グレイちゃん脱走騒動

5月25日（木）深夜、闘病中のグレイちゃんが脱走しました。

避妊手術はしてありますが去年も今年もサカリの症状が出て「アオン、アオン」鳴き続けていました。
この時期体調も崩れています。

これまで２階ベランダから二度脱走しており、柵とトゲトゲで対策していましたが、また脱走してしまいました。
伸びてきた植木にダイブした模様です。



真っ青になり朝まで付近を捜索しましたが行方不明です。



5月26日（金）

奥さんが会社休んで近所の方と捜索、野良猫時代のエリアを中心にご近所さんに声掛けしました。
途中庭にいるとの通報がありましたが近づくと逃げられました。
この日は３回目撃するも逃げられたとのこと。

　　～脱走した部屋飼い猫はパニクっており、例え飼い主でも絶対に近寄ってはいけません～

夜から付近に捜索願いのポスターを貼りながら１時間おきに二人で捜索、全く気配がありません。




5月27日（土）

猫缶をスプーンで叩きながら名前を呼び続けました。

午後２時頃「裏庭から声が聞こえたよ」と教えてもらい、そのお隣さんに挨拶して入らせて頂きました。
外から全く見えない所でよく野良猫が生まれるそうです。

残念ながら空振りでしたが、午後４時その裏庭から通じる南側のお宅の塀の上にグレイちゃんが「ニャーニャー」と大声で叫んでいました。
相当興奮しています。

昨日の失敗がなければ私も抱きかかえに行ったでしょう。
私は2m離れた道路にしゃがみ込み、長くは目線を合わさないように名前を呼び続け、奥さんは餌と捕獲用の洗濯ネットを取りに離れました。
通院や輸液に使うキャリーケースは警戒されるでしょう。

猫缶をいつものお皿に開けて向こうから来るのを待ち続けました。
見つけて１０分くらいでしょうか、ようやく塀から飛び降り餌を食べ始めました。

言葉を掛けながら、喰いが安定するのを待って片手で背中を撫でました。
そして両手で撫でてもう大丈夫というところで両手で抱きかかえ、奥さんの持つ洗濯ネットに収容しました。
連れ帰る途中で少し暴れたので、ネットがなければ逃げられたかもしれません。





皮下輸液をしてシリンジで栄養食を強制給餌し、脱水症状の緩和に努めました。

二日ぶりに我が家に平和が訪れました。
お姉ちゃんがいなくなったキジシロちゃんのメンタルも心配です。


とりあえず有り合わせのワイヤーネットを枠にして、ガーデニング用ネットを張りました。



翌週、ビニール亀甲金網で強度アップしました。



　　＜整備手帳・ベランダ脱走防止ネット＞