
土日が楽しすぎて、、、、
あれは幻だったのか?
と切ない気持ちいっぱいのピコでございます。
お仕事始まっちゃいましたね(笑
昨日はスーパー炎天下の中、羽生まで2時間ばかりのドライブを楽しんだわけですが、 エアコン無しでの真夏のオープン走行を楽しむためには当然かなりの覚悟とそれなりの準備が必要です(笑
必要な準備とは、、、、、、、、そう、、、、、するどい方ならもうお気づきですね♪
人間のクーリング!!(ばく
タイトルから入って、ココまで呼んで「つられたっ!」と思った方は正常です(笑
普通この時期に書くとしたら、『ラジエターがどうの、オイルクーラーはこんなのです』とかですが、
ピコ号はエアコン無しの車ですので、この仕様でこんなに水温油温安定してますって、
そんなことをお伝えしてもあまり役に立たないですよね(笑
フツーの方の車は、エアコンコンデンサー君ががんばってお仕事してる代わりに、冷却の邪魔してくれてるわけですから、
水温や油温がきつくて当たり前だと思います、その代わり人間が冷えるのでとてもすばらしいことだと思うわけです。
どこかに手のひらサイズのエアコンって無いですかね?(笑
さて、ピコ号、人間クーリングアイテムの紹介です。
超長いですから、必要の無い人はスルーしてください(笑
①ヘッドエアガイド
まず、フロントウインドシールドの上に見える、黒い物体(黄色○内)。
これは、走行風を取り込むエアスクープです。

<クリックすると写真拡大します>
小さくてよく分からんと思いますので、室内側からの写真↓

<クリックすると写真拡大します>
前から来た走行風を、青矢印のように室内側に噴出してくれます。
これ、すごい良くできてて、ちゃんと運転席と助手席に風を振り分けてくれます。
中にルーバーが入っていて、風を左右に分けて噴出すようになってます。
噴出した風はイメージですけど、ステアリングをにぎっている左手に吹き付ける感じです。
手に汗かいてしまうので、噴出し場所は最高のセッティングです。
ただし、、、、それは純正のステアリングポジションの場合であって、、、、、
ラフィックス(60mm)+40mmスペーサー+ナルディーディープコーン(50mmくらい?)な感じの僕のステアリング位置では、まったく風が手に当たりません(爆
手に汗かいた時は、手を伸ばして外の風で乾かしてます(T_T)
周りに手を振ってるわけではありません(笑
でもですね、じゃあ意味無いジャンってことになりそうですけど、
左手の位置に風が来るってことは、左足の足元に送風できるんですよ。
コレの大切さは後述しますが、めちゃくちゃ役に立ってます。
取り付け方法も簡単で、脱着は速攻で出来ます♪
取り付け簡単ですけど、ぬうわkm/hとかの車速でもまったくびくともしませんし、こういった商品にありがちな風切り音とかも無く良くできてます。
ちなみに、これロードスター専用品ww
アメリカ出張時にネットでいろいろ探してるときに見つけましたが、見つけた時は小躍りするくらいうれしかったです。
ピコの辛さを分かってくれる人が、アメリカに居たんだ!!
そんなうれしい気持ちでいっぱいになりました(笑
こんなマニアックな(数が出なさそうな)商品ですが、良くあるやっつけ仕事のクオリティーでは無く、とても丁寧な仕事してます。
樹脂の成型部品ですが、成型の金型も、複雑な割型で、商品表面にはしっかりシボ加工までしてあります。
金型代で結構逝ってるはず、、、、値段3500円らいですが、こんなに安くてよいのか?って心配になったりしました。
当然、予備も考えて2個買ったのは内緒です(笑
②右足用エアダクト
次に紹介するのは、右足足元にエアを送風するダクトです。
ミラーと三角窓の間にある、銀色のダクトがそれです。ちなみに径は50φ。

