タイミングベルト交換 その6
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
いよいよ、クランクプーリーを外していきます。
クランクプーリーの形状ですが、2.5GTでもMTとATで形状が異なります。
MTモデルはボルト座面周辺しか凹んでおらず、プーリー前面の平らな面が広いのに対し、ATモデルはボルトから離れたところまで広く凹んでいます。
(MTモデルは、部品番号12305aa252で画像検索してみて下さい)
プーリーの中心のボルトを緩めるためには、クランクプーリーが回らないように固定した上で緩める必要があります。
MT、ATいずれのプーリーにも4つ穴が開いており、ここに特殊工具のピンを引っ掛けて固定できるようになっています。
安価に売っているクランクプーリー固定用のレンチとして、ボルトを利用したものもあります。ただ、この窪みの分だけボルトのかかりが根本から遠くなるので、クランクシャフトのボルトが緩む前に破損してしまう可能性もあるのではないかと思います。
一方で、スピンナハンドルを接続して使用するクランクプーリーホールドプレート(アストロプロダクト等)もありますが、プーリーにねじ穴が切ってないのでプレート側のボルトを固定できません。そういう意味では、上記の安価なレンチよりさらに破損などの危険性があるかもしれません。
2
で、結局急がば回れとのことで、SSTを使うことにしました。
当初純正のレンチをモノタロウで購入しようとしましたが、長期欠品でキャンセルに。
仕方がないので、JTCのA1093を購入しました。
(詳しくはパーツレビューをご覧下さい)
※A1149はMT用品番なので、間違えないよう注意です。
12305aa242にはジャストフィットで、レンチ側の4本のピンがプーリーをしっかりと捕まえます。
2万円近くしますし、DIYによる経費節減の効果がかなり薄れますが、得られる安心感は大きいです。
3
プーリーの中心のボルトは22ミリです。
SSTの深さの分、ボルトが奥になるので、ディープソケットを用意しました。
ストレート製のインパクトレンチ用ソケットです。
(FLAGシリーズは永久保証なので、破損したら交換してもらえるとか)
理由は硬そうなので…
これを60cmのスピンナハンドルに装着し、当初両腕にレンチを持ち緩めようとしましたが、スピンナハンドルがしなるだけで緩む気配がない…
ラスペネも吹いてみましたが、変化なし。
明らかに腕力が足りません。
4
ここで、MT乗りの皆さんが、レンチの柄を地面に引っ掛けてクランキングでボルトを外すという話を思い出しました。
ただしその方法は使わず、地面に付けるのはSSTの柄の方です。
グリップ部分の樹脂を外して、ゴムシート(5mm)を2重に重ねて、地面との間に挟みました。
そして、しなるスピンナハンドルに力を込めていくと、なんとか緩みました。
できれば太めのものか、もっと長いスピンナハンドルのほうが安心かな…
5
中心のボルトが外れたら、クランクプーリーを手前に抜けば外れますが、固着がひどい場合はプーラーなどの工具が必要かかもしれません。
先述のラスペネのおかげか、多少カタカタ揺らしたら抜くことができました。
6
あとは、ベルトカバーを留めているボルトを外せば、フロントタイミングベルトカバーが外れます。
留めているボルトは8本、サイズは全て10mmです。
ただ、左下1本だけボルト形状が違います。(黄丸)
また、赤丸はウォーターホースが邪魔になるのと、奥まった場所にあるので、ディープソケットやエクステンションなど工夫が必要かと思います。
(ベルトが紫ですが、見なかったことにして下さい)
7
赤丸2箇所を拡大してみました。
向かって右側は、ホースを避けるために、ディープソケットにエクステンションをつけていますが、長めのエクステンションでもいけるかと思います。
一方向かって左側は、ホースが真っ正面にある(ホースでなく、金属配管が邪魔をしている)ので、ウォブルエクステンションで逃げてボルトにアクセスしています。
ボルトが全部外れたら、カバーを手前に引き抜きますが、一つ前の写真の黄丸の周辺が、他の箇所よりしっかりはまっている感じなので、乱暴に引き抜かずに探りながら抜いたほうが良いと思います。
(この部分だけ、カバーがパッキンを挟まずに留まっているからでしょうか?)
8
やっとタイミングベルトが全て見えました。
次回はアイドラプーリなどを外して、ベルトを外していきます。
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