ばくおんのブログ一覧

お疲れさまです。毎日暑いっすねー(^^;

暑さに負けず週末にFCの事をチマチマと作業してみました。


FC3S エキゾーストメンテ。

また帰ってきましたこのネタ…(笑)





W/Gが開き始める所でブースト圧がハンチングする症状に見舞われており、5000~5300回転でエンジンが吹けないんだな。

ソフト面とハード面でこうなる理由は何となく解ってましたが、どういう方向で対処するかずっと考えてました。




一番の要因はウエストゲートの容量過大かなと思い、W/Gを交換する事に。

今回は新品で購入しました。痛い…(T_T)







バルブ径60mmのタイプCハイフローからバルブ径50mmのタイプCに変更。

バルブ径が大きいと開き始めるコントロールが難しく、一次排圧が抜け過ぎてブーストが掛けられずEVCが補正しようとしハンチングを起こしてしまい、ECUもスロットル開度と圧力とのマップ軸から外れてグダグダになってしまうのだと察するんだな。

中古でタイプCハイフローを購入する時そこまで考えて購入はしてなかったですし、大は小を兼ねるだろうと安易な考えでした(^^;











W/Gの交換のついでにメンテしきれなかったエキマニからW/Gに入るインレットパイプを新規製作してみました。熱でボロボロでしたから(^^;






フランジは新品を用意し、手持ちのパイプを角度付けて切断し組み合わせ、あーでもないこーでもないと試行錯誤し角度を決めて溶接し完成。

溶接は上手くないけど溶かし込めてるので大丈夫( ˘ω˘ )












エキマニ周辺の遮熱板は貼り付けた断熱材が焼けていたので剥がす事に。
作るのも苦労しましたが剥がすのも苦労しました(^^;

断熱材が悪いのではなく、使い方の問題ですね。













あんまり変わりませんけど完成してこんな感じ。

自分の中では整備性を重視した造りとしました。














試乗してみましたが、ハンチングは収まり吹けない症状は直りました。
やっと今までの状態に戻って嬉しい。


EVCのセッティングやそれに見合ったECUのセットを見直す事でソフト面からも対処出来たのかもしれませんが、部品や構造であるハード面が適正である事が前提な事なのかなとも思うのですよ。

排圧の事とか改めて色々考えさせられるメンテでした。