<クリックすると写真拡大します>

<クリックすると写真拡大します>
車内側から見ると、このようになってます、これで走行風を右足を通って足元に吹き付けます。
あんまり意味無く見えるでしょ、、、でも、ドンガラのロドスタに乗ったことのある人なら分かるはず。
ロドスタの足元って、ハンパ無く暑くなるんですよね。(助手席側はエキマニがあるので特にひどい)
走行風がほとんど入らないのに、センタートンネルの鉄板は容赦なく発熱するので足元だけムンムンです。(おかげで冬は快適ですけどww)
なので、そのムンムンな熱気を吹き飛ばすために足元に積極的に外気を送ります。
直接肌を冷やすのではなく、雰囲気温度を下げるのが目的です。
たまに、ひざの裏に吹き付けて、「気持ちい~い」ってやることもありますけどねww
ここで、上記のヘッドエアガイドの効果と結びつくわけですが、同じように左足元にヘッドエアガイドからの外気を吹き付けることで、足元ムンムン空間の改善をしています。
③左足用エアダクト
そろそろ変態な車であることがばれてきたと思いますww
お次は、左足用のダクトです、助手席側ミラー脇から引き込んでます。

<クリックすると写真拡大します>
これは、今回初導入のアイテム♪
ダクトがあまってたので、長さも計らずそのまま設置ww
左足足元に右足用と同様に外気を導きます。
基本は上記の使い方ですが、長すぎるwwダクト長を利用していろいろな使い方が出来ます。
左手で持って、顔に当てたり、首元に当てたり、Tシャツめくっておなかの中に入れたりwww
自由自在♪
おなかの中に入れる技は超効果的!!!しかしやりすぎると左足が熱くなってくるので、バランスが大切です(笑
当然ですが、左手で持って使いますので、高速の巡航なんかじゃないと、危険が危ないですww
ちなみに、欠点が2つ。
一つは、3速とか5速のようにシフトレバーが前に倒れている状態では、シフトノブとスイッチにダクトが挟まれて抜けません(T_T) なので、使いたい時には一回シフトダウンで4速に、ダクトを救出してから、5 速に入れなおすという、
相当オバカな操作が必要になります(笑 がっ、超暫定仕様なので、ぜんぜんOKです。
二つ目として、、、、、渋滞中に悲劇が起こりました。
渋滞中は、エアダクトに風は入ってきません、そしてアルミ製のダクトがセンタートンネルに乗っかってます。
どうなるか。。。。。。。。 そうですね、センタートンネルの熱をアルミダクトが拾ってしまいます。
アルミダクトを左足で動かそうとした瞬間。。。。。。
やけどしそうになりました(笑
渋滞中は、どうせ風が入ってこないので、助手席にほうり投げておきましょう♪
エアダクト自体を冷却するのに、外気を使っていたとは、、、、奥が深いな(-_-)y-゜゜゜
④クビ用エアダクト
めったなことでは登場しない、酷暑向けアイテムww
ロールバーにタイラップ止めの100φアルミダクト仕様。

<クリックすると写真拡大します>
これで、フルバケのシートベルトホールに向けて風を送ります。

<クリックすると写真拡大します>
あんな小さな穴から入れても意味無いでしょって思われるかもしれません。
やってみてください、クビ元を冷やすことがどれくらい効果があるのかが良く分かります。
出来れば、右の穴ではなく、左の穴から入れたかったんですけど、転がってたダクトがコレしかなかったので、ずっと使い続けていますw
ちなみに、これはカナリ目立つアイテムですので、使用は自己責任でお願いします。
ピコは恥ずかしいので、めったなことでは付けません。
渋滞中とかの隣の車からの視線の痛さは、やったことのある人にしか分からない辛さですww
⑤クビ元を冷やす、職人様向けアイテム
これは、一般的なアイテムですね、やっと一般的なアイテムが紹介できるところまで来ましたww
紹介する順番が間違ってるとの突っ込みは無しでお願いします(笑

