フリードの次の車として、我が家の車庫に収まりそうな1800mm前後の全幅と、大人4人が乗りながら90Lスーツケース3つが載る積載性(SC90Lx3)と、高速道路やワインディング路でも気持ちよく走れる走行性能を求めて、ミニバンタイプでは無くセダンかワゴンで候補車を探しています。
昨年8月から続けているこの特集もやっと最終回です。5回目の前回はゴルフヴァリアントTDIが本命だけど新型プリウスはどうかな?で終わってました。今回はその顛末になります。
新型プリウスは12月21日にトヨタの各営業店舗に価格情報が配信され、商談がスタートしました。私はその前の週から最寄りの店舗に商談開始出来るようになったら教えてくれとお願いしていて、設定された商談日にその店舗に出向きました。
未だ展示車も一般向けカタログも無く、営業用資料を営業さんがパソコンで見ながらの商談です。そこで私が気にしていたのは価格もそうですがラゲッジの広さです。
90Lスーツケース3つの積載性は諦めても2つは載る広さが欲しいのです。私のシトロエンC3だって出来るし、普通のVWゴルフもVDA法で380Lですが2つ載る事はスーツケーステストをVW販売店でやらせてもらって確認済でした。そこでトヨタの営業さんに新型プリウスのラゲッジ容量を確認したところ
370L(スペアタイヤ無しLowデッキの場合)
でした。「え?普通のVWゴルフよりも小さいの?前型プリウスは500L近く無かったっけ?」とびっくり。少なくとも400Lは超えるだろうと予測してたのですが、これくらいの容量だとスーツケーステストをやらないと実際に2つ載るかどうか分かりません。営業用資料によるとラゲッジの縦方向は400mm代しか無いので、2つ載せるとなると1つはバンパー側に横に寝かせて載せて、もう1つは天地方向寸法が稼げる後席シートバック真後ろに長辺下にして立てるような載せ方かと想像しました(横から見て、前 /_ 後の感じ)。でもラゲッジ奥行きは800mmそこそこしかありません。この載せ方ではぎちぎちで載らない可能性高いです(何故なら90Lスーツケースは厚み方向で300mm強、短辺が500mm強あるので)。私はトヨタ店舗内で頭を抱えてしまいました。因みにPHEVのラゲッジはHighデッキタイプしか無く、更に狭いので明らかに却下です。私は商談メモだけ頂いてトヨタ店舗を後にしました。
自宅に帰って冷静に新型プリウスとゴルフヴァリアントを比較したところ、全長も全幅もほぼ同じと分かりました(全長はゴルフヴァリアントが40mm長いだけ)。
大きさがほぼ同じならずっと室内広く荷物も沢山載るゴルフヴァリアントの方がいいじゃん!との結論になり、VWのお店で発注してきました。現状の見積もりは出して頂きましたが、未だ何時車が来るか分からない状態なので、その目途が立ってから再度見積もりを出しますとの事でした。
トヨタが欧州仕様カローラツーリングを日本で販売してたら結論は変わってたと、つくづく思います。欧州仕様は日本仕様より全長が長く、ほぼゴルフヴァリアントと同じ。ラゲッジ容量は日本仕様が392L(少なっ!)に対し欧州仕様は691L!。そしてハイブリッドシステムが新型プリウスと同じ2.0LのM20A-FXSエンジン搭載のシステム最高出力192psなんですよ。何故これを日本市場に導入しないのトヨタさん?オーストリアでもよく見かけましたよカローラツーリングは。たぶんスバルレヴォーグとの競合回避なんだろうなと思ってます。
因みに欧州仕様カローラツーリングを並行輸入する業者もありますが、乗り出し価格が500万円を超えるので、そこまでしては要らないなとも思ってます(笑)
Posted at 2022/12/25 23:13:44 | |
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