
ヤフーのトップページを見ていたら、こんな記事が目に留まった。「
75歳以上ドライバー、『軽』の致死率1・6倍」 年齢と軽規格、何か関係があるのかと思って読んだら、単に軽自動車は事故の衝撃が伝わりやすく、体が弱い高齢者が肋骨などを折る率が高まるからという内容だった。強度的に弱い軽自動車で事故を起こせば、普通車での事故と比べた場合、どの年齢だろうが重傷を負ったり命を落としたりする率は高くなるんじゃないかと思うのだが…。何を言いたいんだろう?
関連する記事というのだろうか、次のようなものもあった。「
地域住民で清掃活動中の2人、軽にはねられ死亡」 地域の清掃活動に参加していた方が、車にはねられて亡くなったという内容だ。本当に気の毒なことなのだが、この記事に「軽にはねられ」という見出しを付ける必然性はあるのだろうか。「車にはねられ」とか、単に「はねられ」ではダメだったのだろうか?
私は軽自動車愛好家というわけではないし、軽の肩をもつつもりもない。しかし、同じ日に同じ新聞社が配信したニュースなので、ちょっと気になった。
尤も個人的には、軽自動車という規格はそろそろ撤廃しても良いのではないかと思っている。車重的にも価格的にも、コンパクトカーと大差なくなってきているのだから。一つ目の記事では「軽乗用車の安全機能の強化が必要」と述べられているが、軽規格というものを維持したままで、今以上に安全性を高めるのはそろそろ無理なのではないかと思うのだ。安全性向上のためには車重が増すだろうし、拡幅も必要となるだろう。動力性能を維持するために出力アップを求める声も増えるだろう。そうなれば、もう既に軽自動車とは呼べないのではないだろうか。いっそ、そういう枷を撤廃した方がスッキリするのではないかと…。
ただ、軽自動車の話をするときに、いつも
「地方で複数の車を所有せざるを得ない家庭の話」になってしまうのも事実。軽規格の継続が求められるのは、実は「維持費が安いこと」の一点でしかないのかも知れない。どうしたものだろうか。複数車両を所有する家庭には、2台目以降の自動車税減免などの措置を取るようになれば、敢えて軽規格に拘らなくてもすむのではないか…って、税収減に繋がるような法改正は絶対ないだろうな。
前出の記事同様、何を言いたいか分からない日記になってしまった。書き添えておくが、軽愛好家の方を云々する気はない。念のため。
Posted at 2018/02/12 19:54:23 | |
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