外付けハードディスク２ＴＢ故障、４ＴＢに復元

ノートＰＣで４年使った2TBの外付けハードディスク（写真右　I-O DATA HDCR-U2.0EK）が認識不能に陥りました。

こいつ中身はSamsung製のHDDなので嫌な予感はしていました。
（韓国Samsung Electronicsのハードディスク駆動装置事業は、米Seagate Technologyに2011年買収されています）



・「ディスクの管理」
状態を確認すると、NTFSだったファイルシステムがRAW（生データ）になってしまい、OS(Windows vista)からディスクが認識できません。


・パーティション復旧ソフト「Test Disk」
軽めのAnalyseモードからはパーティション復旧できず。
ＤＯＳライクの黒い画面が強力そうで不気味、深追いせずデータのバックアップ先とする外付けＨＤＤを用意しました。



・HGST(旧・日立グローバルストレージテクノロジーズ)
　Touro Desk DX3 TV 4000GB Black JP 0S03584
2012年 米ＷＤに買収されましたが今もＨＧＳＴブランドが残る旧・日立製の４ＴＢをチョイス、楽天のJoshinで 16,500円プラス５年保証 825円でした。

最後の記事でもＨＧＳＴの信頼性は今だＮｏ．１のようです。


　　

・データ復元ソフト「Recuva」
以前 Nikon D70でエラーとなったＣＦカードのデータ復元 は芳しくありませんでしたが、バージョンアップされ今回ドンピシャの「未削除のファイルを検索（破損または再フォーマットされたディスク修復用）」スキャンを備え、画像、動画、音声、圧縮、書庫、テキストファイルの９９．９９％以上は引越しできました。

RAWになるとWindowsのチェックディスクもデフラグも実行不能で、血迷って上書きされなかったのが幸いだったか。
日本語ファイル名も保持されフォルダ構成もそのまま復元、２ＴＢで丸二日かかりました。



・HDD/SSD診断ソフト「CrystalDiskInfo」
I-O DATAの健康状態は注意、「代替処理保留中のセクタ数」が黄信号、稼働時間は９７００時間あまりでした。
新しいＨＤＤの中身はHGST HMS5C4040ALE640 でした。


この半年忙し過ぎでＦ１や航空祭の画像は放置状態、バックアップもしておらず久しぶりに稼動させたら壊れちゃいました。



　　Gigazine～HDD4万台以上の運用データが公開され信頼できるハードディスクメーカー
　　　の傾向に変化が生じていることが判明～