シートベルト高さ調整機構の修理

フロントのサイドシルカバーを上に持ち上げて外します。

リアのカバーも同じ要領で外します。

センターピラーカバーを室内側に引っ張ると、このようなに上側だけひっかかった状態になります。完全に取り外す必要はないので、この状態で作業します。

高さ調整機構は一番上までスライドさせると外れます。

写真の黒いボタンを押すと、金属の棒を押し上げてロックが外れ、指を離すとスプリングで押し戻されて、センターピラーのレールに金属の棒がかみ合って、その位置でロックされるような構造です。
今回はバネを押さえる樹脂が欠けてバネがどこかに飛んでしまいましたので、ホームセンターで外形6mm長さ25mmのバネを買ってきました。このバネだけをディーラでは購入ができず、アッシー交換になってしまうようです（4000円）。買ってきたバネは長すぎるので、1/3ほどカットして、金属棒を押し戻す位置に設置します。バネを押さえる部品が壊れてないのが多少心配ですが、この状態でもなんとか外れないようなのでOKとします。

あとは逆順に組み立てるだけ。ちゃんとロック機構が直りました。
ロック機構に使われている一部の樹脂部品は強度が足りないようなので、あまり強くカチャカチャと動かすと、壊れてしまいます（今回のことの発端）。なので私の車は今後高さ調整機構を使用禁止にしますｖ