マツダファン・エンデュランス 第6戦 岡山・冬ラウンドに参加してきました。
11/23(土)の第1レース、通称?「じゃない」クラスです。
<前置き>
岡山劇場2019の第一幕、MFCTは無事終了しました。
ですが、続く第二幕のマツ耐は穏やかな天候とは裏腹に波乱の展開。
そう、岡山にも魔物が住んでいるのです。。
<黒猫団>
ここ数年の岡山・冬ラウンドでは、MFCTとマツ耐のダブルエントリーが続いています。
ですが、今回はいつもの「薔薇色セダン」でも「爆天デミオ」でもなく、
9月の富士ラウンドに続き、黒猫チョビスケさんの「黒猫団」チームに
ドライバーとして参加させていただくことになりました。
<リベンジ>
個人的に、このラウンドではリベンジを誓っておりまして。
黒猫団様のサポートとして初参加した8月の岡山・夏ラウンドでは、
自分の不手際もありチームをリタイヤにさせてしまったこと。
そして、ドライバーとして黒猫団に初参加した9月の静岡ラウンドでも、
ライバルの人馬一体チームに敗れてしまったこと。
さすがにこのままで終わるわけにはいきません。
走りなれた岡山なら、おそらく他のコースより少しはお役に立てるはず!です。
<前日練習のはずが>
1枠目でmyデミオを走らせた後、2枠目でピットインの練習を兼ねて黒猫号に乗せてもらいました。
前回の富士ではウェットだったこともあって乗りこなせませんでしたが、少し慣れてきたかな?
ピットでご一緒になったのは、2年前の岡山ラウンドで黒猫団と
「コンマ2秒差」という大接戦を制したアプローツ号。
きっと、今回も強力なライバルになるはずです!
のはずが、、、なんと、練習走行後にクラッシュのため出走不可に。(T_T)
幸い、自走可能な状態まで復旧されたようです。
今回は何とも残念な結果になりましたが、また次回、よりパワーアップした姿で
戻ってきてくれるに違いありません。
<予選>
さて、マツ耐当日です。今回は予選も担当しました。
2周目で58秒2が出ましたが、アトウッドを失敗したのでもう1周アタック。
・・・が、ストレートエンドで前車が進路を譲ってくれようと?したタイミングで、
その前の車が1コーナーでハーフスピン!
危うく黄旗追い越しになりそう(というか、なったはず)でしたが、結果は
特におとがめなしだったので、おそらくセーフ?だったのでしょう。
1周クーリングして、再アタック。57秒2で予選終了です。
総合では2番手のタイムになりました。
<ドライバー失踪?>
全体のスケジュールが若干遅れ気味になっていたので、
黒猫さんと少しだけ出展スペースの某ショップへご挨拶に。。
・・・と思いきや、いつのまにかオンスケジュールに戻っていたようです。
危うくスタート進行に遅れそうになりました。(スミマセン)
<表彰式とスタート>
マツ耐決勝とMFCT表彰式が同時にスタート。
自分の表彰が終わった後、同じくマツ耐を走るりゅう2さんとピットへ向けてダッシュです。
前日から好調な黒猫さんにマツ耐のスタートをお任せしたとはいえ、状況が気になります。
<ドライバー交代>
黒猫号は順調に2位を走行中でした。まもなく1回目のドライバー交代です。
ピットアウトで少しエンストしそうになり、冷や汗。。
ですが、その後は順調に走行できました。
ストレートエンドで惰性走行&なるべくブレーキを踏まずにほぼ2分0秒を維持します。
ちょっとペースが速すぎるかな?とも思いましたが、35分ほど担当して
再び黒猫チョビスケさんにハンドルを託します。
<残り45分>
黒猫さんのナイスランで順位は変わらず、2位を維持しています。
3回目のピットインで、最後にもう一度自分が担当する番になりました。
なのですが、、、
<大丈夫かな?>
ピットアウト直後、残りの燃料を確認すると・・・あれ?少ない?
15分のタイムアタックだとちょうど良い残量ですが、この状態で
残り45分を走り切るのは少し厳しいかも。
ピットと相談して、徐々に燃費モードに切り替えます。
最終的には4500回転シフトになり、タイムも2分17秒台まで落ちました。
全く楽しくないパレードラン状態です。マツ耐おそるべし。
3位との差を確認したところ、1周あたり10秒以上も詰められていて、
残り時間から計算すると最後に逆転されてしまいそうとのこと。
しかし、こちらもメーター上ではすでに残り燃料ゼロです。
この状態であと何周できるかなんて、おそらく誰にもわかりません。
厳しい状況ですが、燃料切れでリタイヤだけは避けたい!
ギリギリまでこのペースで粘って・・・
・・・あれ?抜かれる。。
<大丈夫じゃなかった!>
残り時間は約3分ほど。ついに3位のチームが真後ろまで迫ってきました。
さすがに通常のペースに戻して、裏ストレート~ヘアピン~リボルバー、パイパーではほぼ併走。
ここでのサイドバイサイドは初めてでドキドキしましたが、流石はWAGOさん、お上手。
当たらずに済んで本当に良かったです。
<大丈夫になった?!>
パイパーからレッドマンの直線で少し幅寄せされたので、無理をせず一旦後ろに下がりました。
ですが、絶対的な速さは黒猫号の方が上です。Wヘアピンの立ち上がりで、今度はこちらが真後ろに付きます。
おそらく次がファイナルラップ。どこでパスするか?
最終コーナーからのホームストレートで加速勝負か?
などと考えていると、前を行くWAGO号のラインが外に膨らんでいき・・・、
グラベルにリアタイヤが落ちて、最終コーナーでまさかのスピン!
グリーンに出て避けようかと思ったのですが、上手にマシンをコントロール
されているのを確認して、コース内のアウト側ギリギリをパスしました。
(1位のチームが後方を走っていたので)まだ最終ラップか分かりませんが、
さすがにこれで2位は安泰でしょう!
<やっぱり大丈夫じゃなかった!!>
とはいえ、やはり燃料切れ間近の厳しい状況であることに変わりはありません。
アトウッドで1位のマシンに追い抜いてもらい、裏ストレートを緩やかに加速。
すると・・・おや?先ほどスピンしたはずのWAGO号が、またすぐ後ろまで迫っていますよ?
これには本当にびっくりしました。さすがは常勝チーム。
<でも大丈夫!!>
最終的に、2秒3の差でチェッカーを受けました。
本当はもっと優雅にチェッカーを受けたかったのですが、とてもとても
そんな余裕はありませんでしたね。
ピットの皆様にも、ドキドキさせてごめんなさいでした。
でも、楽しかったですよね? ね?
乗っている方も、とてもドキドキしましたよ!
ともあれ、総合2位です!
<ポディウム&表彰式>
終始、和やかな雰囲気で進みました。
ということで、必ずしも順調なことばかりではなかったマツ耐でしたが、
なんとか目標を達成することができました。
黒猫さん&サポートいただいた皆様、ありがとうございました。
<祝勝会にいくぞ!>
ということで、黒猫さん、チーム監督のNZさん、そして
サポートいただいた、まーさん御一行&shimoyaさんで祝勝会です!(^-^)ノ