2011年10月17日
『インディ500王者、最終戦の多重クラッシュで死去』
米ラスベガスで16日行われたインディカー・シリーズ最終戦で多重クラッシュが発生し、インディ500で2度の優勝経験を持つドライバー、ダン・ウェルドンの死亡が確認された。33歳だった。
同シリーズの公式ツイッター・ページによると、クラッシュには優勝候補ウィル・パワーや有力ルーキーのJ・R・ヒルデブランドの車など、十数台が巻き込まれた。現場からの映像は複数の車がスピンして炎上し、煙や破片が空中を舞う模様を伝えた。
レースは中断され、主催者側との緊急会合に出たドライバーらは動揺をあらわにしていたものの、ウェルドン追悼のため5周のラップを走ると発表された。
ウェルドンはこの日のレースで賞金500万ドル獲得のチャンスを目指していた。今年の大会で2度目の優勝を果たした後、CNNとのインタビューで「時速360キロを超えるレースでは何が起きるか分からない。集中力を切らさないことが重要」と、競技の厳しさを語っていた。
他車との相対速度が変わらないので、カメラからの映像ではスピード感を感じにくいですが360㎞/hですからねぇ。
まさか最終戦でこんな大事故が待っているとは・・・。
オーバルコース故ウィングはベタ寝かせなのでちょっとでもバランスを崩せば体勢を立て直すのは困難な訳で・・・。
ダン・ウェルドン選手のご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2011/10/17 15:09:42 | |
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時事 | クルマ
2011年10月17日
『84億円借り入れ 大王製紙前会長立件へ 特別背任容疑、関係者近く聴取』
総合製紙大手の大王製紙(本社・愛媛県)の井川意高(もとたか)前会長(47)が連結子会社から個人的に総額84億円を借り入れていた問題で、東京地検特捜部は16日、会社側に不当な損害を与えたとして会社法違反(特別背任)の疑いで、井川前会長の立件を視野に捜査に乗り出す方針を固めた。近く子会社関係者らの一斉聴取を始める。創業者一族による巨額借り入れ問題が、刑事事件に進展する可能性が高まった。
井川前会長は弁済する意向を示しているが、特捜部は借入金が巨額である点を重視。すでに井川前会長の銀行口座の出入金記録や、子会社と井川前会長が交わした貸借を証明する書類なども調べており、同社関係者らの事情聴取などを通じて実態解明を目指す方針だ。
大王製紙の発表によると、井川前会長は平成22年度に子会社2社から約23億5千万円、今年4~9月に子会社7社から約60億円を借り入れていた。借入金のうち約29億円は株式や現金で返済されたが、依然として子会社からの貸付残高は約55億円に上るという。
井川前会長や親族は、所有する自社株などで全額を弁済する意向を示している。同社の聞き取り調査に借り入れは認めているが、使途について言及していない。関係者によると、私的に使用したとみられる。
この問題は、子会社幹部から同社に井川前会長への融資を問題視するメールが届いたことで発覚。その後の調査で、取締役会の決議や契約書の締結など必要な手続きが行われていないケースも見つかったという。貸し付けのうち23億5千万円については、今年6月末に同社が関東財務局に提出した22年度の有価証券報告書にも掲載されていた。
同社の佐光正義社長は9月16日の会見で「これだけ多額で、理由がはっきりしない個人への貸し付けは問題」と言及、弁護士や同社役員で構成する特別調査委員会を設置した。
井川前会長は創業者である故井川伊勢吉氏の孫で、19年に社長に就任。今年6月には代表権のある会長になったが、問題発覚を受けて9月に辞任している。
世襲だけでのし上がったのかどうかは分かりませんが・・・、趣味がギャンブルってねぇ (o´Д`)=з
『井川意高』でググるとそこには【マカオのカジノ】、【藤原紀香】と言ったワードが多数出てきます。真相のほどは如何に?
50億円以上が使途不明金で散財して遊び歩いていたとは・・・、王子製紙の社長、会長職の報酬で十分に豪遊出来そうなものですが・・・。
企業の私物化も甚だしいですが、貸し付けを決定した財務担当者も同罪の様な気がします。
生けるリアル・バカボンここにあり!
人ってお金があればあるだけ使っちゃう生き物なんでしょうかね?
Posted at 2011/10/17 12:52:17 | |
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報道 | ニュース
2011年10月17日
『レアメタル使わず大容量電池=資源コスト抑え実用化へ―大阪大など』
リチウムイオン電池の原料に不可欠なレアメタル(希少金属)を使わず、大容量バッテリーを開発することに、大阪大の森田靖准教授と大阪市立大の工位武治特任教授の研究グループが成功した。英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に17日、発表した。
携帯電話やノートパソコンに搭載されるリチウムイオン電池は、プラス極内にレアメタルを含む無機性のコバルト酸リチウムを使用するため、レアメタルの高騰に伴いコスト面が問題化している。有機物を代用した例もあるが、電気容量や充電回数の寿命で劣っていた。
研究グループは、プラス極にレアメタルを含まない有機分子「トリオキソトリアンギュレン(TOT)」を使用。有機分子は結合が不安定とされるが、独自の技術でTOTを制御してバッテリーを設計したところ、リチウムイオン電池の1.3~2倍の容量が得られた。
資源の無いこの国が生き残るにはやはり技術革新しかない。昨今、エネルギー資源やその有効利用に注目が集まり、蓄電技術は日々進歩しています。
然しながら、現在主流となっているリチウムイオン電池は原料のレアメタル相場高騰を受け、そのコスト増からなかなか難しい局面を迎えていました。
だったらそれを使用しない新しい技術に取り組むと言う、昔からある日本人の技術力によって低コスト、大容量の新しいバッテリーが近い将来産声を上げようとしています。
これにより、HVやEVがますます身近な存在となり、石油資源に出来るだけ頼らない社会が構築される事を望みます。
先日も電解液に塩(正確には溶融塩)だけを使って小型化できる新しい蓄電池を世界で初めて開発されたと報じられました。
新しい蓄電池はエネルギー密度が高く、不燃性の材料のみで構成している。衝撃による発火の恐れがなく、過充電や電池温度の上昇が要因の熱暴走現象も起きないという。排熱のためのスペースや防火装置が不要になり、高い密度で電池を配置できる。そのため小型化が可能になり、同社の試算では、リチウムイオン電池と同じ容量で体積は半分ですむと言います。
車、家庭、その他でもエネルギー有効活用の為にも、小さく、大きな容量で安い蓄電池がその需要を受け持つ日も近いですね (^_-)-☆
Posted at 2011/10/17 11:05:03 | |
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