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整備手帳を除くと、久しぶりの投稿です。

納期に間に合わせるため、仕事で上田の松山技研コーティング事業部まで、パーツの受取りに行った帰りに、霧ヶ峰から国道20号まで下りてくる山道で楽しく走ったところベーパーロックとなり危険を感じたため、ブレーキのメンテと機能の向上にむけ、ここしばらくあがいています。




ベーパーロックになった時のブレーキは

・数年前にオーバーホール後取り付けの13インチ新規格ベンチレーテッドディスク
・純正パッド
・車検で交換から1年経ったDOT3フルード
・新規格純正ホース
・ブレーキマスターはOH歴なし

容量を上げようとKeiターボの14インチベンチを投入するべくローターを旋盤で切削再生しましたが、画像の通り定盤で測定を行ったところ4面のうち悪いものは0.15ｍｍもの面の傾きや凹凸が発生しており、それを知らずに試走したためジャダーになりました。
切削した後に慌てずに測定をしておけば良かった（汗

その際のブレーキは
・14インチローター
・純正パッド
・キャリパー分解清掃
・DOT4フルード使用、エア抜き

その後、確実な品質のローターを入手しようとDIXELのスリットローターを購入しましたが、取説にはペースを抑えた慣らし走行は最大で1000ｋｍとの注意書きがあり、慣らし期間中に上田まで走ることがあるとハイペースな走行になるのは避けられないため、期間中いつでも交換できるようにパッド一組と純正14インチベンチのローターは使える状態になっている必要があります。

手探りでの実験的な試みですが、平面研削盤にてローター面の修正研削をすることにしました。ベッドのサイズと移動できる量に限りがあるのと自分が未熟なこともあり、先日の1面修正で現状0.03の平面になりました（仕事でするパーツの研削は0.01もあったら大失敗なレベル・・）。もう1面平行度の悪い面があるため後日修正研削して、自宅周辺の誰もいない農道にてテストを行う予定です。

本来命に関わるブレーキはケチらず確実な部品で技術のある作業者が行うべきですが、エンジンOHへの節約とスキルアップのためこのようなトライを行っています。トライの結果、安全な状態にできなければあきらめて新品ローターを入れて地道にゆっくり走行を行います。