鮫カプ@未完成で進行形のブログ一覧

スリッパことRyzen Threadripper 3990Xで組んでみた。
超久々のAMDマシン。メインメモリは128GB
64コア128スレッドL3キャッシュ256MBとスペック上では無敵。
でもね。。。
確かに早いけどないわー。
Adobe系のソフトとは特に相性が悪い。
ベンチ回して自慢する用のCPU。

チック-タック世代でソケット変わるインテルの悪口言えないな。
同じDDR4世代でソケットの互換性がないのがね。。。
DDR5に移行するからまたソケット変わるし。
グラボはRADEON　VIIの出来が悪かったのでNVidiaのRTX　A4000に換装。
RADEON PROだったらましなのか？

Xeon E5 2699v4　2CPU　メインメモリ1TBが現役で動いているので使う用途がなくて困ってます。
こりゃ次期Xeon SPのSapphire Rapidsに期待ですな。

あとAMDはXilinxを買収しましたがNVidiaがarm買収を断念に追い込んだのはフェアじゃないような気がします。
まぁarmのIPを20年間使えることなのでなにかしらの動きはありそうですが。

といえば「良い混合気」・「良い圧縮」・「良い火花」でしたね。
この三要素の一つでもバランスが崩れるとパワーが出ないどころか最悪の場合、エンジンブローに至ります。

まず良い混合気ですが軽四エンジンは自主規制の64馬力という制約があるので吸気効率から見ると純正のインマニの出来はあまりよくありません。
また、ビッグスロットル加工を施してもたしかに数％ほど吸気量が増えますがサージタンクの容量が小さいし充填効率がそもそも悪い（旧規格の軽四エンジンに関してですが）。
最近のインジェクターは霧化性能は良いもののその粒度のついてはほとんど触れられていません。霧化性能がよい＝良い混合気とはならないのです。
むやみにインジェクターの容量を上げたり、追加インジェクター加工は間違ったアプローチです。

次に良い圧縮を得るには圧縮工程の時に給排気バルブがぴったり閉じているか、ピストンとシリンダ－の間がピストンリングとエンジンオイルの油膜で密閉されているかが関係してきます。意外と見落としがちなのがピストンクリアランス。
鋳造と鍛造では熱膨張率が全く違いますので整備書どおりに組んでも調子が悪くなることが多々あります。ここは内燃加工屋さんの技量ですね。
良い圧縮が出来ないと、パワ－不足、エンスト、アイドリング不安定などの原因になります。

最後は良い火花です。
大型タービン交換車を除き純正＋αで十分です。
カプチーノオーナーでしたらF100キット、K100キットを思い浮かべてもらうとキット内容にはタービン、コンピュータ、インジェクター、プラグだけで点火コイルは含まれていません。
純正で十分こと足りていることがわかります。
CDIは原理上コンデンサに電気をためて強い点火エネルギーに変えるため凄まじい点火ノイズが生じます。
この点火ノイズ対策がまた曲者で特にF6Aで純正ベースのコンピュータの場合だと対策が難しいため潔くフルコン制御にするかですね。
少なくともノイズフィルタ回路を組めば済むというレベルではないです。

また、スパークプラグにカーボンが付着したまま走行するとかぶりやすくなるのはもちろんのこと低負荷時はいいのですが高負荷時フラッシオーバによりプラグが破損することがあります。
これは不完全燃焼によりカーボンが焼き切れていないことを意味しており厄介なことに排気温度計やA/F計を追加してもあまり意味がありません。
メーターの数値はあくまで参考値で最後は目視、人の判断です。
きつね色にプラグが焼けていなければどこかに問題があると考えて良さそうです。
どれかが起因してバランスが崩れた時にはほかの二要素あるいは一要素で補うのではなく不調となっている真因を見極めて徹底的に対策することが肝要です。