<クリックすると写真拡大します>
ホームセンターとかに行けばレジの前とかにぶら下がってますね。
これ、クビに巻いて使うんですよね、中に入ってる高分子ポリマーに水を含ませて、その水が蒸発する時の気化熱で首元を冷やします。
上記クビ用エアダクトとの抱き合わせ技で効果倍増です♪
工事現場などのドカッティーな方にはマストアイテムのようです(買ったときの説明書に職人様にもwwって書いてあったwww)。
これは、洗ったりして何度でも使えるアイテムですので、経済的っす。
裏技として、水をしみこませる時に氷水を使うと、一発目の冷えがハンパ無いっす。
すぐに効果は薄れますけどねww
⑥シート用クーリングファン
コレも一般的に知られているアイテム。

<クリックすると写真拡大します>
シートクッション&シートバックを覆うシートカバーのような作りになってます。
ちょうど、キャンタマ付近の場所にあるのが、電動クーリングファンになってます。
ココから空気を吸い込んで、このシートカバー全体に送り込み、シートカバーから空気が出てくる仕組みになってます。4000円くらいかな?
説明書には、「エアコンの冷えた風を背中とお尻に吹き付けるので、とっても快適!!」とありました。
。。。。。。すみません、そんな気持ちいい温度の風は、存在しませんデス(T_T)
通常このクーリングファンは、シートクッションの先端から垂れ下がるような状態になります。
なので、エアコン使用時にもフットで冷気を出せばそこから、冷気を吸ってくれるので、気持ち良いんですね♪
シエンタ君で使うときは、それはそれは気持ちの良い風が出ます。
しかし、ロドスタについているバケットシートは、通常のバケットよりシートクッションが長いタイプです。
なので、垂れ下がることが無く、こんな形で付いてます、無理矢理とか言わないように(笑
足元ムンムン状態だと、ムンムンな熱気をクーリングファンが吸ってしまうので、ご想像のとおりぜんぜん快適ではありません。
ここでも上記ダクト類で足元の空気温度を上げないことが大切なことがお分かりかと思います。
やっぱり、吸気温を下げることはとても大切ですね♪ 快適さんがんばってください(意味が違うか
あと、意外な効能として、バケットシートに直接汗を吸わせなくなるので、バケットシートが塩を噴くようなことがなくなります。
今までは、毎年、白く塩を吹いたシート表皮を悲しくお風呂場で洗ってましたが、コレ一枚あることで、今のところ防げてます。
いいこと尽くめのようですが、1点だけ難点が。。。
当然厚さのある、シートカバーなので、アイポイントが上がります(注:愛ポイントは上がりません、これはご自分の努力で上げてくださいww)。
自分目線で取った、運転中のメーター周りがコレ↓

<クリックすると写真拡大します>
タコメーターの上側、スピードメーターの上側が見えません(T_T)
なので、いつもは電源OFFのG2Xがこんなときは役に立ちます。
表示項目を、回転数と車速にセットして、メーターはG2Xを頼りに、法廷速度を守ってます(笑
トンネル内では、GPSが拾えないので、車速が分からなくなり、心のリミッターが外れるのは内緒です(爆
以前は、板氷を買ってきて背中に入れるとかやってましたが、直ぐ溶けるし、びちょびちょになるのでお勧めできません。
冷たすぎるってのも難点でしたね@板氷
⑦シャツクール
ついにラストを迎えました。
こんな長い文章を読んでいただいてありがとうございます。
最後のアイテムは、シャツクール♪(ドラえもん風に

