今日は何について書こうかと思ったんだけど、レースシーズンも始まり、みん友さんもMyファンさんも、みんカラ徘徊していると自分と同じように本格的に流し撮りに取り組んでいる人などが多く。。。。
自分はまだ今シーズンレース観戦してなくて流し撮りしてないんだけど、無理やり仲間に入りたくて横から口出しするかたちで混ざっちゃいまーす(^^)/
レースの流し撮りって、写真撮影の中でも独特なんですぅ。
モノを撮ったり、人を撮ったり、風景を撮ったりっていうのは、まず定石っていうのがあって、たくさんの写真雑誌やムック本がが出ていて、基本的にはどの本も同じようなことが書いてあります。
でも、レースの流し撮りについての本って、殆ど見たことが無く、あっても写真雑誌の2,3ページ。
つまり、定石が無いんです。
あるのは感性とテクニックだけ~。
で、定石が無いからほとんどの人は我流ですぅ。
だから、自分は我流なんで・・・・なんて―のはハンデにはならないですよ~。
みんな同じ~(^.^)
で、レースの流し撮りが他の写真と圧倒的に違うのは、普通の写真は構図を考えたり影の出方を考えたり、近づいたり離れたり・・・と色々時間をかけてバリエーションも多く選択できるんだけど、レースの写真は、そういう画をかくような撮り方じゃなくて、スナイパーのような撮り方なところが圧倒的に違います。。。と思っています(^.^)
では次に進みます。
自分の好きな流し撮り写真は・・・・・
まず第一に、これは流し撮りに限らずなんだけど、ピントが来てない写真はダメです。
自分は、サーキットで撮ったその直後に、写真チェックでダメな画は躊躇無くどんどんデータ消去していきます。
取り敢えず家に持って帰ってPCでチェックして・・・なんてことはしません(^.^)
第二として、ハイスピードシャッターで撮って、ホイールが全然回っていない写真はダメです。
コース上で停車しているような写真はダメでしょーーーー。
WEBニュースのメディアカメラマンが撮った写真なんかは殆どが正にコレで、下手だなぁ・・・・と思います。
目的が違うんだけどね。メディアは、マシンについているスポンサーロゴもビダーっと撮らないといけないから、あんな写真になっちゃうんだろうけど。。。。
そういう意味ではメディアカメラマンっていう職業につきたくないですぅ。
あと、2輪も同じだね~
コーナリング中にマシンを寝かせている状態をハイスピードシャッターっで撮ってる写真。。
停まってるのに、こんなにマシン寝かせて、なんで倒れないの????マジック????的な違和感アリアリの写真(^^ゞ
では、ここからは核論に入っていきますぅ(^.^)
トップの写真は流し撮りの基本だと思っています。
みんなが想像する流し撮りの写真。
カメラ:EOS7D_MkII
レンズ:EF300mm(フルサイズ換算 480mm)
シャッタースピード優先モード:1/60
これね、意外と難しいんだよ~
ピントが合っているっていうのは絶対条件として・・・
真横の位置で撮るっていうのが、意外と難しいんだ~
ホントの初心者だと、シャッタータイミングが遅れて、ちょっと行きすぎちゃったところをやや後追いで撮るようになったり、ちょっと手前、やや斜め前から撮る感じになっちゃうんだな~(^.^)
真横って高速連写していてもワンポイント(1カット)だけなので、数打ちゃ当たるってわけにもいかなくて、ホントに真横のタイミングの1カットで決めなきゃならないんだ(^^)
サイドウィンドウの上にドライバー名が書かれているんだけど、PCでみてもらえれば、H.ISHIURA とY.TACHIKAWA って書かれているのが分かると思います(^.^)
初心者の人には、まずはこういう写真がしっかりとれるように練習することをお勧めしまーす。
シャッタースピードはもっとはやくて、1/250とか1/125とかから初めていいと思います。
それでも動きは出ると思います。
因みに、ワタクシの嫌いなメディアの人たちの写真は、多分1/500以上のシャッタースピードだと思います。。
次はシャッタースピードについて・・・・
この写真は、トップの赤いマシンの左側、つまり後方の位置から撮った写真です。
わかるかなぁ。
トップの写真はこの写真の右側から撮ったものってことです(^.^)
これは、カメラは同じで、
レンズ:420mm(フルサイズ換算 770mm)
シャッタースピード優先モード:1/160
そう。気が付きましたかぁ?(^.^)
シャッタースピードが速いんですぅ。
ワタクシも、いつもいつも遅いシャッタースピードで流しているわけじゃないんですよ~(^.^)
っていうのもね、このアングルだと、マシンは遠ざかっていくだけなので、シャッター押す瞬間はマシンに合わせてカメラを振る必要が無いんです。
つまり、シャッタースピードを遅くしても背景は流れない。
なので、遅くする意味が無いんです。
遅くすれば、マシンは遠ざかっていくのでピントが甘くなるだけなんですぅ。
で、これも似たような写真に見えますが・・・・
カメラは同じで、
レンズも同じで420mm(フルサイズ換算 770mm)
でも、
シャッタースピード優先モード:1/80
これ、上の白/青のマシンと違って、ちょっと上から撮っているので、カメラを写真上の方から下に振っているんです。
青/白は振っていなかったけど、これは振っている。
そうすると、マシン左の赤/白の縁石に流れがでて、ちょっと向かってくる動きが出てくるでしょ?(^.^)
ちょっとしたアングルの違いと設定で色々変わります。
これだと、シャッタースピードをもっと遅くして1/30とかにしても面白いかもしれません。撮ってないけど(^^ゞ
最後はおまけで2輪の写真です♪
カメラは同じで、
レンズはEF300mm(フルサイズ換算 480mm)
シャッタースピード優先モード:1/60
メットが見えてる2輪やフォーミュラマシンは、メットにピンを合わせるのが良いでしょうね。
定石は無いけれど、それは定石になっているようです(^.^)
メットと背中はバチピンでヒザは縁石に擦るくらい倒して、青と白の縁石と緑の草は流れて・・・・
2輪はフォーミュラに比べてコーナリングスピードが遅いので、簡単だと思います。
2輪は姿勢移動があるから4輪より難しいって言う人もいるけど、コーナリング中は姿勢は決まっちゃうので、ワタクシ的には速い4輪フォーミュラの方が難しいと思ってまーす(^.^)
長文スミマセン。^m^
ではでは。。