰ってきました。


あのあとポンちゃんがどうなったのかは聞けません。

果たしてポンちゃんはクルマとしての一生を幸せに過ごすことができたのか…



それが少しだけ気がかりです。