（P）シートベルトレストアその5　再メッキ諦めました

前回、バックルとベルトが分離できたので、次の作業は、シートベルトの生地を新しいものに交換すること。







ヤフオクでいろいろなカラーのシートベルト生地のみを販売されていましたので、今のベルトからタングとステーを外して、再メッキしたタングプレートと取付ステーに新しいシートベルト生地に交換したいと思いました。

これは1ｍで800円です。



ところが、再メッキしたバックル、タングプレートに新しいベルトを購入して縫い付けてもらえる業者さんをネットで検索したのですが、まったく見あたりません。


ベルト生地は折り返し部分とかは固いので普通の家庭用ミシンでは無理ですし・・・

ヤフオクで写真のカラーシートベルトを出品されている業者さんにも聞きましたが縫製は現在準備中とのことでそういったサービスはやっていないとのこと。

途方に暮れて、ネット検索しまくったら、唯一、東海方面の業者さんで1社見つかりました。



一体いくらかかるのかなぁ？と見積依頼したところ、ベルト2本縫製で44,000円とのこと。




ウーン、、、、、



さすがにこの値段は高すぎるし、いくら新しくなるとはいえその価値に見合わないと思い、新しいベルト生地に交換することはやめました。







ということで、・・・・・・








タングプレートと取付ステーを再メッキすることは諦めることにしました（泣）。







であれば、




ベルトはe-bayで手に入れたメルセデス用のものを再利用するしか選択肢はなく、まずはきれいに水洗いすることにしました。



普通の洗濯洗剤でを使ってブラシでゴシゴシ・・・


このシートベルトに縫い付けられたタグは1964年とプリントされいますので、おそらく60年以上経過しているはずです。

洗剤での水洗いは60年目にして初めてだと思います。

まさか水洗いされるなんて思ってもみなかったとは思いますが（笑）




ベルトについていた60年分の汚れた茶色い汁がいっぱいでました。




洗った後は、サビ落としをしたステーの金属部分がまたサビないよう、すぐに天日で乾燥させました。









タングプレートと取付ステーの再メッキは、ベルト生地の交換ができない為、諦めることにしましたが、何とか、クレストシールを貼るバックル部分だけは再メッキかけてきれいにしたいです。






一歩後退ですが、さらに続きます。