昨年末に人間ドックに行ったばかりだが、定期健康診断に行ってきた。コロナ対応ということだろうか、受付時間が結構細かく刻まれていて、時間毎の受入人数もかなり絞り込んでいるようだった。私の受付時間は15:00~15:30だったが、私の他には2人ほどいるだけであった。待ち時間はほぼなし。一つの検査が終わったらすぐ次の検査…という感じである。そのこと一点に関して言えば、コロナ禍以前よりもスムーズで有り難くさえ感じられた。ただ、昨日の夕食を食べて以降、水しか飲めない状況(しかも、飲んでいいのは検診の3時間前まで)だったのはかなりキツかったが。
検査が一段落したところで医師の診察。まあ、胸に聴診器をポンポン当てて30秒ほどで終了…だったのだが、問診票でチェックされた「その他の疾病」について担当医が質問してくれたのが全ての始まりw
医「この“その他の疾病”って何?」
私「ああ、病気じゃないのですが、男性型脱毛症で薬の処方を受けてるんです。」
医「何飲んでるの? どれくらい継続してる?」
私「はい、ザガーロっていう薬をかれこれ10か月くらい…。」
医「そうかあ。で、その前は何飲んでたの?」
私「いや、最初っからザガーロっす。」
医「えっ? 遺伝子検査してないの? 頬の裏の粘膜取るとかさ?」
私「いや、してないです。」
医「そうなの? んで、いきなりザガーロ? 高いでしょ、アレ?」
私「ええ、一粒300円です。(グリコみたいだなw)」
医「プロペシアが合う人、ザガーロが合う人とあるから、ちゃんと検査してもらった方がいいよ。」
私「そうなんすか。ザガーロの方が薬効が高いって言われて処方されたんですよ。」
医「どこで処方されたの?」
私「○○です。」
医「ボッてるなあ、それ。
△△とか
□□とか、
◇◇で探してごらん。」
こんなに長いこと医者と話したのは久し振りである。担当医は検診で渡される成人病や生活習慣の注意書きの紙の余白に、海外の同種の薬を購入できるサイト、髪や爪に効くサプリが買えるサイトなどをメモしてくれた。その間、看護師が無言だった(…ってか話長えよオーラ出まくってた)のがちょっと怖かったw
検査を終え、着替えを済ませて検診センターを出たら、ちょうど担当医がタクシーで帰るところだった。
私「今日はありがとうございました。」
医「あ、今ちょっと時間ある?」
私「はい、特に予定はありません。」
医「さっきは待ってる人がいるって聞いてたんで、話が途中になっちゃったんだ。」
私「いや、色々教えていただき、ありがとうございました。来た甲斐がありました。」
医「さっき話した検査キットだけど、通販でも売られているから。2~3週間で結果が来るから、それを持って行ってかかりつけ医で相談してみるといいよ。」
私「そうなんですか。チェックしてみます。」
医「それでどっちの薬が向いているかだけ確認したら、『検討してみます』って帰ってきてもいいんだし。」
私「なるほど。」
医「あと、ミノキシジルタブレットも効果あるよ。サプリと併用してさ。僕も使ったんだよ。」
私「それは信頼性の高い情報っすね。」
医「ま、自己責任ではあるけどね。」
私「…ですよねw」
医「でも、あなたの髪、そんなにヤバい感じしないけどなあ…。」
私「いや、親父と弟の頭がえらいことになっちゃってるんでw」
医「とにかく、今はネットでいろいろあるから、調べてご覧。」
実にフレンドリーな感じの人だった。見た目、40代後半くらいと思っていたのだが、62歳と聞いて驚いた。よくある通販CMみたいなノリで「え~、見えませんよ~。」って言ったところ、自分の頭髪を指して、「そりゃ、僕も頑張ってるからねw」とのこと。同志ってことで、親身になってくれたのかも知れない。
まあ、保守的と言うか臆病な私である。いきなり通販で個人輸入ってのはちょっとビビってしまうが、取り敢えずサプリから始めてみようかなと思う今日この頃である。
Posted at 2021/07/26 20:50:24 | |
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