今日は昨日の続きのバックモニター不良の修理です。
昨夜は早く答えが知りたくて夜に出勤しようかと思ってましたw
観音扉の柱を通ってる6芯ケーブルを上司とサクッと交換5メートル
配線の引き直しって、自社整備はよくやることなので手馴れてますw(手抜き奥義)
外した配線を確認しましたがケーブルにはあまり傷がありません。傷のとこを切開しましたがコレの作りで他の線とショートはあり得ないので部位特定
内部を傷付けない様に破壊w

防水カプラーのケース内に浸水して錆てショートしてました
防水の難しい所は
強固な防水をすると浸水した時には水が抜けず金属を侵します
防水があまいと浸水の頻度は増えますが乾きやすいのがメリットになります
よくエンジンルームにあるアッパーマウントにカバーを付けて防水するって見ますがあれは逆効果でもあるのです。配線とかじゃ無い場合の防錆対策は水置換で金属表面に油膜をはり空気と水気を遮断する以外には塗装しか有りません。安易にカバーをすると夏場の股間みたいに蒸れて錆を促進します。
防水カプラーも種類があり車外使用が出来るのと出来ないのが有ります
今回のはおそらく出来ない程度の防水カプラーですね。
コレを下回りで使ってくれた仮装メーカーにイラつきました。
ちなみにマーチの安物バックカメラのコネクターも車外では使えない物なので工夫して使ってます。
コネクターをブチルテープで封印したり自己融着テープで巻いたり対策は有りますがどちらも浸水した場合には必ず終わります
完全な防水はある意味不可能なのでなるべく濡れない場所に配置するが正解です。
極端にギボシレベルでも塩害が無ければ通気性が良いので意外と長持ちしたりもします。
防水カプラーを端子を買って自分で製作するなら、ワイヤーシールにペーストのシリコングリスを塗ると防水性は上がりますが端子に付着すると絶縁性がある為、導通しなくなります。諸刃の刃ですw
防錆ネタですが車高調のネジの錆固着防止にシリコンスプレーを使うってよくありますがマメにやらないと水で流れるので意味無しになります。
私は買って直ぐに水置換してからべたべたグリスを塗っちゃいます。一度セッティングが決まればあまり弄らないので私の場合には見た目を捨てて固着、錆防止、に特化します。なので12万キロ使ってるFTOのリヤのショックも洗うと新品みたいです。抜けてるのでそのうち交換するけど
調整時にも軽く回りますしプライベートまで固着取りなんてしたくないので。
更に防錆ネタでは下回りはチッピング塗料を使います。
錆は窒息して進行が止まりますし塗膜が厚くて柔らかいので傷付きにくい、定着力が強く耐久性が高い、旧車ではよく使われます。
錆置換剤も市販品は奥まで置換出来ないので単体ではほぼ効果は有りません。
シャシブラも水性は塗膜が薄くて欠けやすいのでシンナー中毒にならない安い意外のメリットは低いので
シャシブラなら油性のが良いです。死にそうになりますけど
錆は空気に触れなければ進行を止めれます。
如何に窒息させるかが肝です。その為には乾燥後もベタベタする物がいいです
ただ…ボルト周りには塗布してはいけません、絶対に後悔する日が来ます😱
バスやトラックって200万キロ使ったりするので錆との付き合いは長いんですよね
Posted at 2024/03/28 23:45:14 | |
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