
今年のル・マンが終わりました。
レースの内容を整理すると長くなりますけど、まずいきなりレース開始後1時間以内にアウディ3号車がフェラーリとの接触で大クラッシュ。乗っていたA.マクニッシュは無事でしたが、かなりのクラッシュ。
その後さらにアウディでは、1号車がまたもフェラーリとの接触でリタイヤと悪い流れが続くことに。
そのためトップ争いはアウディ2号車VSプジョー3台という構図に。
ただアウディ2号車は基本的にペースが速くプジョー勢に対して有利にレースを進めます。そしてプジョー勢でも、2台がラップダウンになり、実質2号車アウディと9号車プジョーの戦いとなります。
レースは数時間を迎えてもタイム差は離れず、途中には雨やクラッシュなど様々なアクシデントが発生。
レースの終盤には、トップ2台の差は僅差になります。ただアウディのほうがペースがよく、見事なペースを披露し続けます。
その結果アウディ2号車が、A.ロッテラーのドライブにより24時間のレースをフィニッシュ。アウディは2年連続の優勝を飾ることに。プジョー9号車は同一ラップと僅差でしたが、及びませんでした。
ガソリンエンジンを搭載したマシンでは、トヨタのエンジンを積むリベリオンがサバイバルレースを勝ち取りました。
LMP2クラスでは、終始日産エンジン車が速さを見せ続けます。しかしスピンやバーストなど様々なトラブルを抱えながらも、グレーヴモータースポーツが優勝。さらに2位には、同じく日産エンジンのシグナテックが入りました。唯一の日本人ドライバーの中野信治選手は、最終ラップにパンクを喫する者のクラス5位で完走しています。
GTE-Proでは、ワークスの激しい戦いが繰り広げられましたが、コルベットの73号車が勝利を収めました。2位には、G.フィジケラもドライブした458フェラーリを走らせるAFコルセでした。
GT-Amでは、Proと同じくコルベットが優勝を飾っています。
情報 LE MANS org
いや~いろんな人が言ってますけどまさにル・マン24時間スプリントレースでしたねw
自分はなんだかんだ言って20時間くらい見てしまったわけですけど、最後まで手を抜けないほどの差でのフィニッシュというのは本当に凄いですね~。
今回はアウディがぼろぼろだったなか、2号車はブノアとロッテラーの2人が本当に素晴らしい走りを見せてくれましたね!ファステストはロッテラーでしたし、朝方のロッテラーは神がかってましたしw
日本でレースしているドライバーがこういう素晴らしい結果を出したことは、とても誇れることだと思いますし、日本のレースもまだ捨てたもんじゃないですね!!
あとエンジンながらトヨタも日産もホンダも揃ってこのル・マンは、見てて飽きませんね。トヨタエンジンは来年搭載車が増えるみたいなんで、トヨタがセミワークス体制で日本人を走らせてほしいなんて思ってますねw
そして中野選手もいきなりの参戦でしたけど、いい走りをしてましたし、最後の最後でパンクという悔しい結果でしたけど、完走出来て本当によかったです!
こんなに長いのにワクワクできるのも凄かったですし、ここに日本メーカーがいると尚面白いこと間違いないですし、是非出てきて欲しいですね!とりえず2号車とフィニッシュした皆さんお疲れ様です。
1 M.ファスラー (LMP1 1st) アウディ R18
B.トレルイエ
A.ロッテラー
2 P.ラミー (LMP1 2nd) プジョー908
S.ブルデー
S.ペジノー
3 F.モンタニー (LMP1 3rd) プジョー908 +2lap
S.サラザン
N.ミナシアン
6 N.ヤニ (LMP1 6th) ローラ-トヨタ +17lap
N.プロスト
J.ブレークモレン
8 K.オジェエ (LMP2 1st) ザイテック-ニッサン +29lap
O.ランボード
T.K.スミス
11 A.グラシア (GTE-Pro 1st) コルベット C6 ZR1 +41lap
T.ミルナー
O.ベレッタ
14 中野信治 (LMP2 5th) OAK ペスカロロ-BMW +42lap
N.デクレム
J.チャローズ
Posted at 2011/06/13 01:17:33 | |
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