
今回のオーストリア旅行では、レンタカーに乗ってみました。予約時は「オペルアストラ相当」でしたが、蓋を開けたらAT指定にしていたからか、より上級のアウディA4アバントが待っていました。支払い等級より上級の車種に乗れるのはレンタカーを借りる時にたまにある幸運ですね。私はこれまで日本で1度、アメリカで1度経験してます。アウディA4アバントはオーストリアのザルツブルクで借りました。
レンタカーで走り出す前に先ず確認が必要なのがヴィニエッテ。これは有料道路パスで、これが無いとオーストリアの有料道路が走れません。貼ってないのが有料道路で見つかると罰金です。

借りた車ではフロントガラスの端に張られていました。Jahres Vignetteという事は年間パスなので、このまま高速道路走っても大丈夫という事です。
レンタカーでの目的地ですが、最初はハルシュタット。オーストリア定番の観光地です。
レンタカーを借りたら、PCR検査を受けに行ったり、シャーフベルク鉄道に寄り道したりしてたので、借りたアウディA4アバントの素性をよく調べている暇が無かったのですが、運転しながらだいたい分かってきました。

これは35TDIのベーシックグレードの様です。2Lディーゼル車ですが、日本に輸入されている車と違いメーターがフルグラフィックではありません。

フルグラフィックメーターじゃ無いので1つ古い型か?と思ったのですが、現行型でした。あとメニューを探したのですがApple CarPlayやAndroid Autoが出来なさそうです。

でも元々Android Autoは期待しておらず最初からスマホのGoogle Map頼りでナビをやる方針でしたので、スマホの取付位置だけ工夫してこの写真のように使いました。スマホのステーはかつて私がアメリカで使っていたものを持参しました。
スマホをカップホルダに置いて日本語音声案内だけ聞いての運転もやってみましたが、ラウンドアバウトも多い欧州では実際の道路形状と地図を見比べないと道を間違えてしまうので、なるべく見やすい位置にスマホが来るように工夫しました。
アウディA4アバントを運転しての第1印象ですが、静かですね。VWゴルフのディーゼルよりも静かでBMWディーゼルくらいかな?日本でこれらの車の試乗経験があるので力強いトルクを期待しましたが、やはり期待通りでした。静かで力強い。追い越し加速も俊敏です。またミッションはツインクラッチのはずですが、ギクシャク感も無く非常にスムーズで上質です。
ただボディは大きいです。ザルツブルクの街中は道が狭く、内輪差で後輪内側を縁石に乗り上げてしまった事も。日本並みに狭い道もあるのに何故欧州車はボディを大きくしちゃうのですかね?
翌日の目的地はドイツのノイシュバンシュタイン城です。ザルツブルクから約220kmで片道約3時間のコースです。

途中ドイツのアウトバーンA8を走ります。早朝出発で闇夜の中を120km/h程度で走ります。アウトバーンと言っても制限速度区域が結構あって120km/hだったりしますし、こちらはアウトバーン初心者なので前走トラックについていくと必然的に120km/h程度のスピードになります。日本の高速道路と違い全然道路照明がありません。怖かったですね。

アウトバーンを外れB472をひたすら西進してコロマン通りまで来るとノイシュバンシュタイン城が見えてきます。

帰りはまた同じ道を戻っていく訳ですが、今度は明るいので行きの時のような怖さはありません。違う気づかいが要るのは、アウトバーンでたまに追い越し車線を爆走していく車への注意です(笑)。ボーっと追い越し車線走ってると追いつかれてライト浴びせられますよ。追い越しが終わったら速やかに走行車線に戻りましょう。
結局アウトバーンでは150km/hくらいまでしかスピードを出しませんでしたが、アウディA4アバントはずーっと静かなままで淡々と安定した乗り心地で走ってくれました。荷物も結構載りますし「なんかいいなぁ、アウディ」と思ってしまったのが正直な感想です。こんな試乗は日本では出来ないので貴重な経験でした。でも日本ではお高いんですよね、アウディA4アバントは...
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2022/08/27 20:37:48