
吹雪で高速を降ろされ、渋滞の国道を行かされたお正月。
ちょっとローカルな話なりますが、今回降ろされた滝川ICなら、旭川へ向かうなら裏道(農道)を使えば深川市稲田まで15分くらいなのですが、吹雪・大雪・お正月で未除雪と判断して真面目に国道を走って1時間半くらいかかった訳です。
途中、SUVや4駆のミニバンはどんどん裏道へ入っていきましたが、いくらバランスが良く、電子制御のおかげで冬道もへっちゃらの116iでも、吹きだまりや積雪が多いところはヤバいし、スタックしたときに人通りが少ない裏道はリスク高くて諦めたのでした。
近年の北海道は、雪の降り方が変わってきていて、身の危険を感じるほどの降り方・積もり方をしています。数年前なら、FR車でも全然問題なかったのですが、最近は
昨年の正月に大雪でスタックしたときのように、想定外の状況です。
その後も昨年は、吹雪が過ぎ去った後に現場に行って、社用車の日産エクストレイル(NT30 Xtt)でスタック。
この時はそもそも、エクストレイルの4WDシステムを勘違いして、吹きだまりをクリアできずにスタック。
エクストレイルのオールモード4×4は2WD/AUTO/LOCKのセレクターダイヤルで、冬道なら大体の場合、トルクスプリット型のAUTOで走っていると思いますが、ちょっと悪条件になったらLOCKに切り替えて、エクストレイルのCMのようにダイナミックに走るっていうイメージがあり、LOCKは私のイメージでは、パジェロやランクル・ジムニーのように直結4駆になると思っていましたが、トルクスプリットが50対50のトルク配分になるだけだったんですね。脱出中に空転しているタイヤと回っていないタイヤを見て理解しました。こんな勝手な解釈で吹きだまりであっけなくスタック。脱出に1時間となった訳です。
会社に帰って話したら、「プラドで行けばよかったのに」と言われ意気消沈。わが部署にはランドクルーザープラド(120系 4リッターV6 TZ)があって、センターデフをロックしてしまえば、高い車高と太いタイヤでスタックすることはなかったでしょう。
そんなこんなで、直結4駆にできる若しくはそれ相当の4駆システムを持つ車が今時期は恋しいくなり、マニアックな執筆となりました。
でも、今で正規に買えるこういうクルマ、少ないですね。
ランクル系、ハイラックスサーフ、パジェロ、エスクード、ジムニー、メルセデスベンツGクラス、レンジローバー・・・。まだあるかな??トヨタ車の4駆ミニバンなどにセンターデフロックできる車種や商用車や一部軽自動車なんかにもパートタイム4WDなんかもあると思いますが、殆どがトルクスプリット型やスタンバイ型のシステムで、普段の雪道や若干の深雪なら問題ないですが、大雪なんかになったら恐らくはスタックしてしまうでしょう。
イギリスの車番組「トップギア」なんかでも、時々SUVをとんでもない悪路に持っていくことがありますが、BMWのXdriveではX3やX5のような車高の高い車種でもスタックしていますから、過信できません。
私も車高が低いクルマで駆け抜けてきた車人生ですが、最近はSUVにも興味があります。でも、どうせ乗るなら、走破性の高い4駆に乗りたい訳で、別に今すぐ買う訳ではないですが、カタログなんかを読み漁りながら、この連休を過ごしています。
妄想ですが、私のライフスタイルなら、直結4駆にできて小型でMTが選べるスズキエスクードがベストチョイスか(笑)
父の以前の愛車、メルセデスベンツML320(W163)も直結4駆でした。
最近のクリーンディーゼル搭載のSUVも良いし・・・。となると、三菱パジェロ。私にはデカい。デリカD5なんかもクリーンディーゼルがありますが、パジェロとは違うシステムで直結4駆にはならないようですし。
散々書いていますが、箱替えはまだまだですよ~。
Posted at 2014/01/12 11:31:15 | |
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