ATソレノイドバルブ、エンジンオイル、ヘッドライトバルブ交換

2021年8月に交換して、14ヶ月で3.1万kmほど走行したら再び不調になり始めたATソレノイドバルブ。ドカンっと3速固定になる、例の障害です。

2022年11月にはソレノイドバルブが原因であることをログ読出しで突き止めてはいましたが、頻度が低いうちは放置することにしておりました。しかし、2023年1月末から2月になるころには、ひどい日には一日に４～5回も発生するようになってしまいました。高速道路で発生した際には、ギアボックスが壊れてしまうんぢゃないかと心配になるほどの変速ショックで突然に強制的に3速に叩き込まれます。

いくらなんでも、これを放置していたら本格的に壊れてしまう…

しかたなく、交換に踏み切りました。

ヤケに寿命が短かったドイツのFerdinand Bilstein社製ソレノイドバルブ

これもダメになった方のソレノイドバルブ
メカニックF氏も驚きの短命さでした。
（結局、前回交換から18ヶ月、36861kmで交換することになりました。）

概ね純正品と同等の品質であるとF氏も認識されていて使ったものです。今回は品質バラつきによる個体差の問題で運が悪かったのかもしれません。

新たに用意した部品は、ルノーの純正品です。社外品がたまたま国内欠品で、純正品は国内に在庫があり、選択の余地がないとのこと。

この作業をすると、必然的にATFも入れ替えになります。

今回もASHのFSです。

4万kmくらいでATFを入れ替える、というのなら理解可能なんですが、AT油圧バルブまでその頻度で交換するというのはキビしいですのぉ。今度のバルブはもうちょっと長生きして欲しいです、ホントに…

エンジンオイルも交換時期を迎えていましたので、併せて交換してもらいました。
UnilOpal 24Sです。

前回交換から3ヶ月で5601kmを経ていました。

ついでに、時々光らなくなってしまう運転席側ヘッドライト（右側）のロービームも診てもらいました。

普段、消えてしまった際には、バルブのソケットの所を指先でムニュムニュしてあげると接触が復活して点灯してくれていたのですが、ある時ついにスナック菓子をつぶしたみたいな感触とともにプラスチックの破片が出てきてしまいました。
幸いショートすることもなく点灯していたのですが、二度と点かなくなってしまいそうでにゃぴは恐ろしくて手を触れずにいました。

ロービームのH７バルブソケットが砕けたんぢゃあるまいかとソケットも用意して持ち込んで点検してもらいましたが、結果としてはバルブの絶縁プラ部品部分が割れていたそうです。（撮影はメカニックF氏）

左右のバルブを新品に交換していただきました。（ソケット部品は使わずに済みました）

これまで、黄色のバルブが入っていましたが、今回から普通のハロゲンランプです。
黄色いのはフランス車らしくて好きでしたけど、しばらくは普通のバルブでいってみます。

実はバルブ交換後に右側だけ点灯しなくなってしまったそうで、ヒューズでも切れたのかと点検して下さったそうですが、そんなこともなく、テスターを当ててみたらヒューズの所に電圧がかかっていない状態で困ったそうです。が、いつの間にか自然に復活して点灯するようになったとか。どこかに病魔が隠れているのかもしれません…
しばらく様子見とします。

総走行距離：206461km

【部品の部】
純正ATバルブ7701208174×2個　30,360
ATオイルパッキン(シトロエン2209.40）　3,520
ATF ASH FS 4L　16,544
エンジンオイル　UnilOpal24S 5.5L　12,100
ドレンガスケット834823　220
左右ロービームH7バルブ×2個　2,640

部品小計　65,384

【工賃の部】
ルノーエグザミナ接続　2,640
ATソレノイドバルブATF交換作業一式　39,600
エンジンオイル交換　1,100
左右ヘッドライトバルブ交換　2,200

工賃小計　45,540

総計　110,924（全て税込）

工場からの帰路は、変速がメチャメチャ滑らかでした。
本来はこうだったんだよな。
ずっとこれが続きますように…