Byu@新潟のブログ一覧

お役にたてるのか、単なる自己満足なのか、自分でも見切り発車なところを承知していますが少しずつ書き記していきます。

平成16年10月23日夕刻、その日はお客様の引けも早く地震発生約10分前にスタッフを切り上げさせて、夜勤スタッフが来るまで僕一人でお留守番状態で店に残っていました。

17時56分、ドンと下から突き上げられ、その後強い横揺れがかなり長い時間続きました。僕は何も出来ず、ただ柱にしがみつく事しか出来ませんでした。視界に入るものが次々に倒れ、落下して、ﾁｮｯﾄﾁｮｯﾄ、いくらなんでも揺らせ過ぎじゃねぇ～、と心で叫んでいました。地震発生後、一度停電、直ぐに復旧、二度目の停電からは完全に真っ暗になりました。

実際はどれくらいの時間揺れていたのかは分かりませんが、感覚的にはそれは長く長く、一瞬死を意識してしまうほど経験した事のない地震でした。
散乱した事務所の中から懐中電灯を探し出し、店内に残ったお客様の元に駆けつけ直ぐに店外退避を指示、誘導しました。

店外で様子を見ている時、最初の揺れに匹敵する強い揺れがあり、店舗が聞いた事も無いきしみ音をさせながら目の前で揺れている様は中にいた時よりも視覚的な事もあり非常に怖かった事を今でも覚えています。

お客さまにここで待機するように指示し、ちょっと離れたところにある別宅に向かい、そこに住んでいる両親の安否を確認に行きました。
オカンは自力で外に避難していましたが、足の不自由な父はまだ家の中・・・、余震が続く中、怖い気持ちを押し殺し父を救出に家に突入しました。

幸い父はパーテンションの間に挟まっていて、結果的に転倒も大きな怪我も無く無事でした。この辺の家は豪雪地帯の対策として１階ガレージ、２～３階が居住スペースとなっており当家も同じ構造となっています。普段は１階につながる昇降機で父を移動させているのですが停電時では使えないので、父を背負い後ろ向きでゆっくり階段を下り外に避難しました。

オカンに父を任せ僕は待機させているお客様の元に戻り、安全なルートを説明してお帰り頂きました。無我夢中で忘れていましたが僕の長年の相棒のネコさんを探しましたが何処にも姿が無く、散乱した物の下敷きになった可能性が大きく、地震がおさまった後、片付けをしている時にぺしゃんこになった亡骸を拾う事を覚悟した事を思いだいました。

両親の元に合流してしばらく屋外で様子を見ていましたが、余震、それに伴う地鳴りがあるだけで待てど暮らせど緊急車両が通る気配も無く１時間ほど別宅脇に滞在していました。

地鳴り以外は不気味なくらいの静けさがあり、両親を心配させないためにも平然を装っていましたが内心は不安で不安で仕方ありませんでした。

続く・・・

今日のお昼は点心系♪

【羽付きレンコン餃子】・・・かまぼこやおでん種などで有名な紀文さんの商品です・・・、こんなのも作っているんですねぇ～。
　餃子の餡の旨さとシャキシャキした食感がたまりません　(^0_0^)

【小籠包】・・・これも市販品　(^^ゞ　お水を足してチンしました。

【飲むヨーグルト・ブルーベリー味】・・・朝食に続いて・・・、２本買ってありました（＾◇＾）

さてお腹も満たされたしお仕事がんばります　('◇')ゞ


　被災地の甚大な被害、漂着した夥しい数の遺体、福島原発の被ばく事故・・・、今日も明らかになっていく情報が報道されています。
　自分が被災している訳ではないのに、時々胃がキリッと痛くなる時があります。被害の大きさ、拡大、復興の長期化・・・、簡単に頑張って、と言うのもためらってしまいます。