<クリックすると写真拡大します>
これは、今年のJOY耐で、友人から教えてもらいました。(スペシャルサンクス⇒G氏ww)
アルコール系のスプレーなんですけど、これをTシャツに吹き付けると、超ひんやり感がします。
メントールとアルコールが原料になってるので、アルコールが蒸発する気化熱と、メントールのすっきり感をミックスしたすばらしい商品。
考えたやつ偉いww
シャツクールをシュッシュして、上記クーリングファン付きシートカバーに座ると、そこは天国(^_^)v
しかし、快楽は一瞬で終わってしまい、長続きしないのが玉にキズ。。。。orz
また、欲張って大量に吹きかけると、蒸発したアルコールで目が痛くなるのでご注意を。
そうそう、一番大事な注意点を忘れるところでした。
Tシャツに掛ける際、チ○ビ部分にはくれぐれも掛けないように。
敏感な部分ですのでww、ヒリヒリ&ピリピリして、悶えますww。
夜、ペロペロしてもらえなくなりますので、ホントに気をつけてください(爆
そういう刺激がたまらなく好きな方は、ピンポイントで狙ってみるなり、地肌に直接なり、、、、ご自由にどうぞ(笑
⑧その他
あとは、クーラーボックスに凍らせたジュースでも入れて出発です♪
それと、基本的なことですけど、空調設定は「内気循環、ベント100%、温度調節コールドマックス」にしてくださいね。
外気導入なんかにしてると、走行風が暖められて各噴出し口から出てきますので、暖房みたいになりますよ♪
その後は気合と根性でなんとかしてくださいね(笑
ココまで書きましたが、上記アイテムは全て(シャツクールだけは除く)共通点があります。
それは何か?
1,車が動いてないと、まったく意味が無い。orz
渋滞中は、かなり厳しいです。 つーか地獄です。
昨日のABITさんの帰りに首都高で鬼渋滞に遭遇しましたが、意識が遠のくのが分かりました。。。
最後に頼るのは、やはり「うちわ」だけですね(笑
2,めちゅくちゃ恥ずかしい。。。。。。。orz orz
コレばかりは防げません(爆
しょうがないです、死ぬよりはマシです。
痛いほどの視線を良く感じますが、「誰も見てない」と言い聞かせましょう(笑
でもホントに恥ずかしいです、恥ずかしいので、高速のPAに停める時も、すごく離れた場所に止めます。トイレが遠いです(笑
コンビニにも出来るだけ寄りたく無いです、なのでジュースはまとめて買ってます。
最後になりますが、真夏の耐久レースって、この状況に加えて、レーシングスーツ、ヘルメット装着で運転するんですよね。
暑いなんてもんじゃないですよね。熱いです。
自分も経験ありますが、自分スティントが終わって降りた後の発汗量はハンパないです。体重減ってる気がしますww
万が一、こんな変態情報がお役に立てるとしたら、耐久レースを戦ってる方たちでしょうか?
誰も居ないと思われますが、万が一、さらに突っ込んで話を聞きたいという人がいらっしゃるのであれば、、、、
一緒に飲みに行きましょうww
アツく語らせていただきます、経験豊富ですよ(ばく
<番外編>
ピコ号には、もともと冷え冷えのエアコンが付いてました。
納車後1週間して、初めてやった作業が、エアコン&パワステ撤去でした(笑
ちなみに、よめさまに対しての、”オフィシャルプレスリリース”では、エアコンが「壊れていた」ことになってますので、
万が一にも、私のよめさまと絡みがある方は注意してください。
「壊れていた」んですよ(笑
なので、名残として、未だに風量調節ダイアルの中心には「A/C」と表記のあるボタンが残ってます。
エアコン無し車用の「A/C」表記の無いボタンの存在は当然知ってます。
でも交換しません。
なぜか?
ホントに心が折れそうになった時に、そのボタンをポチっとしてます(バカ
なんとな
く、ものすごくなんとなく、涼しくなった気持ちになれます。。。。
最後に、この記事を読んで何か感じた方がいらっしゃいましたら、遠慮なくコメント書いてください。
アホですね(ハート だけでも結構です(笑
万が一にも共感された方は、お友達登録お願いします。
こんなバカチンとお友達になってください、そしてアツいエピソードで盛り上がりましょう♪